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Gentile【伊語:優しい】 

AlfaRomeo D.N.A システム
●シフトレバー近くのスイッチを操作するだけで、走りのパフォーマンスを瞬時に変化させる機能。
●「Dynamic」「Normal」「All weather」モードが選択可能。
 

アルファロメオ岡崎にジュリエッタをお借りする機会があったので、少し遠出をして走ってきました。

ジュリエッタの走りは一言で言うと、Gentile(ジェンティーレ)。Gentileとは、イタリア語で、「優しい」という意味を持ちます。日本ではジェントルというと、「紳士的な~」というニュアンスがあります。

なのでここでのGentileの意味は日本人が想像する意味合いとしての【優しく、紳士的】であることとします。

最初の印象はまさに「Gentile」でした。しっとりとした足回り。そして滑るように滑らかな加速は新世代トランスミッション「TCT」のダブルクラッチ機構がもたらす乗り味で、シングルクラッチだった頃を思うと隔世の感があります。

日常の脚としてアジャストしたボディサイズ、4ドアの使い勝手の良さ。そして飛び切りデザインコンシャス。現物を見ると、その彫刻のようなエッジの効いたデザイン、特にリアクオーターからエンドまで続くエッジはドアノブがあったら成しえないラインの美しさがあります。
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アルファロメオというと、熱い走りが身上というイメージがありますが、実はそれだけでない、高級自動車メーカーであり、グッチやプラダと並ぶようなイタリアの「ブランド」であるからこそのイメージの一つとして、この「Gentile」なアルファロメオが誕生したのだと思います。

しかしそれだけで終わらないのもまたアルファロメオ。

これまで書いたことはアルファロメオD.N.Aシステムのモードが「N」モードの時には、という枕言葉が付きます。

 

「D」レンジに入れると途端に眠っていたエンブレムの大蛇が目を覚ましたかのように、まず音が変わります。
そしてグッと前に押し出される感覚と共に、加速感も増します。
シフトレバーを左に倒すと、クラッチの無いMT車としての熱い走りがもたらされます。減速の時に回転数を合わせるブリッピングは、僕のような下手なMT乗りに「減速はこうやってやるんだよ」とお手本を見せてくれます。楽しくて何度もシフトをアップダウンしたくなってしまいました。

走りは上質そのものであることは変わりはありませんが、かなり攻めても破綻がなく、しっかりサスが踏ん張る感じがしっかりハンドルと、腰のあたりに伝わってくるので、全く持ってコントーラブルにコーナーを駆け抜けていくことが出来ます。


やっぱりアルファロメオはこうでなくてはと、往年のアルファロメオファンにも納得のパフォーマンスを発揮してくれました。


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太陽ハウジングリースが展開している電動ガレージ付き賃貸住宅「G-Style」の撮影現場にて。

この素敵な建物と、ジュリエッタ。とっても似合います。こんなところにアルファロメオと住めたら、最高ですね。


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程よくタイトなシートはしっかりと体をサポートします。ファブリック&レザーのコンビネーションは実用的でありながらも、赤ステッチが引き締めます。
ヘアライン仕立てのパネルの質感や形状も、さすがはデザインの国、イタリアを感じさせます。

嬉しかったのは、微調整がしやすいパワーウインドウ。今お使いの車のパワーウインドウの微調整、意外と不満に思っている人は多いはず。ジュリエッタはスイッチを手前に引くと上がって、押すと下がるのはこれまでの車と同じですが、それに加えてマウスでクリックするような操作で微調整が可能だったのは、よく使う機能だけにポイントが高かったです。これもまた、「Gentile」なアルファロメオという印象を受けました。


DSC07579-s.jpg 太陽ハウジングリースの営業担当者とデザイナー担当者もジュリエッタのデザインを見て感心しきり。特にデザイナーは後部座席ドアの取っ手の処理や、エンブレムを押してハッチを開ける仕掛けなど、日本の車ではなかなか思いつかない発想にインスピレーションが湧いた模様でした。次回の物件に何か生きてくるかも?
「こんな素敵な物件をデザインする人には、こういうデザイン性のある車がお似合いですよ」と営業しておきました(笑)



