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 ユニルオパールには旧車向けの鉱物油もあります。

エンジンオイル
MOTOR VX 20W-50
MOTOR VS 15W-40
MOTOR HP4D SAE30、SAE40、SAE50(シングルグレード)

ギアオイル
GEAR MULTIBOX 75W-80
GEAR EP 80W-90
GEAR EP 80W(シングルグレード)

ATF
MATIC D(DX2)
MATIC G(FORD Type-F、Type-G)

 

以前お客様よりこんな問い合わせを頂きました。
「ボルボP1800の電磁式オーバードライブの作動油ありますか?」

20180802_072801279_iOS - コピー

 

問合せの意味もわからず・・・・
調べました。

ありました。

 

作動油はシングルグレードSAE30のエンジンオイルでした。

2020-04-09 (2)

P1800使用オイルは下記の通りでした

エンジンオイル シングルグレードSAE30
ギアオイル シングルグレード80W
オーバードライブ作動油 シングルグレードSAE30
ステアリングフルード シングルグレード80Wギアオイル
3速AT用ATF  MATIC G

 

旧車・クラシックカー向けのオイルのお問い合わせにも全力で対応させて頂きます。

 

旧車のオイル選択で特に気を付けることと言えば、漏れの少ない鉱物油を選ぶことと、ギアのシンクロのを痛めないGL-4を使用することです。

http://unilopal.jp/blog/archives/2781

ギアの入りが悪いからと言ってGL-5を使用するとシンクロを痛める可能性が高いですので十分にご注意ください。

 

ユニルオパールには鉱物油のエンジンオイルが同粘度でも3~4種類あります。
その中で一番良い物のみを輸入していますので、品質に間違いありません!

MOTOR VX 20W-50はローバーミニのマニュアル車でも使用して頂いた実績は多く、ギアの入りが良いと好評です!

 

Unil opalのオイルはすべて欧州産のベースオイルが使用され、100%フランスで生産されています。欧州産パラフィン系の上質な鉱物油と旧車の相性はバッチリです!

 

旧車に大事に乗られているオーナーさん、是非Unil opalの鉱物油をご検討頂けると幸いです。

2020年4月10日 08:49  | 商品情報





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 ユニルオパールには旧車向けの鉱物油もあります。

エンジンオイル
MOTOR VX 20W-50
MOTOR VS 15W-40
MOTOR HP4D SAE30、SAE40、SAE50(シングルグレード)

ギアオイル
GEAR MULTIBOX 75W-80
GEAR EP 80W-90
GEAR EP 80W(シングルグレード)

ATF
MATIC D(DX2)
MATIC G(FORD Type-F、Type-G)

 

以前お客様よりこんな問い合わせを頂きました。
「ボルボP1800の電磁式オーバードライブの作動油ありますか?」

20180802_072801279_iOS - コピー

 

問合せの意味もわからず・・・・
調べました。

ありました。

 

作動油はシングルグレードSAE30のエンジンオイルでした。

2020-04-09 (2)

P1800使用オイルは下記の通りでした

エンジンオイル シングルグレードSAE30
ギアオイル シングルグレード80W
オーバードライブ作動油 シングルグレードSAE30
ステアリングフルード シングルグレード80Wギアオイル
3速AT用ATF  MATIC G

 

旧車・クラシックカー向けのオイルのお問い合わせにも全力で対応させて頂きます。

 

旧車のオイル選択で特に気を付けることと言えば、漏れの少ない鉱物油を選ぶことと、ギアのシンクロのを痛めないGL-4を使用することです。

http://unilopal.jp/blog/archives/2781

ギアの入りが悪いからと言ってGL-5を使用するとシンクロを痛める可能性が高いですので十分にご注意ください。

 

ユニルオパールには鉱物油のエンジンオイルが同粘度でも3~4種類あります。
その中で一番良い物のみを輸入していますので、品質に間違いありません!

MOTOR VX 20W-50はローバーミニのマニュアル車でも使用して頂いた実績は多く、ギアの入りが良いと好評です!

