9月22日(火) に戻ります。
Museo d'Auto e Moto d'epoca Umberto Panini を出たあと、モデナのチェントロ(中心街)を観光。
モデナはイタリア共和国エミリア=ロマーニャ州の中にある県で、人口18万人ほどの地方都市。
Mitoで街の中に乗り付けた時にまず一番最初に困ったのは駐車場。どこも路駐だらけで停められる場所が見当たらず、さんざん彷徨った。そのうちPiazza(広場)に出てしまったのだが、逆に一台も停まっておらず、「あ、これは停めてはいけないスペースなんだな」と推して図る。Piazzaに簡単に出れてしまうその適当な道路規制と、それでも1台も停まっていないイタリアらしからぬ行儀の良さに、両方の意味でビックリした。
うろうろした挙句、なんとか車1台停めれそうな路駐ポイントを見つけた。しかし日本だったら、自分のGTVだったら絶対停めないようなギリギリ1台しか停めれないような間隔で前と後に車が停まってたので、やめようかとも思ったのだけど、太田さんの「イタリアでの縦列駐車はぶつかってもいいと思いながら思い切ってやるとうまくいくよ」という言葉を思い出し、果敢にもチャレンジしてみた。
半ばもうヤケクソで、「エイヤー!」と停めたら、ほんとにあと数ミリくらいの間隔で前後の車の間に収まった。
しかもぶつからずに!それがまた一つイタリアでの成長の成果のような気がしてめっちゃめちゃ嬉しかったからすぐにその現場の写真を撮りたかったのだけれども、停めてすぐに写真撮ってたら「このジャポネーゼなにやってんの?」的な目で見られたら恥ずかしいという思いが先に立ち、グッと我慢して、ちょっと街歩きしてから、あとから撮ろうと思いなおし、街の散策を始めた。
でも残念ながらぐるっと回って帰って来た時にはすでに前後の車は入れ替わっていて、前も後ろもかなりの間隔が開いていた
くぅーー恥ずかしくても撮っておけばよかったと、後悔した。
というわけで、散策した後にMitoのところに戻って撮った写真が、このブログのテンプレートのヘッダーの部分の画像なのです。
いやー、ほんとはね、ピッタピタに前後の車がくっついている状態を撮りたかったんですけどねーーーー!!ああ、残念。
でも、この話には後日談があって、日本に帰ってから判明したことが一つあったのですが、それはまたおいおいということで。
何はともあれ、Mitoを停めることが出来たので、街中を散策。
ドゥオモ(教会)があったので早速入ってみた。
人の数はまばらだったけど、何やらミサ的なものが行われていて、ゆったりした時の流れの中でも、ピンと張りつめた空気を感じた。
さすがはモデナ。ウインドウには最新のモデルのミニカーが。カリフォルニアですね。
ハローキティはイタリアのいたるところでSHOPが出来ていた。すごい人気なのだそうだ。
クーペフィアット。GTVを買う時に406クーペとこれも選択肢に入っていたっけ。今見てもかっこいいですよね。
ピニンファリーナデザインの、まさにピッコロフェラーリ。
この写真、なんかお気に入りです。
Piazza(広場)ここには車の乗り入れを規制しているので、車が一台もいない。
まるで中世にタイムスリップしたかのよう。
日本ではあまり見ることのない、路面でUOMO専門のセレクトショップ。
ショーウインドウのマネキンはドルガバでコーディネートされていた。
超カッコイイ!
イタ男はこういうのを見て、目が肥えていくのでしょうネ。