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さあいこう   光の彼方、闇の向こうへ
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スターターアッシーの国内在庫数です。

>>>

こういう事態になっているとは、けっこうキャシャなつくりですね
それにしてもアッシー交換とはお財布にキツイ!
こちらも症状がで始めてますので
ヒタヒタと忍び寄る恐怖を感じながらセルを回すことになりそうですオイヤス on February 14, 2012  Tuesday

などと、応えたあの日からはや7ヶ月。
いまは、きーさんが詠んだ句「幽霊の正体見たりプラValeo」に共感しています。

キリさんとの退院オフの契りも果たせず
敗北感と、来るべき出費の恐怖に包まれ過ごす日々。

仕上がりました♬のファクトリーからの一報が
待ち遠しいような、そうでないような
なんとも複雑な心境です。

ああ、写真もなしに近況報告です・・・
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最終日になってしまった。

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この日、美瑛の気温は25℃前後で、日向は暑いくらい。
最高の天気に恵まれた丘で、最高の心地よさにひたっています。

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お気に入りの場所に車を止めて、コッフェルでお湯を沸かしてコーヒーをいれる。
見上げると大きな雲が動いてくる。けっこうな速さでやってきては去っていく。

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時がたつのはあっという間なんですね、
そろそろ帰り支度をしなくては。
去り難き気持ちを抑え、美瑛をあとにした。

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帰り道の新千歳空港。
飛行機とのショットに望むが、警戒厳しく思うに任せない。
ようやく見つけたポイントでの一コマ。
 
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空港内で。
おみやげに北菓楼の季節限定おかき「野付しまえび」を買い求める。
おかきといえども侮るなかれ、その生々しいまでのエビ臭に、エビ嫌いのボクはた
ちどころに参ってしまった。

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エビ臭に脳が混乱をきたしたのか、同じく北菓楼のロールケーキを買い忘れる大失
態をおかし、後に叱責を受ける。
ポテトファームの「ほっとポテト」も大人気の様子だった。こちらはゲット(ふ
う)。
 
空港内はおみやげを買い求める人で混雑している。
みんなは2、3時間のフライトだろうか、ボクはドライブで丸一日かかる。家まで
ね。
 
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スイスイ飛ばして予定より早く函館港に着いちゃった。
真夜中にキャンセル待ちを申し込む。次の次の船には乗れそうとのこと。
 
***
キャンセル待ちが奏功して7時40分発青森行きに乗る。
また4時間の船旅、そして700キロのロングドライブ。

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さよなら北海道、また会いに来るよ。
順調に出港。函館山が美しい。(完)
 
(記録
/本州含めて6日間
総走行 3030キロ
一日あたり走行 505キロ
燃費 リッター12キロ



※お礼の言葉に代えて
 
長駄文へのおつきあい、ありがとうございました。
道中は、見るものすべてが新鮮で美しく、随所で感動をもらいました。
クーペと一緒なので、気持ちがさらに高揚したのだろうと、しみじみ振り返ってい
ます。
見たものすべてを宝ものとして、心の本棚にアーカイブできました。
この先つらいときなどに引き出し見れば、きっと前向きに気持ちを後押
ししてくれると思います。
 
さいごになりますが、勝手を許し、きままな時間を与えてくれた方々に
あらためて、心よりの感謝を申し上げます。
 
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この旅のクライマックスは、美瑛を楽しみ尽くすこと。
あちこちでストップ・アンド・ゴーを繰り返した。
でもほんとは、お気に入りの場所を見つけて
日が沈むまで動かないっていうのが理想なんです。

1 ふたたび美瑛の丘へ

丘に戻り、夕方まで丘近くで過ごす。
択真館は、前田真三さん(故人)のギャラリーとして
多くの観光客が立ち寄るところだけど、行くのははじめて。入場は無料。
美瑛の魅力たっぷりの写真に、鎌田實さんのエッセイが引用されていた。
心にしみる、画と詩だ。
前田さんが見惚れた景色も、当時とは違ってきているのだろうなぁ。

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「◯◯の木」という有名スポットは、やはり画になる。
ふとしたところの立木も、なんだか見過ごせない。
自分なりのお気に入りの木を探すというのも
ここの楽しみ方なのかも知れないね。

2 十勝岳付近で歯痛に悩む

今夜の宿を探して十勝岳付近をドライブ。
温泉探して気持ちのいいクネクネ道を少々飛ばす。
湯船につかり、ふぅと言って疲れを癒したい。

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吹上温泉保養センター「白銀荘」は、お風呂が最高にいい。
それに、宿泊料が安い。
相部屋の、それも2段ベッドが嫌いでなけりゃ、ここオススメ。
2600円でゆっくりと休めるのだから。