 

Unil opalのオイルはすべて欧州産のベースオイルが使用され、100%フランスで生産されています。欧州産パラフィン系の上質な鉱物油と旧車の相性はバッチリです!

 

旧車に大事に乗られているオーナーさん、是非Unil opalの鉱物油をご検討頂けると幸いです。






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 LSPIってご存知でしょうか?

Low Speed Pre Ignition=低速早期着火

直噴エンジンで見られる問題で、先日ACEA新規格についての記事で少しふれました。

http://unilopal.jp/blog/archives/4092

 

エンジンオイル内に含まれるカルシウム分が燃焼室内で熱を持ち自然着火することで通常の点火タイミングよりも早期に爆発を起こし不完全燃焼やノッキングを起こします。直噴エンジンのカーボン発生の一つの要因であると言われています。

 

エンジンオイルがシリンダ壁面とピストン・ピストンリングの間で潤滑・清浄・密閉等の働きをしていますが、シリンダ壁面にあるエンジンオイルを直噴エンジンが高圧で燃料を噴射することで燃焼室内に気化または油滴として流れ込み、燃焼室内で空気と共に圧縮されることでカルシウム分が火種として着火を促します。

 

エンジンオイル内のカルシウム分といえば主に清浄分散剤として使用される成分として含まれます。

カルシウム分を使用しなければいいのですが、そう簡単にはいかない様です。

 

以前はCaスルホネートという清浄分散剤が主流でしたが、ディーゼルエンジンや最近のガソリンエンジンではエンジンオイルに含まれる硫黄分がDPFなどの排気フィルターを詰まらせたり劣化させる原因になっていたため使用が制限され、

Caサリシレートという清浄分散剤が使用されるようになりました。
Unil opalのオイルは内容成分を公表していないため何を使用しているかは不明なので、一般的な流れと個人的な見解で書いています。

今回LSPI対応オイルにCa成分を制限されることになれば、また新たな清浄分散剤を使用する必要があります。

色々調べてみるとMgスルホネートを使用、という記事が多いですが、
Mgスルホネートも硫黄分を使用しているため、ACEA C規格取得は難しそうです。

 

 

 

Unil opalからもLSPI対応オイルが数種類リリースされました。
MILLENIUM4

OPALJET MILLENIUM4
5W-30
プジョー・シトロエンのメーカー承認を取得したMILLENIUM3の後継として
1.2Lや1.6L直噴エンジン向けのLSPI対応オイル。
ACEA C2規格取得でPSAディーゼル車にも使用可能です。

 

LONGLIFE DEX 1,2 FE 5W30

OPALJET LONGLIFE DEX 1.2FE
5W-30
LONGLIFE3の後継でドイツ車やアメリカ車の直噴エンジン向け商品です。
GM,FORDのメーカー承認とILSAC GF-5取得です。
APIの新規格にも対応していくと思われます。

 

OPALJET FE GF-5
0W-20

スミマセン、写真はありません。
一部のアメリカ車と日本車の直噴エンジン向け商品です。
クライスラー、フォード、GMのメーカー承認とILSAC GF-5に対応しています。
MIDSAPSのためACEA C規格には非対応ですが、API新規格には対応する見込みです。

 

 

LSPI対応オイルについては2015年あたりから言われていますが、ACEA C規格、API規格に盛り込まれることが決まっているため各社対応してくると思います。

 

価格・納期等はご連絡頂ければお答えいたします。

2020年4月10日 08:48  | 商品情報





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 LSPIってご存知でしょうか?