今回のガレージ付き住宅+アルファロメオジュリエッタのコラボレーションをフォトギャラリーにアップしました。ぜひご覧ください。
https://carcle.jp/UserPhoto.aspx?UserID=237




車両提供:アルファロメオ岡崎
 店舗住所 〒444-0943 
愛知県岡崎市矢作町字桜海道37番地  
 TEL  0564-31-6464 
 FAX  0564-33-5678
 営業時間  AM9:30~PM8:00
 定休日  毎週水曜日
店舗地図
豊橋方面より 国道1号線又は国道23号線で約40km
蒲郡方面より 国道248号線を経て約30km
豊田方面より 国道248号線を経て約20km
豊明・刈谷・知立方面より 国道1号線を経て約15km

ホームページ
http://win-gr.co.jp/alfaromeo/



October 31,2012 Wed    試乗インプレッション  



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RANGE ROVER EVOQUE(イヴォーク)

新世代レンジローバーの先駆けとなる一台です!

そのセンセーショナルなスタイリング、一目見たら忘れる事はありません。

ランドローバー春日井さんにご協力頂き、試乗して来ましたのでレポートです。


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まず、イヴォークを印象付けるのはそのスタイリング・デザイン!

これに尽きます。

レンジローバーとして新しい時代を迎える為、

イヴォークには今までにないボディサイズとパッケージングが意欲的に採用されました。

SUVとクーペの融合した3ドアモデルがそれですが、今回の試乗車はそのクーペではなく、5ドアモデルです。


まずはこのイヴォーク   RANGE ROVER SPORTやVOGUE(ヴォーグ)とははっきりと性格や車格を分けられ、

スポーティ&スタイリッシュなコンパクトプレミアム・クロスオーバーSUVというセグメントを創出しています。

フロントフェイスは伝統的なレンジローバーの風味を生かしつつ、ダウンサイジングしスポーティな造形を実現。

「レンジは好きだけど、VOGUEは大きすぎる」というヤングエグゼクティブには人気が出そうなサイズ、

そしてフェイスです! 

また、なんと言っても、フルサイズSUVが苦手な女性にも選びやすくなっているように感じます。


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車の個性は目から!

レンジローバーのラインナップとしては最も薄く、切れ長にデザインされたフロントライトの造形が

スポーティさを増幅させています。

単純にカッコ良いと思わせてくれます。


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フロントグリルも力強い造形と質感です。

レンジローバーならではのデザインで、一目でレンジローバーと認識する事が出来ますね!


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このイヴォーク、その個性的なデザインに最初は眼を奪われます。

ただ、その作り込みはやはりLANDROVERならではです。


車体の基本はフリーランダーⅡをベースにブラッシュアップされ、

走破性におけるポテンシャルはかなり高く設定されています。

特徴的なのは、サブフレームのマウント位置を変えてシャシーを27mm低く設定したこと。

スリーサイズは全長4355mm×全幅1900mm×全高1635mmと、

全長がコンパクトなだけでなくレンジローバーとしてはロー&ワイドなバランスになっており、

Cd値は0.35(5ドア)を達成しています。


軽量化も徹底的にされ、ボディの随所にアルミが採用されています。

ボンネット、ルーフ、そしてサスペンションの一部もアルミ製の上でフェンダーやテールゲートには

樹脂が採用された結果、もっとも軽いモデルで車重は1.75tを切ることに成功しています。


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では、さっそくテストドライブに出かけることにしましょう!

ディーラーの営業さんが丁寧にフロントまで回してくれるこのサービスが良いですね!

今回、ランドローバー春日井さんにて用意して頂いた試乗車は

5ドアモデルのPrestige(プレステージ)というグレードです



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ドライバーズシート身を沈めると、やはりそこにはレンジローバーらしい佇まいが待っていました。

視認性がよく、出来の良い上質なパネル類が内装フェチにはタマリマセン!

