だいぶ遅くなってしまったけども、先週友達と朝霧高原へキャンプに行った。
キャンピングカーでこんなに長距離を走るのも初めてだし、なによりまともなキャンプ場なんて行ったことがないのでとても楽しみだった。
一応名目は自分の再就職祝いである。
20日の夜に出発し、少し走って談合坂SAで夜明かしした。
昨日と今日の堺を越えたあたりでは静かだったのだが、バイクが容赦なくブォンブォン音を立て、車がひっきりなしに行きかって妙にうるさくて目が覚めた。
もう明るくなっており周囲もうるさいので寝過ごしたかと思ったらまだ朝の6時前。
メジャーなサービスエリアは朝から賑やかなのであった。
早朝、談合坂SAにて。キャンピングカーは快適だったが目覚めはあんまりよくなかった。canon EOS7D、EF24-105mm F4L IS USM、1/125秒,F9.0,ISO100,EV-0.7,70mm
移動を開始して8時頃には八ヶ岳周辺へ。
まだ朝も早いこともあるが、空気が清涼でとても気持ちがいい。
別荘やカフェが多く建っていて、こんなところで暮らせたらいいなあと思う。
途中で車を停めて少しあるく。牧場の名前は失念。山の名前もわからないが、頂にはまだ雪が残る。canon EOS7D、EF24-105mm F4L IS USM、1/200秒,F10.0,ISO100,EV-0.7,55mm
たぶん八ヶ岳方面。とても清々しい。canon EOS7D、EF24-105mm F4L IS USM、1/250秒,F10.0,ISO100,EV-0.7,105mm
清泉寮。木造でとても雰囲気のあるところだ。宿泊もできるようなでぜひ泊まってみたい。canon EOS7D、EF24-105mm F4L IS USM、1/320秒,F9.0,ISO100,EV-0.7,24mm
うっすらではあるものの富士山が見える。canon EOS7D、EF24-105mm F4L IS USM、1/1000秒,F9.0,ISO100,EV-0.7,105mm
東沢大橋。このように橋を望めるスポットがある。色も赤くてきれいだ。canon EOS7D、EF24-105mm F4L IS USM、1/50秒,F20.0,ISO100,EV-0.7,24mm
八ヶ岳高原大橋。赤に対して黄色。canon EOS7D、EF24-105mm F4L IS USM、1/200秒,F10.0,ISO100,EV-0.7,24mm
八ヶ岳周辺をドライブしてから八ヶ岳リゾートアウトレットへ。
斜面にムリヤリ作ったようなレイアウトだが、変にだだっ広いよりは面白いと思う。
ここで食べた卵かけご飯が美味しかった。
メニューは卵かけご飯定食のみで、卵は食べ放題。
こういうお店は初めてだったがなかなかよかった。
まだ自分のお店選びの勘は衰えていないようだ。
お店の外でも食べられるというのでそうしていたら、後からお客さんが次々ときた。
思わぬ客寄せパンダとなった。
その後紆余曲折もあったが、夕方にはキャンプ場へ到着。
ついたらバーベキューの準備にとりかかる。
あっという間に霧がわいてくる。高原の空気が心地いい。canon EOS7D、EF24-105mm F4L IS USM、1/40秒,F5.0,ISO160,EV-0.7,24mm
だだっ広い草地。ただそれだけなのになんとも気持ちがいい。canon EOS7D、SIGMA10-20mm F3.5、1/20秒,F.3.5,ISO160,EV-0.7,10mm
広いキャンプ場にお客さんが点々といる。ちょっと不思議な光景だ。canon EOS7D、SIGMA10-20mm F3.5、1/20秒,F13.5,ISO200,EV-0.7,10mm
日もとっぷりと暮れて、他のキャンパーたちの明かりがポツポツと見えるだけ。真っ暗のように見えるが、目が慣れれば真っ暗ではないことに気がつく。canon EOS7D、EF24-105mm F4L IS USM、20秒,F4.0,ISO100,EV-0.7,24mm
やったことがなかったせいもあるが、キャンプにはあまり興味が向かなかった。
それでも今回キャンプをしてみて、たまに周りはひたすら無音でなにもないところに来ることは、人間には必要なのではないかと思った。
今のご時世、それはこういうところにわざわざ出向いてこなければ得られないとても贅沢なことなのだけれど、文明というのは便利な判明害にも成り得る。
パチパチとはぜる炎を見ているだけの贅沢な時間だ。
コーヒー飲みつつ友達とバカ話をして、それ以上の何がいるだろうか。
夜が明けて。朝霧高原とはよくいったもので、周囲は霧に包まれていた。canon EOS7D、EF24-105mm F4L IS USM、1/200秒,F9.0,ISO160,EV-0.7,105mm
ブレーキ考
今回自分たちの車兼家となったのはウィネベーゴ・リアルタ。
VW製V6エンジンを積むが、車重が重いのでさすがに他の車と同等の運動性能というわけにはいかない。
それでもフットワーク自体は鈍重な感じがあまりしないのはさすがだと思う。
ただし、ブレーキについてはジャダーが出ていること。
また、長距離を走ったにもかかわらず、リアブレーキロータにはサビが残っていたので効いていないと思われる。
自分のバルケッタも以前同じようになっていて、効いてて2割くらいだといわれた。
リアブレーキがきちんと効くことからくるなんともいえない安定感を経験してしまうと、2割しか効いていないことにも合点がいく。
キャンピングカーは普通の車よりもだいぶ重く、ブレーキかかる負荷も相当なものだと思う。
そういう車にこそきちんとしたブレーキ整備が必要なのだと思う。
とりあえずは、ブレーキの性能劣化の指針となる引き摺りの値を、現在の車重に対して8%(車重1000kgだとしたら80kgにもなる。車は走らないでしょう)というあり得ない数字ではなく、きちんと機能するようにしなくてはいけと思う。
命を預けるものとして、きちんと機能させなければならないという良心があるのならば。
ところで、今回の旅の最大のトピックは次回に。
(林 孝信)