Low Speed Pre Ignition=低速早期着火

直噴エンジンで見られる問題で、先日ACEA新規格についての記事で少しふれました。

http://unilopal.jp/blog/archives/4092

 

エンジンオイル内に含まれるカルシウム分が燃焼室内で熱を持ち自然着火することで通常の点火タイミングよりも早期に爆発を起こし不完全燃焼やノッキングを起こします。直噴エンジンのカーボン発生の一つの要因であると言われています。

 

エンジンオイルがシリンダ壁面とピストン・ピストンリングの間で潤滑・清浄・密閉等の働きをしていますが、シリンダ壁面にあるエンジンオイルを直噴エンジンが高圧で燃料を噴射することで燃焼室内に気化または油滴として流れ込み、燃焼室内で空気と共に圧縮されることでカルシウム分が火種として着火を促します。

 

エンジンオイル内のカルシウム分といえば主に清浄分散剤として使用される成分として含まれます。

カルシウム分を使用しなければいいのですが、そう簡単にはいかない様です。

 

以前はCaスルホネートという清浄分散剤が主流でしたが、ディーゼルエンジンや最近のガソリンエンジンではエンジンオイルに含まれる硫黄分がDPFなどの排気フィルターを詰まらせたり劣化させる原因になっていたため使用が制限され、

Caサリシレートという清浄分散剤が使用されるようになりました。
Unil opalのオイルは内容成分を公表していないため何を使用しているかは不明なので、一般的な流れと個人的な見解で書いています。

今回LSPI対応オイルにCa成分を制限されることになれば、また新たな清浄分散剤を使用する必要があります。

色々調べてみるとMgスルホネートを使用、という記事が多いですが、
Mgスルホネートも硫黄分を使用しているため、ACEA C規格取得は難しそうです。

 

 

 

Unil opalからもLSPI対応オイルが数種類リリースされました。
MILLENIUM4

OPALJET MILLENIUM4
5W-30
プジョー・シトロエンのメーカー承認を取得したMILLENIUM3の後継として
1.2Lや1.6L直噴エンジン向けのLSPI対応オイル。
ACEA C2規格取得でPSAディーゼル車にも使用可能です。

 

LONGLIFE DEX 1,2 FE 5W30

OPALJET LONGLIFE DEX 1.2FE
5W-30
LONGLIFE3の後継でドイツ車やアメリカ車の直噴エンジン向け商品です。
GM,FORDのメーカー承認とILSAC GF-5取得です。
APIの新規格にも対応していくと思われます。

 

OPALJET FE GF-5
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スミマセン、写真はありません。
一部のアメリカ車と日本車の直噴エンジン向け商品です。
クライスラー、フォード、GMのメーカー承認とILSAC GF-5に対応しています。
MIDSAPSのためACEA C規格には非対応ですが、API新規格には対応する見込みです。

 

 

LSPI対応オイルについては2015年あたりから言われていますが、ACEA C規格、API規格に盛り込まれることが決まっているため各社対応してくると思います。

 

価格・納期等はご連絡頂ければお答えいたします。






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 Unil opalとは?

 

 

1993年にUnil社とopal社の合併によりできたブランドで、
Unilから数えると今年60周年を迎えます。

本社はフランスのSaumur(ソミュール)というところにあります。

DSC_0060

ロワール川沿いの静かな小さな町です。

 

自動車用、大型トラック用、建設機械用、農機用、マリン用、工業機械用等
幅広いラインナップのオイル・グリースがあり、400アイテム以上の商品を持つと同時に、毎年100種以上の新商品開発をしているそうです。

 

DSC_0078DSC_0132

 

自動車用ではエンジンオイル、ギアオイル、ATF、DCTF、パワステフルード、ブレーキフルード、クーラント、LHM、LDS、各種添加剤等、非常に幅広い商品をラインナップしています。

オイルは欧州産のベースオイルを使用し100%フランスで製造されています。

世界70か国以上に輸出され、日本では2014年7月に輸入・販売を開始しました。

 

フランス本国ではレースのスポンサーを一切やらず、量販店に卸さないということで、一般の方への知名度はあまりない様ですが、輸入を開始した2014年当時はアフターマーケットのシェアNo.1ということで、非常に売れているオイルの様です。

主に整備工場・ディーラー等へ卸しているため、プロフェッショナルのオイルとして認識されています。

 

プジョー・シトロエン・ルノー・VW・BMW・メルセデスベンツ・ポルシェ・ボルボ・フォード・GM等々、各種メーカー承認を取得し、安心して使用できる高品質なオイルです。

 

DSC_0270DSC_0341

 

今後はUnil opalの各オイルや使用例等の紹介もできればと思います。

2020年4月8日 09:52  | 商品情報





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 Unil opalとは?

