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ドイツ-オーストリア自動車ミュージアム巡りの旅続きです。

時は2011年1月6日朝

イタリアに後ろ髪引かれつつも
夜の内にオーストリアを抜けてドイツに
戻ってきました。
P1140912.jpg
それにしても雪解けで視界がひどい状態に・・・

そんな中でもアウトバーンではパナメーラ
左車線をかっとんでいきました
P1140921.jpg

とうとうウォッシャー液を使い果たしたので、途中PAで買い足しました。
P1140924.jpg
DTM参戦車両のスポンサーなどでお馴染みの"SONAX"って
カー用品メーカーだったんですね~

さぁ、最後の目的地(と言っても昨日決めた(^^;))
シュトゥットガルトウンターテュルクハイムにつきました。
案内通りに止めたはずですが、なんか系列や元提携先のブランドの
車が止まってます。(ひょっとして従業員用だったかな・・・)
P1140931.jpg
しっかし、隣のシャリオが日本では見かけない仕様で
スリークで良いですね(共感する人は少ないかな・・・)!(@o@)!

ここです。メルセデスベンツ・ミュージアム
ここもポルシェと同様近年ミュージアムを建て替えて
リニューアルしました。
P1140937.jpg
以前はちょうど写真の左の高架橋の下から、ダイムラー社の敷地内に
バスで入っていったところにミュージアムがありました。

このミュージアム、膨大な展示物がありとても全部は紹介しきれないので
スペクタキュラーなものを選りすぐって紹介します。

P1140959.jpg
まずはゴットリープ・ダイムラーとヴィルヘルム・マイバッハが
造り上げた"モーターキャリッジ"と
P1140960.jpg
カール・ベンツの”パテント モトーレン ヴァーゲン”
この2台はアポストロフィーをつけて年式を表すと'86年式(^_^;)
なんかネオヒスな感じになっちゃいますが、どちらも1886年製です。。。

続いて、1902年製のRennwagen"Simprex 40PS"
P1150007.jpg
解説によれば6.8リッターの4気筒エンジン搭載
最大回転数は1100rpmから車名の通り40馬力を発揮

次のフロアは働く車

こちらはロンドンバスとして使われていた
1907年式"Milnes-Daimler Doppeldeckerbus"
5.3リッター/28PS
P1150047.jpg
今ではお馴染みのロンドンの2階建てバスですが、
1907年当時ですでにもう2階建てだったんですね~

'59年式 LP333 Pritschenwagen
Lシリーズのトラックと言うことくらいしか解らないですが、
良い味出てます。
P1150059.jpg
同年式頃のウニモグのミニ4駆を造ったのを思い出しちゃいました。

このフロアで群を抜いて異色なのが、この"Rennwagen-Schnelltransporter"
300SLをベースに造ったので、パワースペックは当然3リッター 6気筒を搭載。
192馬力から170km/hに達する世界最速のトランポ(^_^;)
背中の300SLRに負けない圧倒的な存在感を誇ってます。
P1150082.jpg
実はこのトランポ、過去に1/87のBUB製のミニカー買ってしまったほど
好きなメルセデスの1台なので穴が開くほど眺めてきました(^_^;)

フロア変わってこちらはルパン三世の愛車としても有名な
"Typ SSK"SSKは"Super Sport Kurz(Super Sport Short)"の意味。
P1150108.jpg
ルパンの愛車はクラムシェルフェンダーですが、この個体は
サイクルフェンダーでよりコンペティティブな印象。
P1150088.jpg

おなじみ300SL
P1150122.jpg
1955年の時点でインジェクション式燃料噴射搭載。
P1150124.jpg
フランス映画「死刑台のエレベーター」の中でも
インジェクション式燃料噴射を自慢する台詞が言われています。

