10月21日のS.D.C(ゆっくり走るデザインカークラブ)初オフ会で試乗させて頂いたポルシェ911の良い事ってありません。
久しぶりに試乗し感動しました。
タイプ997です。
オーナーさんは「ただのカレラです。」なんて言いましたがこれはただの911じゃありませんでした。
思わずこれがポルシェか!?
久しぶりの(約20年前)911ターボや928を乗った経験から申し上げますが、本当にこんなに進化しているんだと感心しました。
とにかくまずは、試乗の印象を述べます。
運転席のドアを開けます、そして乗り込みます。着座シートの位置は昔とそれほど変わらない位置かと思い着座します。
ステアリングやメーターパネルやセンターコンソールのスイッチ類を見ると明らかに進化の跡があります。
握り易いステアリング、5連のメーターの視認性の良さがあるがどれがどれか目に入らない。
センターコンソールのシフトハンドルの奥に配置されているスイッチ類。
エンジン音は、いくらか低音の響きを持った感じであるが、決してうるさくない響き。
そして、PDKのシフトをDレンジに入れゆっくりと走り出す。
静かだ・・・心地よいエンジン音。
大通りへ左折し加速してみる。
まずは、ノーマルモードで走る。
静かだ、サスが柔らかく乗り心地がいい。
何だこの車は・・・本当にポルシェか!?
アクセルをゆっくりと踏み込み、さすが加速の良い。
そしてブレーキングを試す、踏力合わせスピードが落ちる。
次にスポーツプラスモードに。
加速すると頭と背中がシートに張り付く。
早い!
一番固い足回りモードなのに足回りはそれほどゴツゴツ感なくしっかり路面を捉えている。
なんて車だ、参ったな!
試乗を終え、ただこの車の完成度が高い事に驚きだ。
この車は、日常生活に十分に対応できてしかもスポーツカーである。
これが「キング・オブ・スポーツカー」たる所以か!?
フェラーリも乗ったことあるが、これとも違うもっと身近で普段の足で使える究極のスポーツカーなのだ。
こんなに良い車乗っちゃったら他の車乗れないよ。
なんて本当に魅了されてしまった。
ポルシェの虜になってしまった・・・私です。
試乗したのがいけなかった!
・・・まいったな。
自分の車が子猫に感じてしまいました。