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アルファロメオMitoでトリノ~ミラノをドライブした時の記録を綴ります。
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スタンゲリーニの博物館を出て、モデナ初日のホテルに向かう途中のこと。

イタリアの田舎道はこういう、1本道が延々と続くような道が多い。
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1車線しか無いと、当然イタリアにも速い車遅い車が居る。

後ろに速い車が来た場合、イタリア人は前の車を必ずといっていい確率で対向車線に躍り出て追い抜いていく。

でも僕はさすがに異国の地での初ドライブで追い抜く気にはなれず、遅い車が前に居ても我慢して後ろを走っていた。

そうすると、僕の後ろに車が並ぶ訳だ。でも平気で2台抜きをやっていくのがイタリア人。

だからこそ、逆に交通の妨げにならずに済んでいた。その時までは。




その時、僕の前には巨大なトラックが走っていた。

つづく。
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ランボルギーニ見学の途中ですが、ここでもクイズ?です。
この上に見えるトラックのコンテナの中に入ってるものはなんだと思います?

ランボルギーニの敷地内を最大望遠で撮った写真です。
僕にはアレに見えるのですが、、、いろんな推察も含めて、みなさんお答えをどうぞ!
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ヒント:世界限定900台。



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その後、太田さんの運転で、太田さんの友人宅に向かったのだけれど、ここから番組がガラっと変わったかのように、

「トリノで~、熱狂的なアルフィスタが~、ベッベさん一家と~ベンベヌート~」(下條アトム風)という声がどこからか聞こえて来るほどに家庭的な雰囲気120%のベッベさんご一家をご紹介いただいた。

マンマから「Hai fame? Hai fame?(お腹すいた?)」と聞かれ、たしかにお昼を食べてないので「Ho fame!」と答えたら(いや、太田さんに日本語で言ったな、、、)

プロシュートやらパルミジャーノレッジャーノやらワインやらパンやら出てくるわ出てくるわでいきなりイタリアの家庭的なおもてなしを受けて緊張するやらビックリするやら嬉しいやら。

後で聞いたら太田さんの演出(普通のツアーでは経験の出来ないようなイタリアの家庭を、という)だったらしい。なんて素敵なおもてなしなんでしょう!

美味しい生ハムをモリモリほうばりつつ、ベッベさんに今回の旅の行程、そしてトリノでユヴェントスの試合を見ることなどを言ったら、「Si, Sta Sera!(おー今晩の試合ね)」と変なことを言う。

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リンゴットに停まっていたユヴェントスのチームバス。なんと選手も一緒のホテルだった。エレベーターも一緒になって、マスコミにも一緒に囲まれたけど、「あのジャポネーゼは何者?」って思われただろうか?


試合は明日の筈なので、「No,Domani!Domani!(明日の日曜日だよ)」と訂正したら、やっぱりスタセーラ(今晩だよ)と言う。

そこでよくよくチケットの予約プリントを見たら、、、、なんと今日の20:45からキックオフって書いてあるではないか。

夜はお知り合いからの紹介で、トリノに住むイタリア人と会食の予定が入っていたのでダブルブッキングになってしまった。

でも、旅は一期一会。ユーベの試合はまたいつか見られるさ、と思い直して、試合はキャンセル。

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これもベッベさんたちと話をたくさんしたから判明したのであって、とりあえずチケット屋さんにも連絡して迷惑をかけずに済んで、結果オーライ。(チケット代は先払いだっからから戻ってこなかったけれども。)

その後、ミラフィオーリモーターヴィレッジ(※4)に太田さんの運転で(もうすっかり助手席が定位置:笑)行き、レアなグッズを買いまくってホテルに帰着。

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限定モデル500Diesel。これほっすぃー。


夜はイタリア人:ルイージさんと会食。

目印にCORSO MARCHE 38とプリントしたTシャツ(※5)を着て待ち合わせをした。(そんなことしなくても、日本人は僕だけしかいなかったから、全然問題なかったんだけど。)

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イタリアの車間距離。これ、信号待ち。前は156SWで、後ろは旧型500 見ているこっちが冷や冷やする。

