愛称 |
ルガノ君 |
車種 |
406クーペ |
年式 |
2000 |
色 |
グリーン・ルガノグリーン |
ボディタイプ |
クーペ |
この度、縁あって406クーペを譲って頂くことになりました。
2000年式、いわゆるスモールマウスと呼ばれる前期型のD8です。
王道のルガノグリーンのボディカラーにアプリコットのレザーシート。自分がちょうど3歳になりたての時に製造されたクルマ。
一応エンジンや型式はD8ですが、サイドウィンカーがオレンジではなくホワイトで、メーター、エアコンパネルやそのスイッチ、ハザードスイッチなど部分的にマイナーチェンジ後のD9のパーツが混在している珍しい仕様で、ギリギリD9以降前の生産分のようです。
それにしても名門ピニンファリーナの巨匠、故ダビデ・アルカンジェリによる素晴らしいプロポーションと入念な造形とデザインは本当に美しいの一言です。発表当時から世界でもっとも美しいクルマと評され、デザインしたダビデ・アルカンジェリさんの人生の中でも最も惜しみない時間と手間をかけてデザインを煮詰めたり、最終設計や生産段階に移ってからもクルマに張り付いていたとのことで納得です。
走行10万キロ超とは思えないくらい走りも生き生きとしています。
シートのヤレや汚れ、ダッシュボードの割れもあまり見当たりません。
実は406は僕にとって縁のあるというかエピソードのあるクルマで、保育園くらいの頃に初めて興味を持ったフランス車も406でした。たまたま見た映画「TAXi」で、ダニエルが駆る白の406セダンが大活躍しているのを見て大好きになったのがきっかけ。まさかその頃は初めてのクルマも406クーペになるとは思ってもいませんでした。
記録簿を見ても、歴代オーナーの皆さんが大事にされてきたようで、前オーナーさんにも両親にも大変お世話になりました。
早速鬼門のイグニッションコイルや部品の高さにビビってますが世界一美しいクーペ、頑張って大事にしたいと思います。
まだまだ分からないことばかりですし406クーペやプジョー乗りの皆様、常識や気をつけるべきところなども教えて頂ければ幸いです。
2014.03.23 112,993km〜