HKSのマフラーを付けた時に、ディフューザーとマフラーが干渉するので、スペーサーを入れていたのですが・・・何だか違和感があったのも事実。
せっかくなので、S2エリーゼやエキシージみたいにディフューザーをロッドで吊れたらな~と思っていたのですが、どこからも発売されず(笑)
無いなら作るか・・・と重い腰を上げました。
通常、ディフューザーロッドのキットだと遮熱板を外してしまうみたいなのですが、カウルの保護を考えると個人的には残したかったことと、失敗した時に純正に戻せるようにしたかったので、まずは純正の遮熱板を取り外します。
予備で加工用に中古の遮熱板を購入したので、カウル下とディフューザーの間から見える部分をカットします。
実は端末のカット形状が違うだけで、S2用と新型エリーゼの遮熱板の基本的な形は同じでした。
加工した遮熱板を車体に戻します。
矢印で示した部分は、先ほどカットした際に切り落とした、マフラーステーの逃げを作るためのフタを固定するナット部分。
このナットが無いためにビビリ音が出るのも嫌だったので、ナッターでナットを打ちます。
遮熱板のフタ部分にも穴を開けてボルトで固定して元通りの固定です。
ここからはロッドの製作です。
アルミの丸棒をカットして、端末に穴を開けて、タップを立てます。
電動ドリルしか穴を開ける道具が無いので、真ん中に真っ直ぐ穴を開けるのは難儀な作業でした。
タップを立てるにも棒を固定する道具が無いので、ヤスリで保持面を作ってモンキーレンチで固定して作業しました。保持面はカウルの中に隠れるので、若干ヤッツケ気味(汗)
先ほど作ったロッドにロッドエンド(今回はミネベア製)を取り付けて、カウルに固定する側のステーを製作して取り付けました。
ロッドだけではディフューザーがプルプルしてしまうので、ディフューザーの両端末にカウルと固定するステーを製作しました。
作成した部品を全て組み付けて、ロッドの長さを調整し、マフラーなどとの位置関係を整えます。
これで完成です。
S2エリーゼのようにマフラーが全て見えるわけでは無いのでワイルド感には欠けますが、チラっと見えるところが良い・・・ということで(汗)
これで、マフラーとディフューザーとの間に余裕を作ることができましたが、純正から30mm以上下がってしまって見た目も今一歩だったので、翌日にロッドをショート加工して、ディフューザーが純正から20mm程度下がった状態になるように改良しました。