こんにちは。最近の早すぎる真夏日ですっかり夏バテ気味の中井です。_| ̄|○
今回はかなり小さな小さな小ネタです。f^_^;
当店のお客さまの中には何台もイタリア車を乗り継いでおられる方も少なくないと思いますが、今回はそんな方々にしかわかっていただけない小さな喜びを発見いたしましたのでご紹介いたします。(笑)
こちらは昨年マイナーチェンジされた新型のFIAT500のマフラーを覗きこんだところです。
…なんの変哲もないのですが、(笑)
なんと、サイレンサー部が差し込みタイプに変更されているではありませんか!!
(//∇//)
マイナーチェンジ前のものはフロント部分から始まるセンターパイプとサイレンサーが溶接で一体になっていたんです。
(こんな感じ↓)
過去にパンダやプントなど、ひと世代前のイタリア車に乗られたことのある方ならご理解いだだけるかと思いますが、FIATに限らずイタリア車のマフラーってとにかく錆びるんですよね f^_^;
少しでも延命できるように、当店では新車点検時はもちろん車検毎に錆止め塗装をしています。
これをしておかないととにかく錆びるんです!
ましてや滋賀県は海風こそありませんが、冬はいたるところに凍結防止の為に塩カルが撒かれていますので、なにもしていないマフラーだともう錆び放題です。
…話が逸れましたが、長年乗っているとその錆びがだんだんひどくなっていき、最終的にマフラーがちょうどパイプとサイレンサーのつなぎ目溶接部あたりで折れてしまうんです。(T-T)
そんな時に今回の新型のように差し込みタイプだと、サイレンサーだけ交換できます!
今までの一体のものだとけっこうなお値段になってしまったのが、だいぶお手頃になるのではないでしょうか。
またこの他にも、今までは素材そのままだった部分に防錆塗装がされていたり、全体的に信頼性、耐久性の向上が図られています。
装備やデザインももちろんですが、メカニック目線で見るとこんな部分が気になりました。(笑)
以上、夏バテ先取り中の中井の小ネタシリーズでした!