キャンプも出来る。
こちらはほとんどお金はかからない。

 
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ところが、しだいに左奥歯に異変が。
ジーンと痛み出し、夕食もとれないありさま。夜中も何度も目が覚めてしまった。
すでに神経のない歯がこれほど痛むとは何事か・・・

翌朝、まだ痛い。けど、山のふもとまで下りると不思議と痛みは消えている。
じつは、前日の昼間、中腹の日帰り温泉に入った時にも同じ痛みが出た。
温泉があわないのか、それとも山の鉱物が歯の詰め物に何らかの影響を及ぼすのか。
ワケがわからずしまいだが、まぁいい。温泉は泉質よく、最高だ。
こりずに、また行こうと思う。


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3



「走ることは生きること」
こうして一日の多くを走って過ごしていると
なぜかそう錯覚してくるから不思議だ。
 
そして、にんまりしてることに気づく。
じわじわと毛穴から喜びがしみ出てくるような、そんな気分なのです。
 
1 霧の中を名寄出発
 
朝起きるとまわりは深い霧の中だった。
名寄はまわりを山に囲まれた地形なので、冷気がたまりやすいのだろう。

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普段はつけないリアフォグをオンにする。
なんだか外国にいる気分がしてちょっぴりワクワクする。
 
2 約束の丘・美瑛に立つ
 
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とうとうついた、美瑛。
眺めのよい丘の上でエンジンを切る。
この風景が大好きで、何度もここを訪れた。
見るものだけじゃない、光、風の音、にほい、時間・・・
ここでなきゃ感じられないものすべてに包まれていく感じが心地よい。
 
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3 白金・青い池はルガーノ色
 
美瑛の丘から十勝岳へ向かう途中に「青い池」はある。
アップルが壁紙として採用したかの写真は、美瑛町在住の写真家・白石健人さんのもの。
白石さんはオーベルジュ経営の傍ら、プロの写真家としても活動されている。(写真はこちら)。

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数日前からの雨で水が濁り、少しモヤヤーンとした色をしていた。
ハイペリオンブルー、いやルガーノグリーンだな、なんてひとりウンウンしていた。
なにかとクーペにこじつけてしまう。
 
青く映る様は、アルミニウム成分を含む地下水と近くを流れる美瑛川の水とが混ざ
り合い、出来たコロイド状粒子が太陽の光を反射するゆえとのこと。
美瑛川も所々がやや青みを帯びていて、あたりは何とも神秘的な雰囲気だった。
 
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びえいソフトクリームを白金インフォメーションセンターで。
どうしてっていうくらい、うまい。
 
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あたりは道の駅になっていて、たくさんの車でにぎわっている。
でもインフォメーションセンター脇の木立はもの静かなので、しばし写真タイム。

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植生を含め、あたりの雰囲気が西欧的な感じがする。
男爵が出てきて、「ウェルカム・クーペ!」と声をかけてくれるような雰囲気なのです。



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宗谷岬は観光地として有名だけど
こっちの方へ行きたかった・・・宗谷丘陵。

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小高い丘が続く付近の地形は、谷が樹枝状にのびるめずらしいもの。
氷河期末期に氷河周辺部での凍結融解の繰り返しによってできたといわれる。
丘の上からは壮麗なその姿を見ることができる。

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お湯を沸かし、コーヒーを入れてひと休み。喧噪とは無縁の青空カフェからは、
遠くに樺太が見える。
絶景を独り占めしている感じは悪くない。

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風力発電のお化けたちには、少しびっくりした。 

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昼食を食べに稚内市内へ。港近くでウニ・かに・いくらの三色丼2500円をいただ
く。

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山盛りウニ丼は魅力的だけど、いろいろ食べたいとの欲張りな思いがあり、
結局これにした。鮮度抜群、最高にうまい。

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少し走ってから、道内でよくみかけるコンビニ「セーコーマート」でひと休み。
だいぶ日も傾いてきた。疲れも少し出てきた。
ここ名寄から当初の目的地・美瑛までは100キロ弱、時間にして2、3時間はか
かる。周辺で宿をとることにする。
本日の走行距離は392キロ、何処かの温泉を回れば406キロになるかな。
 
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ipadナビで目指す日帰り温泉を検索して、ついたところがここ。
どう見ても河原付近、堤防の上の道。
ここが荒川なら鉄也が歩いてきそう、そんなところだった。

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いいや、温泉はまたあとにしよう。


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遠く憧れていた虹との運命的な出会い。楽しい日々、その思いをアーカイブしていきます。
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