ただ、キャビンの広さはと言うと、VOGUEのようなパッセンジャーズシートとの距離は感じられず、

やはりフリーランダーⅡ同様の広さにとどまります。


高揚する気分を抑えながらディーラー前の国道にするりと走り出します。

多少込み合っている主要幹線道でアクセルを踏み込むと低回転からモリモリとしたトルクが感じられ、

そのあまりの飛び出しに回りの車線のドライバーも驚いたようにこちらを振り返ります。


無論、その車としての速さだけでなく、イヴォークのデザインに見惚れての事もあると思いますが、

ハンドルを握る自分の顔がニヤケテしまっているのが分かるのが恥ずかしいですね。


搭載されているエンジンはフォード・グループのEcoBoost、直列4気筒+ターボの2.0L。

204PT型エンジンと言われる代物で、ペダルをキックダウンした時の感触も滑らかでモッサリ感もありません。

十分な加速とパワーを感じることが出来ます。


ハンドリングに対しては、大きな車体を制御するにしてはクイックな味付けとなっており、

VOGUEのような大きなクルーザーを操舵しているような感じはありませんが、

車各やその性格から、自分にはこちらのほうが好印象でした。

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EVOQUE(イヴォーク) 短い時間の試乗でしたが、その出来の良さに驚かされました。


この1台を手に入れられる方には素晴らしい幸せが来る事と思います。

なんと言ってもこのスタイリングの車を手元に置く事が出来る喜びを感じ、

イヴォークを駆る自分に惚れ直して欲しいと思います。

出来の良いスーツ出乗るもよし、ラフな中にも上質なパンツ・シャツで乗るもよし、

ホテルの正面玄関の車止めやオフィスビルの前のどこで降り立っても、

出会った人々から羨望の眼差しで注目を集める事でしょう。

是非、その視線に耐えうるよう自分を鼓舞してカッコ良く乗りこなしてほしい一台ですね!


【 RANGE ROVER EVOQUE 5Door Prestige】
全長×全幅×全高=4355mm×1900mm×1635mm
ホイールベース=2660mm
最低地上高=210mm
車両重量=1760kg
エンジン=水冷直列 4気筒 DOHC ターボ
最高出力(kw〔ps〕/rpm EEC)=177〔240〕/5,500
駆動方式=フルタイム4WD

取材協力:ランドローバー春日井 
〒468-0035
愛知県春日井市鳥居松町2丁目11番地 地図
TEL:0568-87-1015
FAX:0568-87-1012
HP:http://www.imaeda-corporation.co.jp/alfa/showroom/index.html#kasugai

April 20,2012 Fri    試乗インプレッション  



witten by いーさん
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日本の欧州車市場に一本の矢が放たれました。

それはイタリアのクラフトマンシップとイタリアンデザイン、そしてアイデンティティの結晶とも言えるの赤い矢です。

ALFAROME Giulietta (アルファロメオ ジュリエッタ)

先日、東京はグランドハイアットホテルにて発表されたアルファロメオ渾身の一台。

今回、内覧会が開催されていたこの週末にテストドライブの機会をアルファロメオ春日井さんにて得る事が出来ました。


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I AM GIULIETTA このキャッチフレーズは1954年に登場した初代ジュリエッタの名を受け継ぎながらも、

それとは異なる一台であることを強く主張しているように感じられます。

初代にはベルトーネ製クーペボディ、4ドアセダンのベルリーナ、そしてピニンファリーナの手による

オープンボディのスパイダーなどがあり、いずれのモデルも大成功を収めています。

アルファロメオに興味を持つ人であれば知らない者はいないビッグネームです。

その名を冠した一台であることから、FIATの首脳陣のこの一台にかける思いは相当な物と理解できます。


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今まで欧州車の同クラスにはVWのゴルフが不動の地位をきづいています。

今回のジュリエッタの開発時には、そのゴルフを徹底的に研究がなされ他との事。

FIATが持つ新しい技術のそのすべてがジュリエッタには採用され、

ゴルフを超えうるスペックに全てが作り込まれています。


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ジュリエッタには、スプリント 、 コンペティツィオーネ 、 クアドリフォリオヴェルデの3グレードがラインナップされ、

