とうとうトレビーゾの中心街に上陸です。
ぶらぶらっと街歩きを楽しむこととします。
トレビーゾは大きな街ではありませんが、都市部の観光地とは違い、時間がゆったり流れているような落ち着きを感じる街です。
中世時代にはヴェネチア共和国の下で商業や農業を発展させ、街は大いに栄えていたそうです。
街中に多く残る歴史的建造物がその繁栄ぶりを思わせます。
■シニョーリ広場と時計塔


街の中心には、時計台が特徴的なシニョーリ広場があります。
時計台が伸びている建物は13世紀の建造物ですが、現在は法務官裁判所として活躍しています。
古いレンガの重厚感が長い歴史を感じさせますね。
広場には広いテラス席があるお洒落なカフェが並び、街の人々の憩いの場となっています。
■ドゥオーモ
シニョーリ広場から西に歩いて行くともう1つ時計塔があります。
こちらは13世紀の鐘楼で、太さの割りに高さが低めなのですが、これにも理由があって、ヴェネチアのサンマルコ広場にある鐘楼よりも高くならないようにとの配慮(圧力?)があったのだそうです。
鐘楼の横にはドゥオモがあります。
ローマ時代後期に建設されたものですが、修復が加えられ現在の姿になっています。
門だけは当時のものがそのまま残っているのだそうです。
ドゥオモの中です。
アパレルやバッグ、アクセサリーもオシャレなものがたくさん並んでいます。


おもちゃのお店では日本ではあまり見ないミニカーやミニバイクを見つけました。



日本のアニメはイタリアでも大人気なんですね!
イタリア語は読めないですが、ワンピースの最新刊を購入しました。
日本語の同じものと読み比べて勉強しようかな!



停まっているバイクや車も絵になります。
遠くを眺めご主人を待つワンコ、可愛いです。
赤レンガの前で佇む姿が絵になっていると認識しているようです。
まんまとシャッターを切ってしまいました。


■夜のリトルヴェニス
日が落ちると、トレビーゾはさらにロマンティックな街並みに変化します。

人通りが少なくなったシニョーリ広場はライトアップされ、昼間とは違った顔を見せてくれます。
レンガの建物と水路が独特の趣を感じさせてくれます。
よく見ると壁にはゴンドラとゴンドリエーレのシルエットが浮かび上がっています。

何でもない裏路地も見慣れない私には映画の舞台にいるような特別な気持ちになります。

テラス席でおしゃべりしながらお酒を交わす光景はイタリアではお馴染みですね。
そんなこんなで1日中楽しい街歩きを堪能しました。
次回は一宮市役所の国際交流員であるイタリア人のアレッサンドラさんのご両親が営むトラットリアで絶品ランチを頂いたお話です。
山の上という素敵なロケーションの中、ワインにパスタにステーキに…至れり尽くせりのおもてなしをして頂きました!
次のレポートもお楽しみに(^ ^)/