ロータスは2021年をもって生産を終了する「エリーゼ」及び、「エキシージ」の特別仕様車を発表し、日本では3モデルを発売すると発表した。
エリーゼスポーツ240 ファイナルエディション
トヨタ製1.8リッター、4気筒ミッドマウントエンジンにスーパーチャージャーとインタークーラーを搭載した小型、軽量、俊敏な2シーターのエリーゼはロータスの象徴であり、2021年は生産の25周年を迎える。
ファイナルエディションの車両には、2つのスクリーンから選択できる新しいTFTデジタルダッシュボードが装備された。1つは従来のダイヤルセットを備え、もう1つはデジタル速度の読み取りとエンジン回転数のバーを備えたレースカースタイルを気分や好みに応じて使い分けることができる。
ステアリングホイールは新しいデザインで、革とアルカンタラで覆われている。 そして、背の高いドライバーにも対応できるよう、足元のクリアランスを作り出し、乗り降りを支援するためにフラットボトムデザインを採用した。
ファイナルエディションのビルドプレートに加えて、新しいシートトリムとステッチパターンを装備して最後を飾るにふさわしい車両となっている。
パワートレーンはエリーゼ スポーツ 220より23psアップの最高出力243psと最大トルク24.9kgm(244Nm)を発生する。
1トンあたり263.6psのパワーウェイトレシオにより、0-100km加速は4.5秒で到達する。
10スポークアンスラサイト軽量鍛造アルミホイール(フロント6J x 16インチ、リア8J x 17インチ)を標準にて装着しており、これはエリーゼスポーツ220の標準ホイールよりも1本あたり0.5kgも軽量となり、ヨコハマ Advan Sport V105 タイヤ (フロント195/50 R16 リア225/45 R17)と組み合わされる。
エキシージスポーツ390 ファイナルエディション
エリーゼと同様のTFTデジタルダッシュボードと新しいステアリングホイール、ファイナルエディションビルドプレート、および新しいシートトリムとステッチパターンを装備している。
トヨタ製3.5リッターV型6気筒ミッドマウントエンジンにEdelbrock製スーパーチャージャーを備え、最高出力402psと最大トルク42.8kgm(420Nm)となり、エキシージスポーツ350から52psのパワー増となった。
1,138kgの車両重量との組み合わせにより、最高速度は277km/h、0-100km加速は3.8秒で到達する。
10スポークシルバー軽量鍛造アルミホイール(フロント7.5J x 17インチ、リア10J x 18インチ)とミシュランPilot Sport 4タイヤ(フロント205/45 ZR17 リア265/35 ZR18)を組み合わせた。
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エキシージ スポーツ420ファイナルエディション
エキシージスポーツ420ファイナルエディションは、10psのパワーアップを達成し、生産終了したエキシージスポーツ410の後継モデルとなる。エキシージスポーツ420はエキシージ最速モデルとなり、最高速度は290km/h、0-100km加速は3.4秒。
車両重量は1,110kg、スーパーチャージャー&インタークーラーのV6エンジンは最高出力426ps(1トンあたり383.8psのパワーウェイトレシオ)と最大トルク43.5kgm(427Nm)を発生、フラットなトルク曲線を備えたエキシージは、そのクラスで最も完成度の高いロードカーとなる。
調整可能なフロントとリアのアイバッハ製アジャスタブルフロント/リアアンチロールバー、ナイトロン製フロント/リア3ウエイアジャスタブルダンパーは高速/低速コンプレッションで3段階のダンピング微調整が可能。
10スポークアンスラサイト軽量鍛造アルミホイール(フロント7.5J x 17インチ、リア10J x 18インチ)とミシュランPilot Sport Cup 2タイヤ(F:215/45 ZR17 R:285/30 ZR18)を装着している。
ブレーキ系統には、APレーシング製フロント/リア4ポッドブレーキキャリパーとAPレーシング製2ピースJフックベンチレーテッドブレーキディスクを備え、熱容量が⼤きく⾷いつき感に優れたこのディスクは、摩耗粉がたまりにくく、安定したペダルタッチと⼤きな制動⼒を実現している。
車両本体価格 (消費税10%込)
・エリーゼ スポーツ 240:7,777,000円
・エキシージ スポーツ 390:11,770,000円
・エキシージ スポーツ 420:13,970,000円