 

 

1993年にUnil社とopal社の合併によりできたブランドで、
Unilから数えると今年60周年を迎えます。

本社はフランスのSaumur(ソミュール)というところにあります。

DSC_0060

ロワール川沿いの静かな小さな町です。

 

自動車用、大型トラック用、建設機械用、農機用、マリン用、工業機械用等
幅広いラインナップのオイル・グリースがあり、400アイテム以上の商品を持つと同時に、毎年100種以上の新商品開発をしているそうです。

 

DSC_0078DSC_0132

 

自動車用ではエンジンオイル、ギアオイル、ATF、DCTF、パワステフルード、ブレーキフルード、クーラント、LHM、LDS、各種添加剤等、非常に幅広い商品をラインナップしています。

オイルは欧州産のベースオイルを使用し100%フランスで製造されています。

世界70か国以上に輸出され、日本では2014年7月に輸入・販売を開始しました。

 

フランス本国ではレースのスポンサーを一切やらず、量販店に卸さないということで、一般の方への知名度はあまりない様ですが、輸入を開始した2014年当時はアフターマーケットのシェアNo.1ということで、非常に売れているオイルの様です。

主に整備工場・ディーラー等へ卸しているため、プロフェッショナルのオイルとして認識されています。

 

プジョー・シトロエン・ルノー・VW・BMW・メルセデスベンツ・ポルシェ・ボルボ・フォード・GM等々、各種メーカー承認を取得し、安心して使用できる高品質なオイルです。

 

DSC_0270DSC_0341

 

今後はUnil opalの各オイルや使用例等の紹介もできればと思います。






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 先日COVID-19 新型コロナウィルスの感染拡大による営業訪問の自粛について書きましたが、追記させて頂きます。

http://unilopal.jp/blog/archives/4171

 

Unil opal営業訪問についてタンク充填等の一部を除き自粛させて頂いております。
加えて、営業職の自宅待機及び在宅によるリモートワークを明日より実行させて頂きます。

弊社は従業員数も少なく、万が一外部で感染してしまった場合に会社としての機能を失うリスクがあり、弊社オイル取扱店のお客様にご迷惑をお掛けしないためのリスクヘッジです。

受注・出庫・発送については最低限のスタッフで行い、滞りなく進めさせていただきます。

 

在宅勤務によるリモートワークですので、受発注業務、お問い合わせについては常時対応可能です。

 

営業訪問自粛及び在宅リモートワークにより、今まで以上にブログ・SNS等での情報発信の時間は取れますので、これをチャンスに変えコロナ禍の収束が見えた際には以前にも増してより専門的・技術的な観点で皆様のお役に立てる様時間を有効活用する所存です。

 

皆様のご理解・ご協力をお願い申し上げます。

20180923_072741656_iOS

2020年4月7日 09:24  | お知らせ





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 先日COVID-19 新型コロナウィルスの感染拡大による営業訪問の自粛について書きましたが、追記させて頂きます。

http://unilopal.jp/blog/archives/4171

 

Unil opal営業訪問についてタンク充填等の一部を除き自粛させて頂いております。
加えて、営業職の自宅待機及び在宅によるリモートワークを明日より実行させて頂きます。

弊社は従業員数も少なく、万が一外部で感染してしまった場合に会社としての機能を失うリスクがあり、弊社オイル取扱店のお客様にご迷惑をお掛けしないためのリスクヘッジです。

受注・出庫・発送については最低限のスタッフで行い、滞りなく進めさせていただきます。

 

在宅勤務によるリモートワークですので、受発注業務、お問い合わせについては常時対応可能です。

 

営業訪問自粛及び在宅リモートワークにより、今まで以上にブログ・SNS等での情報発信の時間は取れますので、これをチャンスに変えコロナ禍の収束が見えた際には以前にも増してより専門的・技術的な観点で皆様のお役に立てる様時間を有効活用する所存です。

 

皆様のご理解・ご協力をお願い申し上げます。

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 Unil opalオイルにはプジョー・シトロエン・ルノー・VW・BMW・MB・ポルシェ・Ford・ボルボ・GM等のメーカー承認を取得しているオイルが多数あります。

メーカー承認を取得していることが品質の証明となるのか?

