イタリアきっての洒落者として、今や日本のファッション雑誌でも取り上げられる機会が多くなったラポ・エルカン氏。
そんな氏が主賓するGarage Italia CustomsがMazda ItaliaとのコラボレーションでMazda MX-5 Levantoを発表した。
車名の“レヴァント”とは、有名な高級リゾート地として知られるチンクエ・テッレに接した海岸沿いの地名で、鮮やかなブルーとオレンジのカラーリングは“長い夏の夕日”をイメージしたもの。
内装にはアルカンターラとエルカン氏の十八番ともいえるデニムがあしらわれているが、その生地は日本製だという。
近年、積極的なカスタムメイドの提案するGarage Italia Customsが日本車を手掛けるのは初めて。
日本人が感じる日本車と、欧米の人々が感じる日本車のイメージは必ずしもイコールではないから、この大胆なリノベーションのアプローチは、日本車に見慣れている我々にとって、大いなる刺激となって、新たな魅力や価値観に気付かされる素晴らしいヒントとなるのではないだろうか。