用意されたエンジンは2種類。

スプリント 、 コンペティツィオーネには最新のマルチエアを搭載した1.4リッター ターボエンジンを搭載。

クワドリフォリオヴェルデには1750CCの直噴ターボと魅力的な心臓を与えられています。


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昨日までネットや雑誌等々で目にしてきたジュリエッタですが、実車を間近で見たのはこれが初めて。

印象としてはイタリア車が持つ他のメーカーでは見られないような個性的なデザインやアイデンティティは

若干薄まったかのようにも見えましたが、その存在はアルファロメオ以外の何物でもありません。

ショールーム内にたたずむ姿に、胸の高鳴りを感じずに入られないのでした。


LEDランプが採用されたリアのコンビネーションランプは今までの車種にないデザインで、

リアからサイド、フロントまで伸びるキャラクターラインには余分な造形は一切ありません。
   

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今回、アルファロメオ春日井さんにて試乗の機会を得たのは、

スプリント(アルファレッド)、クワドリフォリオヴェルデ(アイスホワイト)の2グレードです。

通常のディーラーではスプリントのみを試乗車としているところが多い中で、

クワドリフォリオヴェルデも試乗車としているディーラーは珍しく、この日も多くのお客様がみえていました。


今回、日本導入となったジュリエッタに用意されたボディカラーは4色、

アルファレッド ・ アイスホワイト ・ アンスラサイトグレー ・ エトナブラック で、

グレードによって選択可能なボディカラーは異なります。


そしてそれぞれのグレードによってエクステリアに採用されるホイールや

サイドミラーのフィニッシュなどに大きな違いが見られます。

ただし、今回のジュリエッタにはオプションで多くのボディパーツも用意されており、

オーナーが好みの一台に仕上げるのに十分なラインナップとなっています。


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まず最初の試乗は1.4リッター ターボエンジンとTCTと呼ばれる2ペダMT搭載のスプリント(sprint)です。

久しぶりのアルファロメオの新型車ということで、試乗への期待に胸膨らみます。


ほど良い硬さのファブリックのシートに座り込むと、視認性の良いメーター類が目に入り、

カラードパネルをはじめとして、159以降急速にアップした質感を持った内装がドライバーをその気にさせてくれるのが

アルファロメオならではの嬉しいポイントです。


デザイン性の高いメーターやエアコン等のスイッチ類は機能的に配置されており、

オーディオユニットの造型が印象的です。

90年代中盤から後半のアルファロメオオーナー、要するに166・156・147・GTV等のオーナーには

驚きの質感でフィニッシュされています。


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ディーラーの駐車場から走り出すと、ボディ合成・足回りのバランスの良さをすぐに体感出来、

ストレスの無いペースで加速していきます。

ハンドル操作への応答性も高く、クイッと鼻先を入れてくれるのが気持ち良さすら感じさせます。

まるで広いホールでダンスを踊るかのような軽やかさとクイックさです。


Mitoで採用されたAlfa Romeo D.N.Aシステムはジュリエッタにも採用されています。

燃費を考えれば、DNAシステムでNORMALモードをセレクトするのがベターですが、

DYNAMICをセレクトすると、そのトルクは25.5kgm/2500rpmとなり、スポーツ走行も十分可能となります。


アイドリングストップ機構については、ブレキーペダルから足を下ろすと瞬時にエンジンスタートし、

市街地走行中心のドライブでは、ストレスに感じることはありませんでした。


今回の試乗は名古屋市内を走る国道19号線と言う比較的交通量の多い道路を中心に走りましたが、

多くの車両の流れの中で、小気味良く加速し、車線変更・追い越し等をする事が出来ました。

普段は市内の走行、週末は郊外へドライブと言ったライフスタイルのオーナーも

十二分に楽しめる車に仕上がっていると思います。


日本国内で一番販売が見込まれるスプリントは市街地での運転を重視され、

必要十分なパワーが与えられているのと、新設計のプラットフォームで軽量化をなし得た事が

このテストドライブの結果に繋がっていると思われます。


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次に試乗をさせて頂いたのは、クワドリフォリオヴェルデでジュリエッタの最上級グレードです。