これはよくお客様から頂く質問です。

答えはイエスでもありノーでもあります。

 

エンジンオイルの主な作用は

1.潤滑
2.清浄
3.密閉
4.冷却
などがあります。
他にも衝撃吸収や防錆、酸中和などキリがありません。

 

メーカー承認のベースとなるのはACEA 規格です。
ACEA規格に加えて各メーカーの独自テストをパスしたものが承認されています。

 

ACEA A/B/C規格では14項目のラボテストと9項目のエンジンテストを規定しています

1.ラボテスト

1-1 Viscosity Grades 粘度グレード
1-2 Shear Stability せん断安定性
1-3 HTHS Viscosity HTHS粘度
1-4 Evaporative loss 蒸発損失
1-5 TBN  TBN値(=酸中和性)
1-6 Sulphur 硫黄分
1-7 Phosphorus リン分
1-8 Sulphated Ash 硫酸灰分
1-9 Chlorine 塩素分
1-10 Oil Elastomer Compatibility エラストマー互換性
1-11 Forming Tendency 泡立ち傾向
1-12 High Temperature Forming Tendency 高温時泡立ち傾向
1-13 Low Temperature Pumpability 低温時圧送能力
1-14 Oil Oxidation with Biodiesel バイオディーゼル酸化性能

2.エンジンテスト

2-1 Gasoline DI Engine Cleanliness ガソリン直噴エンジン清浄性
2-2 Low temperature Sludge 低温時スラッジ
2-3 Valve Train Scuffing Wear バルブトレイン摩耗
2-4 Black Sludge ブラックスラッジ
2-5 Fuel Economy 省燃費性
2-6 DI Diesel Oil Dispersion at Medium Temperature 中温時直噴ディーゼル分散性
2-7 Diesel Engine Wear ディーゼルエンジン摩耗
2-8 DI Diesel Piston Cleanliness & Ring Sticking 直噴ディーゼルピストン清浄性&リング固着
2-9 Effects of Biodiesel バイオディーゼルへの影響

 

一つ一つの説明は省きますが、これだけのテストをACEA規格では規定しています。

 

ベースとなるACEA 規格に加えてメーカーごとの独自テストによりメーカー承認を受けることになります。

省燃費性やカーボン・スラッジの抑制、ロングライフ性能等を規定しているメーカーが多い様です。

 

 

みなさんは良いオイルと言われて何を重視しますか?

良く回る?フィーリングが良い?

潤滑性を重視するという方にとっては、メーカー承認を取っていることで品質が良いと感じることは少ないでしょう。ベースとなるACEA 規格では潤滑性を規定しているのは省燃費性とディーゼルエンジン摩耗の2つですが、省燃費性は一定条件で省燃費性能の向上が1%~3%、ディーゼルエンジン摩耗はシリンダーやカムシャフトがどれだけ摩耗するか、というテストで、高速回転時にエンジンが回りやすいか、といったテストはありません。

 

油圧が下がらない、性能が長持ちする

その辺を重視する方にとってはメーカー承認=品質 を計る基準になることも考えられます。HTHS(=高温高せん断安定性)やTBN(=酸中和性)は性能維持の一つの参考にはなると思います。

 

 

メーカー承認は何のためにあるか?

 

その目的はそれぞれのメーカーにより異なると思いますが、
一つはトラブルを防ぐためではないかと思います。

特に最近増えているディーゼル車に関してはDPFの詰まりなどのトラブルを防ぐため、LowSAPSのオイルが必要になります。
またガソリン車でも直噴エンジンのカーボン・スラッジの堆積について独自テストをしているメーカーもあるため、カーボンのトラブルを防ぐ指針になるとも言えます。今後リリースされるACEA規格でLSPI対応及びチェーン摩耗についての規定が追加されるのでトラブルを防ぐ一面がより大きくなると思われます。

 

 

メーカー承認オイルを使用すればトラブルはないのか?