これが300SLのフレームワーク。
P1150127.jpg

そして、至高の存在"SLR Uhlenhaut-Coupe"
歴代メルセデスの中で一番好きなのがこのウーレンハウト クーペ。
P1150133.jpg
レースでのヒストリーがないので知名度はあまり高くないですが、
ロードユースでも使えるレーサーとして、Ferrariの250GTO,250LMなどと
並んでとても魅力的に見えます。
P1150144.jpg
おまけに1955年のルマンの大惨事で全てのレース活動から撤退したことで
行き場を失ったこのSLR Coupeを研究所所長のウーレンハウト自信が
サイド出しのエキゾーストにサイレンサーをつけてプライベートで乗り回していたとか
いないとかのエピソードが、さらにこの車を魅力的に見せてくれます(^_^;)

お次はおなじみの紋章”菊の御紋”
P1150173.jpg
そう昭和天皇の"770 グロッサー メルセデス"です。
P1150176.jpg

Renwagenの展示はこんな感じ
展示車数は増えていて満足なんですが・・・
P1150250.jpg
写真撮りにくい・・・ような・・・

300SL(左)と300SLR(右)
SLRは'55年のミッレミリアでスターリング・モスが
ドライブした個体です。
P1150262.jpg
7時22分スタートに由来する"No.722"
近年、近代SLRの1グレード名になったことは
記憶に新しいですね。

これは"Mercedes Targa Florio"
P1150278.jpg
音声ガイドによると車体が赤いのはイタリアの観客が
自国の車以外に石を投げるので、赤に塗ってパッと見
イタリア車に見えるようにしたそうです...(^_^;)

1909年製"BLITZEN BENZ"
P1150280.jpg
いわゆるレコードブレーカーです。
1909年にブルックランズで202.6km/hの世界速度記録を記録

"1938 W125 Rekordwagen"(左)と"1978 C111-Ⅲ Diesel-Rekordwagen"(右)
P1150286.jpg
解説によれば、W125の方は5.6リッター V12から736馬力を発生し、
フランクフルト~ダルムシュタット間のアウトバーンで
432.7km/hの公道最速記録を樹立。
公道最速記録”なんかイイ響きですね(^_^;)

C111-Ⅲは一連のC111プロジェクトの内の1台
3リッター 5気筒ディーゼルエンジン搭載
イタリアのナルドの高速周路で327km/hをマーク。

"1970 C111"
Wankel-engineつまりロータリーエンジンを積んだコンセプトカー。
2400cc 4ローター 350PS
P1150293.jpg
最近、GWA社から"Ciento Once"という名前で復刻車が出て
一部の自動車誌面を賑わせましたね。

出る頃にはすっかり暗くなっていました。
P1150346.jpg
2004年に初めて来たときは、Uバーンであった建築学を学ぶ日本人の
学生と一緒に来た覚えがあって、そのときに彼が「この建物は有名な建築になる」
と言っていた覚えがあるけど、確かに特徴的でアーティスティックな
近代建築となって目の前にそびえてました。

つづく

 

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P1120333.jpg
↑なんか永年納屋の奥で深い眠りについていた戦前のBugattiが
発見されました。的な画ですが、

↓実はホイールでした(^_^;)
P1120310.jpg

そろそろスタッドレスの時期になるので、
インプに使っていたスタッドレスを履くべく15インチホイールを
またも某ヤフオクで購入。

今回も傷物ホイールの補修・色替えです。
そしてBugatti!!!(By BBS)です。
こちらのホイール、たしかEB110が出た頃に、
BBSからリリースされていた物だと記憶してます。

当時のカー雑誌にW124用のBugattiホイールをメインに
広告乗せていたのを見た気がします(^_^;)

前回は、ソフト99の物で補修したので、
今回はHoltsを使います。

P1120353.jpg

まずは、傷にパテ盛りし平滑にします。
P1120405.jpg

今回はちゃんと塗装時の写真もUP!
P1120423.jpg

Rossoには樹脂バンパーというブラックストライプが標準装備なので
ホイールカラーは黒に!

