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アルファロメオの妖艶な魅力!
アルファスパイダーに乗る快感!
そしてヌヴォラな輝きの優越感!

witten by ハクナマタタ
世界中
うんうんする
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久々の想い出の車です。

今回は、私が実際に所有していた車です。

輸入車の中にあっては、一番登録の多いフォルクスワーゲン。
その中でも代表的なゴルフです。

このゴルフは、一般的にGolfⅢ と呼ばれている三世代目のゴルフです。

最近のゴルフは、どんどん肥大化してしまい、あのコンパクトな良さが薄れてしまった感じがするのですが、GolfⅢ までは、日本の5ナンバーサイズに収まるコンパクトなものでした。
その代わり室内は結構広く、実用的には全く不満は無いほどです。

当時(1990年代)、実はアウディが欲しいと思い、VWの販売店であるファーレンに行きました。
その頃のVWの販売店には、トヨタ系のデュオとファーレンの2系列あり、ファーレンではVWとアウディを扱っていました。

販売店に行きいろいろ車を見ていると、ちょっと気になるゴルフがあり、営業さんに尋ねると、「その車はゴルフのかっこしてるけど、ゴルフじゃないよ」と素っ気なく言われました。

そう言われると、ますます気になってしまうのが人の情(笑)。

いろいろ聞いてみると、VR6というグレードとのこと。
ゴルフと言えば、GTI というスポーツパッケージは知っていましたが、なんとコンパクトなボディにV6エンジンを積んでいるとのこと。

「なんちゅー車つくってるんだ、VWは!」


Breeze表紙



家に帰ってからも、このVR6のことが頭から離れません。

結局アウディではなく、このゴルフVR6 を購入することにしてしまいました。

このVR6 のエンジンは、コンパクトな車に搭載するため、バンク角が15°という狭角でシリンダーを互い違いに並べたものでした。
この頃は、コラードにも搭載されていましたね。

その後改良されて、ゴルフR32に搭載されたり、VR6 のエンジンをまたV型に並べたW型エンジンも開発され、アウディやトゥアレグ、そして究極にはブガッティ・ヴェイロンのW16 にまで進化しました。

さてゴルフVR6 に話を戻すと、外観は一般のゴルフと全く変わらず、違いと言えば小さな VR6 のエンブレムと3ナンバーであることくらいです。

厳密に言うと、純正のBBS ホイールや、フロントスポイラーなどの違いもあるのですが、一般には見分けはつきません。

あと写真のボディカラーは、VR6 のみに設定されていた、トワイライト・バイオレット・パール・エフェクトという色で、結構気に入っていました。

その頃から、希少とか他とは違うといったことに魅かれておりました(笑)。


Golf VR6 サイドビュー


さて、このゴルフVR6ですが、フロントがヘビーで思いっきり直線番長でした(笑)。

ただし高速道路では、ぬおわくらいからアクセル踏むと軽くふわわ超えする実力の持ち主でした。

本国では、ポルシェを煽るゴルフと呼ばれていたとか?


Golf VR6 リアビュー


内装はシンプルで、飽きのこないデザインです。

シートはホールド性がよく、長距離ドライブでも疲れませんでした。

ただ燃費だけは最悪で、平均で6km/Lくらいでした。
どうしても、アクセル踏み込んでしまうということもありましたが(笑)。

Golf VR6 メーター


以上、いいところばかり書きつづりましたが、ウィークポイントも多々ありました。

やはり、コンパクトなボンネットの下に、V6 2.8Lエンジンは熱の問題がありました。
あと、ウォポンとかパワーウィンドウも弱いところでしたね。

でも、とても気に入っていた車でした。

今でも稀に目にすると、懐かしい想いでが蘇ってきます。

想い出の車、ゴルフ編でした。
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