 

必ずしもそうとは言えません。
あくまでもメーカー承認取得はトラブル防止の最低限のレベルを規定しているにすぎません。特に最近の欧州車はメーカー推奨のオイル交換距離が長く、15,000kmや2,5000kmでの交換となれば様々なトラブルの可能性が高くなります。

 

メーカー推奨の距離でオイル交換すればいいのか?

 

答えはノーです。
例えば弊社営業車は月に3,000km~4,000km走るので15,000kmでオイル交換しても4か月での交換になり問題ないレベルだと思います。
県外出張が多く一回の航行距離は長く高速道路を巡航しているケースが多いため使用状況は悪くありません。

しかしながら日本での一般的な使用は、街乗り、渋滞、ちょい乗りが多く、高速巡航に比べて過酷な状況と言えます。発進時の不完全燃焼によるカーボン・スラッジの堆積、油温が上がりエンジンが冷やされない、直噴エンジンで燃料希釈によりオイルが低粘度化・・・などの状況はエンジンオイルの劣化を加速させます。

そんな状態で15,000km~25,000km走ったらと考えると非常に怖いですね・・・。

 

 

ユニルオパールの特徴の一つとして各メーカーの承認を取得している点がありますが、メーカー承認はあくまでも一つの指針にすぎません。
他社製品でメーカー承認を取っていないオイルでも全く問題の無い商品も沢山ありますし、メーカー承認オイルでも問題の多い商品もあります。

オイルの選択については個人の判断ではなく、知識や経験のある整備士の方やオイルメーカーに相談して頂けると間違いがないと思います。

 

非常に長くなってしまいましたが、読んで頂きありがとうございました。

英語サイトを参照しているため間違いがあるかもしれません。
また、一個人の考えであり各オイルメーカー、自動車メーカーにより考え方は異なります。一つの考え方としてご参照頂ければ幸いです。

2020年4月3日 09:09  | 商品情報





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 Unil opalオイルにはプジョー・シトロエン・ルノー・VW・BMW・MB・ポルシェ・Ford・ボルボ・GM等のメーカー承認を取得しているオイルが多数あります。

メーカー承認を取得していることが品質の証明となるのか?

これはよくお客様から頂く質問です。

答えはイエスでもありノーでもあります。

 

エンジンオイルの主な作用は

1.潤滑
2.清浄
3.密閉
4.冷却
などがあります。
他にも衝撃吸収や防錆、酸中和などキリがありません。

 

メーカー承認のベースとなるのはACEA 規格です。
ACEA規格に加えて各メーカーの独自テストをパスしたものが承認されています。

 

ACEA A/B/C規格では14項目のラボテストと9項目のエンジンテストを規定しています

1.ラボテスト

1-1 Viscosity Grades 粘度グレード
1-2 Shear Stability せん断安定性
1-3 HTHS Viscosity HTHS粘度
1-4 Evaporative loss 蒸発損失
1-5 TBN  TBN値(=酸中和性)
1-6 Sulphur 硫黄分
1-7 Phosphorus リン分
1-8 Sulphated Ash 硫酸灰分
1-9 Chlorine 塩素分
1-10 Oil Elastomer Compatibility エラストマー互換性
1-11 Forming Tendency 泡立ち傾向
1-12 High Temperature Forming Tendency 高温時泡立ち傾向
1-13 Low Temperature Pumpability 低温時圧送能力
1-14 Oil Oxidation with Biodiesel バイオディーゼル酸化性能

2.エンジンテスト

2-1 Gasoline DI Engine Cleanliness ガソリン直噴エンジン清浄性
2-2 Low temperature Sludge 低温時スラッジ
2-3 Valve Train Scuffing Wear バルブトレイン摩耗
2-4 Black Sludge ブラックスラッジ
2-5 Fuel Economy 省燃費性
2-6 DI Diesel Oil Dispersion at Medium Temperature 中温時直噴ディーゼル分散性
2-7 Diesel Engine Wear ディーゼルエンジン摩耗
2-8 DI Diesel Piston Cleanliness & Ring Sticking 直噴ディーゼルピストン清浄性&リング固着
2-9 Effects of Biodiesel バイオディーゼルへの影響