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ルイージさん行きつけのリストランテに連れて行ってもらい、バーニャカウダ、パスタ、お肉料理、ワイン、グラッパ、デザートと、本当にお腹いっぱいのコースをご馳走になった。


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当然、地元の人が来るお店なので日本人は僕一人。そうそう、こういうところに来たかったんだ。

ベッベさんのマンマに薦められるがまま食べていたから、まだお腹があまり空いていなくて大食漢の本領を発揮するまでには至らなかったのが残念だったけれども、

本当に美味しかったし、ここでギブアップしたらジャポネーゼの男の名がすたる、と思ってコースの全てを平らげたら、大層喜んでくださった。やっぱりどの世界でも食いっぷりが良いと歓迎されるものらしい。


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ルイージさんはイメージするイタリア人とは違いとても穏やかで物腰の柔らかい、常に笑顔を絶やさない紳士的な方だった。日本語は殆ど話せず、僕も片言のイタリア語と英語のチャンポンだったけど、

そこは人類みな兄弟、なんとか通じ合えるもので、かなり盛り上がって、車の話、仕事の話、日本の話など、話が尽きることは無かった。

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3ヶ月後に仕事で来日すると言うルイージさんと日本での再会を約束して、23時頃ホテルへ帰着。長旅と緊張と刺激的な出来事ばかりでさすがに疲れていて、ベッドに横たわった瞬間に深い眠りに落ちていた。




Mitoで旅するTorino~Milano特別編 おわり。 (次回からは旅の続きに戻ります。まだまだお付き合いください!)

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ルイージさんに連れて行ってもらったトリノのリストレンテ「Pautasso」夜も9時を回ると地元のファミリーや友達同士などで大盛況の家庭的な雰囲気のお店だった。マンマの人形が目印だ。

※4 アルファロメオ、フィアット、ランチアの全ての車種が買えてしまう巨大な直営ショールーム。グッズ売り場やカフェなどを併設しており、総面積はサッカー場14個分の広さに相当する7万平方メートルもある。
http://www.mirafiorimotorvillage.it/

※5 かつてアバルト(Abarth )の会社が存在していた番地をプリントしたTシャツ。イタリア自動車雑貨店で購入。
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◆1日目・・・始まりの地、トリノの洗礼

すんなりとはいかないと思っていたけれど、やっぱりいきなりイタリアの洗礼を受けた。

何のアナウンスも無く、トリノ行きのアリタリア便が2時間以上出発が遅れて、やっと着いたのがお昼の13時過ぎ。

いきなり予定が狂ったと文句を垂れながらも、これぞイタリアだねと、何故かニヤッとする自分もいたりする。

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到着ロビーに着くと、そこにはもう太田さん(※1)が待ち構えていた。  

初対面の太田さんの印象はイタリア人と間違えるくらいオシャレなイデタチで、サングラスがビシっと決まっていて、

独特の覇気をお持ちだった。さすがはイタリアでお仕事されてる人だなと妙に納得。

話してみるととても気さくな方で、案内所へ連れていってもらったり、そこでレンタカーのカウンターの場所などを流暢なイタリア語でいろいろと聞いてくださった。

そして、教えてもらったレンタカーのカウンターに行ってみると、、、Chiuso(Close)の看板が掲げてあった。

そうだ、イタリアには長い昼休みというものがあるんだった。いつ開くんだろう、そもそも再開するんだろうか、2時間遅れでキャンセル扱いされてはいないだろうか、という不安を感じながらも、太田さんとお話しつつ待つこと30分。窓口が再開した。ふぅ~。

日本を旅立つ前、知り合いに「イタリアでは車種指定で予約しておいても希望のクルマは来ないよ」と散々脅されていたので、かなり不安だったけれど、無事に希望通りAlfaRomeoMitoをレンタルすることが出来た。日本では当たり前のようなことをイタリアの地で出来ると、それだけで奇跡のように嬉しく思えるから不思議だ。

