こんにちは。
今日は最近愛車155を復活させて上機嫌な中井がお送りします。\(^o^)/
最近、アルファロメオがまたF1に参戦するということで嬉しい限りなのですが、地上波でまた放送されないのでしょうか。笑
さて、今回はそんなアルファロメオ155 V6ではおなじみ?のタペット音についてです。
イベントなどで同じクルマを見かけると、かなりの確率でタペットの音が気になります。(^^;)
実際にオーナー様も気にしておられる場合が多いと思いますが、
僕のクルマも例に漏れずかなり盛大に鳴っておりました。
そこで今回は傷んだタペットの交換と、タペットクリアランスの調整を行いました!
タペットを確認すると、4、5シリンダーの排気側タペットがかなり傷んでいました。
これだけ表面が荒れて削れてしまっていると、クリアランスもかなり大きくなってしまっており、規定の1.5倍ほどクリアランスができてしまっていました。
エンジンの傾斜の関係か、1、2、3シリンダーは目で見てわかるような痛みも無く、クリアランスもほとんど狂っていませんでした。
今回は痛みの少ない中古品のタペットを使い、全てのタペットクリアランスもしっかり調整し直して終了。
作業後はエンジンが驚くほど静かになり、タペット音がいかに騒がしかったかがわかりました。笑
1970年代から続く伝統のこのエンジン、どう考えても排気側のタペットは当たり面が横を向いているのでオイルの保持が良くありません。
長時間エンジンをかけないとオイルが落ちてしまい、油膜が切れた状態でエンジンをかけることで少しずつ傷が入り、最終的にここまでひどくなってしまうのでしょう。
予防策としては、単純なことですが、エンジンをこまめにかけてあげる。
エンジンオイルは粘度の低すぎるものは使用しない。
これが基本だと思います。
そんなこんなで現代の自動車としては少し面倒な部分もあるクルマですが、ひとたびブン回すと嫌なことなど忘れてしまうほど気持ちのいいエンジンです。
エンジンの音、吸気、排気の音、ハンドリング、デザイン。
イタリア車のこのあたりがやめられなくなっている方も多いのではないでしょうか。
当店ではそんな魅力的なクルマに永く、調子良く、リーズナブルに乗っていただけるように、あらゆる手を考えてサポートさせていただきます。
お困りごとはぜひ一度ご相談ください。
以上、上機嫌な中井でした!