 

一つ一つの説明は省きますが、これだけのテストをACEA規格では規定しています。

 

ベースとなるACEA 規格に加えてメーカーごとの独自テストによりメーカー承認を受けることになります。

省燃費性やカーボン・スラッジの抑制、ロングライフ性能等を規定しているメーカーが多い様です。

 

 

みなさんは良いオイルと言われて何を重視しますか?

良く回る?フィーリングが良い?

潤滑性を重視するという方にとっては、メーカー承認を取っていることで品質が良いと感じることは少ないでしょう。ベースとなるACEA 規格では潤滑性を規定しているのは省燃費性とディーゼルエンジン摩耗の2つですが、省燃費性は一定条件で省燃費性能の向上が1%~3%、ディーゼルエンジン摩耗はシリンダーやカムシャフトがどれだけ摩耗するか、というテストで、高速回転時にエンジンが回りやすいか、といったテストはありません。

 

油圧が下がらない、性能が長持ちする

その辺を重視する方にとってはメーカー承認=品質 を計る基準になることも考えられます。HTHS(=高温高せん断安定性)やTBN(=酸中和性)は性能維持の一つの参考にはなると思います。

 

 

メーカー承認は何のためにあるか?

 

その目的はそれぞれのメーカーにより異なると思いますが、
一つはトラブルを防ぐためではないかと思います。

特に最近増えているディーゼル車に関してはDPFの詰まりなどのトラブルを防ぐため、LowSAPSのオイルが必要になります。
またガソリン車でも直噴エンジンのカーボン・スラッジの堆積について独自テストをしているメーカーもあるため、カーボンのトラブルを防ぐ指針になるとも言えます。今後リリースされるACEA規格でLSPI対応及びチェーン摩耗についての規定が追加されるのでトラブルを防ぐ一面がより大きくなると思われます。

 

 

メーカー承認オイルを使用すればトラブルはないのか?

 

必ずしもそうとは言えません。
あくまでもメーカー承認取得はトラブル防止の最低限のレベルを規定しているにすぎません。特に最近の欧州車はメーカー推奨のオイル交換距離が長く、15,000kmや2,5000kmでの交換となれば様々なトラブルの可能性が高くなります。

 

メーカー推奨の距離でオイル交換すればいいのか?

 

答えはノーです。
例えば弊社営業車は月に3,000km~4,000km走るので15,000kmでオイル交換しても4か月での交換になり問題ないレベルだと思います。
県外出張が多く一回の航行距離は長く高速道路を巡航しているケースが多いため使用状況は悪くありません。

しかしながら日本での一般的な使用は、街乗り、渋滞、ちょい乗りが多く、高速巡航に比べて過酷な状況と言えます。発進時の不完全燃焼によるカーボン・スラッジの堆積、油温が上がりエンジンが冷やされない、直噴エンジンで燃料希釈によりオイルが低粘度化・・・などの状況はエンジンオイルの劣化を加速させます。

そんな状態で15,000km~25,000km走ったらと考えると非常に怖いですね・・・。

 

 

ユニルオパールの特徴の一つとして各メーカーの承認を取得している点がありますが、メーカー承認はあくまでも一つの指針にすぎません。
他社製品でメーカー承認を取っていないオイルでも全く問題の無い商品も沢山ありますし、メーカー承認オイルでも問題の多い商品もあります。

オイルの選択については個人の判断ではなく、知識や経験のある整備士の方やオイルメーカーに相談して頂けると間違いがないと思います。

 

非常に長くなってしまいましたが、読んで頂きありがとうございました。

英語サイトを参照しているため間違いがあるかもしれません。
また、一個人の考えであり各オイルメーカー、自動車メーカーにより考え方は異なります。一つの考え方としてご参照頂ければ幸いです。





 
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