ソフト99のホイールカラーは白だったこともあり、
下塗りにサーフェイサーを吹いたからか半光沢になりましたが、
Holtsのホイールカラー黒はサーフェイサー無しで光沢に仕上がりました。

ホイールキャップもレストアして、装着!!↓
P1120702.jpg

15inchと60タイヤの比率が超扁平でないところにT35やT59などの
GP Bugattiの面影を感じて悦に入ってるのは、たぶん僕だけですね・・・ハハハ(^_^;)ゞ

近年、VWやAudiにAMGやマイバッハ(あちらはブランドではなく本物)のホイールを
装着させる風潮が一部ではあるようですが、
どーだっ!Bugattiだ。まいったかぁ!!(15inchだけどね・・・^_^;)

P1120747.jpg

ちょっと、それっぽい写真が撮れたので
スイスのチューニングカー雑誌”MAXX TUNER”風に弄ってみました↓



Ro1.jpg

TOP GEARやCar、EVOなどの車雑誌は日本でも何とか手に入るけど、
こういうヨーロッパのチューニングカー雑誌は現地で買うしか方法がないのが残念。

Rossoの型式はAE114なので、
BugattiのセオリーになぞらえてEB114・・・・はちょっと恐れ多いか・・・(^_^;)

 

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こんにちは!
新生活の準備で、「Rally del Corallo」のレポートが
延期に次ぐ延期になってしまっていたので
ここで、day1をレポートします。
「づづく」に期待して待っていた方、お待たせしましたm(_ _)m

Day1は、サービスパークやスタート&ゴールが設置されているアルゲーロの街に
留まって観戦する予定で、安宿からスタート地点へ向かいました。
P1080144.JPG

が、しかし。既にスタート地点には最後の一台であるナローがスタートしていくところを
かろうじて観られたというタイミング・・・
あ~、ユースの朝食なんか悠長に食ってる場合じゃなかった~(^_^;)ゞ

気を取り直して、午後に各車が帰ってくるまで、アルゲーロの街中でカーウォッチングを
することにしました。

街を歩いていくと、
おっ!早速、目に飛び込んできたのは、E11欧州カローラ!!
P1080169.JPG
WRC好きには、なじみ深い欧州カローラですが、これがベース車です。
これ、日本で乗ったら通好みで面白そうだなぁ~と思う1台。

お次は、New500アバルト。配色がうちのインプとにていたので、つい。
P1080202.JPG

そして、メアリ。サルディニア島という土地柄か、これ以外にも結構走ってました。
P1080207.JPG

つぎも日本では、まず見ない2代目デルタ、本国ではちょくちょく見かけました。
P1080209.JPG

これは、イタリアでもレア車でこの1台しか見なかった先々代Meganeの4ドア セダン。
P1080226.JPG
ベルタしかり、Fitアリアしかりで、こういうハッチバック派生型セダンの
なんとも悩ましいスタイリングが妙につぼにはまって僕は好きだ。
ちなみに、後ろの赤いのはシボレー(大宇)のカロス。


時間も頃合いになり、ゴール地点へ向かうとオフィシャルカーのDELTAが帰ってきた。
P1080238.JPG

つづいて、何やらゼッケンにただならぬ文字が書かれたグランデプント・アバルトが到着。
P1080240.JPG

P1080241.JPG
うわっ!なんと、サンドロ・ムナーリ氏だっ!! 
やっぱ、1日目はゴールで待ち伏せしててよかった(^_^)v


さぁ、続々と競技車両が帰ってきました。
ここからは、ひたすら名車の画像をお届けするので、どうぞご自由に浸ってください(^_^;)ゞ

911 Carrera RS
P1080246.JPG

911 RSR
P1080259.JPG

911 RS Carrera(手前)
P1080268.JPG

Alfa Romeo GTV6
P1080269.JPG

言わずと知れたLancia Stratos
P1080280.JPG

下の911はエントリーリストを見ると911 SCらしい。
エクステリアが全体的にGr.4仕様で、ダックテールという
完全に僕好みな1台。もし930を買ったなら、こんな風に弄りたい(^_^;)ゞ
P1080288.JPG

TALBOT SUNBEAM
P1080301.JPG

FIAT Abarth 124 Rally
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Renault 5 Alpine
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Ford Escort RS 1600
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Volvo 122 (アマゾン)
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こちらもStratos
P1080329.JPG