やはりアルファロメオと言えばMTに乗りたいというファンは多いはず。

しかし、実際の販売数はといえば断然ATミッションが多いと思われる中で、

期待を裏切らないインポーターには敬意を表します。


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伝統のクワドリフォリオエンブレムがサイドに光り、トップモデルであることを象徴しています。


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レッドステッチのレザーシートはやや硬めで、175センチ、64キロの自分がスッポリと収まり、

ホールドも良く、身の引き締まる思いになります。

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クワドリフォリオ専用の18インチホイールはフィンタイプで躍動的なデザイン。

スプリントとは異なるアルミ仕上げの内装には色気と言うよりも精悍さが漂い、レーシーな雰囲気が引き立っています。

クワドリフォリオにはサブウーファー付き9スピーカーのBOSEサウンドシステムが奢られています。


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スプリントの時と同様のコースへ走り出すと、その扱い易さに驚きます。

1750ccという排気量の直噴ターボエンジンは、235ps/340Nmを発生させ、どこからでもトルクフルに加速し、

アクセルオン時の応答も気持ちの良い物となっています。

加速、減速、ストップを限られた試乗の中で繰り返し、そのエンジンとボディ剛性と操舵性に舌鼓を打ちました。


専用のスポーツサスの乗り心地は硬すぎず、18インチホイールを掃いていても

通常路面では過剰な突き上げ感もありません。


アルファロメオの最先端の技術を詰め込まれたジュリエッタ、

そしてその中でもクワドリフォリオヴェルデは実に痛快で楽しく、素晴らしい一台と仕上がっていました。

まだまだ乗っていたいとドライビングシートから降りるのがためらわれたほどです。

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今回、FGAJがリリースしたこのジュリエッタの販売価格は

かなりVW ゴルフを意識した価格設定となっています。

■Sprint(スプリント)  318万円
 1368c ターボ マルチエア+6速DCT

■Competizione (コンペティツィオーネ) 358万円
 1368cc ターボ マルチエア+6速DCT

■Quadrifoglio Verde(クアドリフォリオ ヴェルデ) 388万円
 1742cc 直噴ターボ+6速MT


アルファロメオの今後を占うべき一台として、ぜひ一度見て、触れて、乗ってその熱いイタリアを感じて欲しい。

そしてその熱さに心に火を灯されたら所有せずにはいられなくなる、

久しぶりに「蛇の毒」という言葉を思い出させる一台でした。

皆さんも是非一度体験して見て下さい。



【 Alfa Romeo Giulietta 】
全長×全幅×全高=4350mm×1800mm×1460mm
ホイールベース=2635mm
車両重量=1400kg(Sprint.Competizione),1440kg(QuadrifoglioVerde)
駆動方式=前輪駆動


取材協力:アルファロメオ春日井 
〒468-0035
愛知県春日井市鳥居松町2丁目11番地 地図
TEL:0568-87-1015
FAX:0568-87-1012
HP:http://www.imaeda-corporation.co.jp/alfa/showroom/index.html#kasugai

 


January 30,2012 Mon    試乗インプレッション  



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カーくるの皆さん カーくる特派員のいーさんです。

今回は、シトロエン(Citroën) DS4 の試乗の機会に恵まれたので名古屋市内のディーラーさんへ行って来ました。

お邪魔したのはシトロエン天白さんです。

ショールームに飾られたオーナメントの奥にさっそくDS4が見えます。

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2010年に日本へ導入されたDS3と、2012年に発売が開始される最上級モデルのDS5との間となるDS4ですが、
DS3でも好調なセールスを見せているプジョー・シトロエン・ジャポンが自信を持って導入した一台です。

ショールーム内に展示されていたのは2グレードあるうちの「Chic(シック)」というベースグレードで1.6リッター直噴ターボのモデル。
オプションで、「Pack Perso(パックペルソ)」というエクステリアとインテリアをより個性的にするパーツを装着していました。

