トリノから離れること約270km、パルマの地に無事辿り着きました。
一番目の目的地は地元で美味しいと評判のトラットリア「TORATTORIA LA BUCA」へ行きます!
ここでもカーナビが大活躍です♪
ひたすらこういう田舎道をずんずんと進んでいきます。
トリノとはうってかわって、飛び込んで来るイメージは「Verde(緑)」! 建物は少なく、緑が多く、いかにも昔ながらのイタリアの建物が点々としている、そんな風景です。ちなみにトリノのイメージカラーは「grigio(グレー)」でした。(僕の主観です。あくまで。)
並木が本当に美しい
途中、良い場所をみつけては、急遽撮影会!ちっとも前に進みません
ここはどうやらお城のようです。むちゃくちゃ素敵ですね♪
こんな家に住んでみたいものです
道草を食べまくりながら向かいます。
さてさて、そんなこんなで、ナビに連れられて、13時には目的地に着きました。11時にピニンファリーナを出て2時間。すこぶる順調です。
絶対にナビと車が無ければ来れないようなかなりの田舎にあるトラットリアです。
こういうところは期待できますね♪
こじんまりとしたお店の中には地元の人や、観光客らしき人など、たくさんのお客さんが来ていました。
オーダーはお店の人に「オススメのものはどれですか?」と聞いたら、「そりゃクラテッロでしょー!」って、アドバイスをいただきながら注文をしました。ドキドキ。
パルマといったら生ハム!前菜はクラテッロを注文しました。ゲロうま!!もうね、見ただけでおわかりになるでしょう!この見た目で美味くないワケがない!!
イタリアでつくられている生ハムの中でも、最も高価だと言われているクラテッロは、パルマの北にあるジベッロ村を中心としたいくつかの地域で作られています。そのジベッロ村にあるトラットリアの生ハムですからね、本場中の本場です。
Primo PiattoはTagliatelle Con culatello. クリームソースのタリアテッレ(パスタ)に生ハム(クラテッロ)があえてあるものをいただきました。タリアテッレの上にはこれまたご当地代表のパルメザンチーズがかかっていて、これまたちょーーー美味しかった!!日本では食べたことの無い種類の美味しさです。
そしてSecond Piatto(メイン料理)はこれまたクラテッロを使ったハンバーグ!
これに酸味のあるソースをかけていただきます。これもまたドストライクなイタリア料理で、日本ではこんなにクラテッロをふんだんに使ったらお幾らするのーーって青くなるくらいに贅沢に使ってあります。しかも2個!
この記事を書いているのは夜中の1時くらいですが、写真を見るだけで、もっすごいハラが減ってきました
ドルチェはカートで運んで来ていただき、その中から美味しそうなものをチョイス。
このケーキも、、、ああもう説明する必要もないですね^^
僕があまりに美味しそうに食べてるからか、写真も撮っているからか、カメリエーレもとても親切に色々お世話をしてくれました。しかも、「ジャポネーゼ、よかったらウチのクラテッロ工場を見るかい?」って僕だけをお店の裏手にあるクラテッロ工場に連れてってくれました。
パルマの生ハムは豚の太ももの肉からつくられるのに対して、クラテッロは豚のお尻の肉を使うとのこと。案内してくれたイタリア人がしきりにお尻をさして「クラテッロ、クラテッロ」 なるほど~。
工場の中を見させていただき、めちゃめちゃ感激しました
お腹イッパイになった後は、パルマ市街に向かいます。
つづく。