もう築90年くらい経ってるんじゃないでしょうか。

この老朽化っぷりがいい味出しています。

ただ、普通に考えたらすぐにでも取り壊しを行うべき物件なんでしょうね。

有楽町、というか銀座に行った本当の目的は、
昭和7年に建てられた鉄筋コンクリートのビル「奥野ビル」に行くためだった。

なんとなくしか場所を知らなかったから
果たして簡単に見つけられるか、不安だったけど・・・
そんな不安は必要なかったらしい。



明らかにまわりのビルとは雰囲気が違う、
見つけた瞬間「うわ、これだ間違いない」と思ったほど。
ちなみに奥野ビルの中はほとんどがギャラリーとして使われているけど
中には会社も入ってたりしていた。


このビルのもう1つの特徴がエレベーター。
扉を手動で開け閉めするタイプで
ドアの上に付いてる階数を示す針がシブい！




俺がカメラに興味を持ち出した頃には
こういった古い建築物はほとんど取り壊されている状態で
興味があってももう存在してないってのが結構多い中
こんな古いのにまだ使われているってもうかなり少ないんじゃ。





ここもいつ取り壊されるか・・・

大黒PAからほど近い場所にある国道駅という名前の駅に寄り道。




国道駅周辺のガード下はとてもレトロな雰囲気。


レトロな雰囲気というか国道駅自体は
戦時中のままの姿を残していて
映画とかのロケ地にも使われているらしい。

入り口がトンネルのようになっていて
中にはいくつか店が入っているがほとんどは無人？の廃墟のようになっていた。
トンネルの中腹辺りに改札口がある。








改札口の正面には居酒屋があり、
居酒屋入り口前に小さなテーブルを置いてあって
そこで呑んでいる人がいたりと、なんか良い雰囲気だった。

写真には撮らなかったけど反対側の入り口の壁には
大戦中に銃弾でできた弾痕があるんだけど、
それがどこだったかど忘れしていて見ることができなかった。

駅の中はコーンが置かれていたり
修復工事？をしているらしくブルーシートがかけられている部分があったりで
そのうちきれいに改装されるのだろうか。

改修するにしてもレトロな雰囲気は残してほしいな。