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借りたのはディーゼルエンジンのアルファロメオMito 1.6 JTD16v Turbo Diesel。ガンメタのボディーは日本未入荷色で、Mitoのグラマラスな曲線がより強調されてかなり括弧いい。しかもかねてからアルファロメオのディーゼルエンジンを運転してみたかったので、好都合だ。これは幸先いいスタートだ。
(予定が3時間以上遅れたのは想定内の出来事で、予約していた車が当たり前に目の前にあるのにツイてると思えるあたりが、もう脳内イタリア色といったところか。)


その後、太田さんのアウディの後を追っかけてトリノ市内へと向かう。海外ドライブ初体験でいきなりのプチツーリングに心臓バクバク、でもちょっとワクワク。

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慣れない左ハンドルのミッションに苦しみ、ギクシャクと不自然な挙動になりながらも必死に喰らいついて行く。

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「すげえ!!なんだかすげえ!!イタリアを初ドライブでいきなり高速道路走ってる!」「うわ!街中に入った!見渡す限り、めっちゃ素敵な町並みやん!」

なんて、頭の片隅でかすかに思いながらも、目の前のアウディに喰らいついていくだけで精一杯。

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イタリアを運転してまず感じたことは、日本よりもアベレージスピードが速いこと。そこいらのおばちゃんが旧型パンダでブっ飛ばしていくサマはカッコ良すぎる。

その流れに乗りながら太田さんから離れないように頑張って運転するのだが、ディーゼルエンジン特有のパワーバンドの狭さに手こずり、なかなかMitoが前に進まない。

そこでMitoのDNAシステム(※2)の「D」レンジに入れてみる。すると全く別物のようにエンジンの吹け、トルク、パワーが出るようになり、俄然スムーズに追いつくことができるようになった。

それでも途中、イタリアの乱暴な運転の前に3度ほど「ああ、ぶつかる!」って思うような場面があったのだが、ギリギリ奇跡的に避けることが出来て、なんとか無傷でリンゴットホテル(※3)に到着。超刺激的なイタリア初ドライブを満喫(?)したのだった。

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リンゴットホテルはかつてFIATの工場だったとは思えない程、洗練されたデザインの建物だった。

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チェックインして入った部屋は、一人で使うには持て余すくらいの広さと、白と黒を基調としたモダンなデザインの内装となっており、それはもう本当に素敵な空間だった。

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Mitoで旅するTorino~Milano特別編 3 へつづく。

 
※1 イタリア自動車雑貨店のオーナー。たまたま僕のカーくるブログを見た太田さんが親切にも声を掛けていただき、今回の旅では本当にお世話になりました。
イタリア自動車雑貨店
http://www.italiazakka.co.jp/

※2 スポーツドライビングに最適化された「ダイナミック(D)」、市街地走行用の「ノーマル(N)」、滑りやすい状況下でのコントロール性能を向上させる「オールウェザー(A)」の3タイプから、ドライバーが任意に選択することができるAlfaMitoに採用された統合制御システム。

※3 、元はFIATの工場だった廃屋を関空の建築などを手掛けたイタリア・ジェノバ出身の建築家レンゾ・ピアノがリノベーションを手掛けた建築物。
広大な旧工場内には、見本市会場、コンサートホール、ショッピングセンター、トリノ工科大学、そして、ホテルにと華麗な変身をしました。
イタ車好き、建築好きには堪らないホテルです。

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プロフィール
とぐさん
とぐさん
イタリア車のアルファロメオ好きが高じてイタリア好きになってしまったtogと申しますヌヴォラブルーのアルファロメオだけのオーナーズクラブ「全国ヌヴォラ党」の幹事をやっております。自分の車、アルファロメオ...
本になりました
Mitoで旅するTorino~Milano電子書籍
315円(税込)
アルファロメオMitoでトリノやミラノほか、イタリア各都市をドライブした時のフォトエッセイ。 道中に撮った約6000枚の中から厳選した写真や、イタリア車好きには堪らない数々の訪問先のレポートなど、写真集、エッセイ、ガイド、ホテル情報、グルメ情報、ドライブルート図から訪問先の予約方法まで、様々なエッセンスが一冊にギュッと詰まった、新感覚の『フォト・ブログ・ガイドブック』です。これからイタリアを車で旅行したいという人にも大変参考になる内容となっています。

※電子書籍ですのでダウンロードで購入するものです。

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