前回、エバポレータ―の交換作業の
お話しをしたのですが、どんな部品?ですよね。
今回は取り外した部品を少し分解して
写真を撮ってみました。
上の写真がヒーターボックス本体ですが
真ん中部分に金属部品が見えます。
これがエバポレーターです。
この部品よりエアコンガスが漏れておりました。
緑色の液体は、以前に漏れ箇所を発見する為に
エアコン回路内に注入しておいた、蛍光剤です。
この金属の中にエアコンのガスが流れ
この金属自体が凍る位に冷える事により
冷たい部屋ができます。
その部屋に扇風機で風を発生させると
冷たい風が室内へ送られるという仕組みです。
エアコンガスが少なくなると
この金属が冷えなくなるので、部屋が冷えず
風がぬるくなってしまう訳です。
暖かい部屋を作るヒーターはと言うと
同じ様な金属の部品の中に
エアコンガスではなく、エンジンを冷やす為の
冷却水が流れ、金属が熱々になる事で
暑い部屋ができる仕組みです。
なのでエンジンが温まり、冷却水の温度が
高くなるまでは、暖かい風が出ないのは
この理由です。
今回はこれにて!!