*展示車両 ボディカラー:プラン ナクレ

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個性的なサイドからテールへのライン。

複雑なテールライトの形状にデザイナーの苦労が見えます。

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リアドアのノブは、ウィンドウアーチ部分にきれいに収まっています。

細長くなったリアウィンドウのデザインの影響で、リアのサイド部分はスッキリとした印象になっていますが、
このデザインを選択した為にリアドアのウィンドウははめ殺しになっています。

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展示車両は、「Pack Perso(パックペルソ)」のオプションから、
ツートーンブランと言われるカラーのレザーシートに変更されています。
配色デザインも良く、サイドサポートも大きいシートは、シートヒーター及びマッサージ機能付きとなります。
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車室内のいたるところにDSの文字が刻まれ、オーナーの心をくすぐります。
こうした演出はさすが欧州車といったところです。

ドライバーズシートから見える三連メーターはライトの色調の変更が出来、視認性に優れています。

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残念ながら、今回は雨天での試乗となりました。

試乗車のグレードは、「Chic(シック)」
エンジンは1.6リッター直噴ターボ(Chicは156psと24.5kgm)で
2ペダル式MTの6段EGS=エレクトリックギアボックスシステムが組み合わされています。
タイヤは215/55R17プライマシーHPです。

*試乗車両 ボディカラー:ブラウンヒッコリー

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腰高に見えるボディのドアを開け乗り込み、さっそく出発です。

EGSをATモードに入れ、登りで始まる試乗コースでアクセルを踏み込むと軽快なエンジン音がフロントから聞こえます。
予想以上にスムーズに上り坂を加速して駆け上がると、エンジンのパワー不足は感じられません。

C4と比べると若干固められた足は、ロードインフォメーションを確実に乗り手に伝えてくれます。
しかしそこはシトロエンらしく、乗り手に優しさを持って伝えてくれるのが印象的でした。

ボリューム感のあるボディとはうらはらに、ハンドリングはクイックでコントロールを楽しむ事も出来ました。
これであれば、運転を楽しまれる方でも満足できそうです。

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大きく開いたフロントウィンドウは、乗り手に開放感を与えます。

C4 PicassoやC3のように垂直方向の視界までは確保されていませんが、
他のCセグメントの競合車種に比べて、フロントのガラスエリアが広いのは非常に嬉しいポイントです。

試乗当日が晴天であれば、より爽快なドライブが出来た事でしょう。

注)DS4では、C4で選択可能なパノラミックガラスルーフはオプション設定されていません。

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DS4はスタイリング一番、その他は2番で選ぶ車だと思いました。

C4とのすみ分けとして、C4のデザインでは落ち着きすぎと感じるユーザーが選ぶ選択肢として最良です。

独特のフィールのあるEGSを「Chic」で選択するか、
MTの「Sport Chic」を選ぶかは購入者の好みや、おかれた環境等で選ぶ事が出来ます。

日本でのセールスが好調なシトロエンにあって、新しい顧客層を開拓するにふさわしい一台です。

ボリューミーなボディを都会的なデザインでまとめたDS4 大変に存在感のあるフランス車でした。

皆さんも是非一度体験して見て下さい。


【 Citroën DS4 Chic 】
全長×全幅×全高=4275mm×1810mm×1535mm
ホイールベース=2610mm
車両重量=1360kg
駆動方式=前輪駆動
エンジン=1600CCターボチャージャー付直列4気筒DOHC
最高出力=115kW(156ps)/6000rpm
最大トルク=240Nm(24.5kg-m)/1400-3500rpm
トランスミッション=6速エレクトロニック・ギヤボックス・システム
JC08モード燃費(フランスUTAC)=11.7km/L
車両価格=309万円



取材協力:シトロエン天白 
〒468-0035
愛知県名古屋市天白区境根町145番地 地図
TEL:052-899-6300
FAX:052-899-6301
HP:http://www.dominico.co.jp/


October 31,2011 Mon    試乗インプレッション  



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