車検入庫時にエンジンオイルの漏れを発見!
(けっこうベタベタ)
このエンジンの動弁機構はフィアットでは珍しいシステムを使っていて、ハイメカツインカムの様になっていいます。
シリンダーヘッド上側にはカムシャフトとオイルタペットが組み込まれ、下側にはIN&EXバルブとバルブスプリングが組み込まれた2層式になっていて、今回は上側と下側の間からオイルが漏れていたので、ガスケットの交換が必要と判断いたしました。
タイミングベルトを取り外し、インテークマニホールドも外します。続いてシリンダーヘッド上側のキャリアキャップとボルトを取り外し、シリンダーヘッド上側を完全に取り外します。
シリンダーヘッド上側と下側の間のガスケットを交換し、タイミングベルト、テンショナ等も交換、インテークマニホールドガスケットも交換して組み付け後、オイルで汚れていた部分を清掃しオイル漏れが無い事を確認して作業を終了です。
チンクの中では販売台数も少なく、メンテナンスするチャンスも少ないエンジンなので、とてもいい勉強になりました。
メカニックB