数年ぶりのオフロード走行を週末に控え、心躍っていたある日のこと。
仕事終えてディフェンダーに乗り込み家路についた。
走りだして1kmもしないうちに目に入ったのは水温計の異常である。
しかも針は右上のレッドゾーンをはるかに超えて右下までいき、物理的に止まっている状態。
スピードメーターが0のままとか、走行距離計が止まったままとか、メーター類のトラブルも頻発していただけにすぐには信じなかったものの目についたコンビニ駐車場に入り即停車。
エンジンルームを見ようとボンネットに開けようとしたが…。
すでにフライパン状態と化したボンネットは危険な状態で触れることもままならない。
コンビニ立ち読みで少し冷ましてエンジンルームをみるが、暗がりでいまひとつよくわからない。
予想ではラジエーターの冷却水なのだが、リザーブタンクが鉄製のため残量は不明である。
とにかく水をと思ったが、周りに水道がない。
それでコンビニでミネラルウォーターという策を思いついた。
ミネラル含有とか、硬水とか、あまりいいもんではなさそうではあるが背に腹は変えられない。
六甲のおいしい水とボルヴィック、なんとなーくで前者を選択した。
ゴボゴボと入るは入る、若干のこぼれはあったがほぼ2リットルが入った。
数日はこまめに残量をチェックしていたが、いきなり減ることはなかったので、デリバリーホースやラジエーター本体の問題ではなさそうである。
単にメンテナンス不足だったということで、反省。