そしてLancia Rally 037
P1080336.JPG

P1080337.JPG

TR7
P1080338.JPG

FIAT Abarth 131 Rally
P1080347.JPG

BMW 2002
P1080349.JPG

アルゲーロにたたずむ希代に名車たち。
P1080369.JPG

南欧の海辺にたたずむヒストリック・ラリーカー。
なんとなくカフェレーサー的であり、サーキットでは絶対に味わえない醍醐味ですね。
P1080389.JPG

Fulvia Coupe 1.6HF
P1080383.JPG

下のFulvia Coupeは1.3Sがベースだそうです。
たしかによく見るとフェンダやグリル、ボンネット、モールなどがHFとは異なっているが、
イエローのライトにシビエのフォグと、かなり言い雰囲気を醸し出してます。
P1080398.JPG

P1080408.JPG
こんな感じで、雰囲気最高の「Rally del Corallo day1」でした。

P1080427.JPG
Day2へつづく。
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ちょうど、先週の12~14日、地中海に浮かぶ島「サルディニア島」で
FIAヒストリックラリー選手権の第1戦「Rally del Corallo」が行われました。

[Rally del Corallo]は今回の旅のメインイベントにして最後の砦。
実はこれを観たくて日程調整したくらいです(^_^;)

サルディニア島はイタリアでありながら、ユーレールパス(鉄道パス)が使えなかったり、
そもそも、鉄道が朝2本、夕方2本というような状況で、市民の足は専らバス。
というようなところ。さらに、この時期はフェリーが夜の間にイタリア本土から出発し
翌朝に、島に到着するため、ヨーロッパ本土のようなトーマスクック時刻表片手に
ひらめきで旅をするようなことが出来ない。

下が、ティレニア汽船のフェリー。ジェノバ発→ポルト・トーレス行き
P1070862.jpg

結局、サルディニアに12~15日の4日を費やすことに。
まずは、12日(ラリー前日)のラリー本拠地、「アルゲーロ」の町の様子を、

アルゲーロの町に着くと、早速ラリー出場車と思われるランサーがいた。
P1070977-s.jpg

海岸沿いの道では、明日に備えて911 Carrera RSやトライアンフTR7などが
試走している。
P1080003.jpg

P1080034.jpg

こういった、一般車両に紛れて街中を走るコンペティションマシンの風景っていうのが
僕の理想のかたちである。

そういや映画「男と女」で、モンテカルロラリーに優勝したムスタングで
そのまま恋人のいるパリまで走っていくって場面があったけど、そういうの好きです(^_^;)

今回のラリーのサービスパークになっている駐車場では、
Alfa Romeo GTV6
P1080050.jpg

FIAT Abarth 124 Rally
P1080056.jpg

FIAT Abarth 131 Rally
P1080061.jpg
などがパークされていました。

こうして、マジマジと見ているうちに、チェントヴェンティクワットロ(124)マジカッケー!!
と魅了されたりしてしまいました(^_^;)

スタート地点では
ナローにCarrera RS? RSR?がスタンバイ。
P1080103.jpg

そして、ここで外せないAbarth製ラリーカーの雄である037もいました。
P1080104.jpg
Kimu March氏これについて何か、発見があれば是非コメントにて語って頂きたい(^_^;)

↑ちょっと引っかかることがあったんで、Myケータイメモリーを見るとなんと
去年の8月に六本木のル・ガラージュに置かれていた037と同じカラーリング!!!
                       21082008(005).jpg
しかし、よく見るとスポンサードステッカーが違っており、別の個体のようだ。

また、グループAも参加可能だったのか、DELTA HF 4WDの姿も。
P1080109.jpg

ちなみに、下のDELTA HF Integraleの方、は
オフィシャルカーとして使われ、いい音を振りまいてました!(@o@)!
     P1080114.jpg
しかし、いい雰囲気だ~(u_u)/


つづく。
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とにかく車好きでかなり欧州好き!ってことでヨーロッパ圏の車に目がない感じです。某SNSでtogさんにこの「カーくる」を紹介して頂きました。すっかり惚れ込んでいたインプレッサ ワゴン1.5LのMT(LA...
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