チンクエチェント博物館 (愛知県名古屋市) は、眠っていた車両を救い出し、当博物館プロデュースのもと、
提携するイタリアのカロッツェリアでレストア (修復) し、電気自動車 (EV) として蘇らせた『FIAT 500 ev』 を発表した。
(ONE BATTERY プロトタイプ)
内外装はオリジナルを活かしており、クラシケ*1 の趣も楽しめる仕様となっている。
(ONE BATTERY プロトタイプ)
【オートマチック限定免許でも運転OK】
チンクエチェント・クラシケは50年以上経った、いわゆるクラシックカー。
一般的にクラシックカーはマニュアル車のイメージがあるが、電気自動車にコンバートした『 FIAT 500 ev』なら、
オートマチック限定免許でも運転が可能。
初めてクラシックカーに乗る方でも扱いやすく、楽しめるクルマとなっている。
【SDGsであり、輸入車・旧車の“新しい愉しさ”を提案するクルマ】
旧い車両を再生させ、より長く活用させていくことは、SDGs*2につながると考えている。
チンクエチェント・クラシケはイタリアでは文化遺産とまで称され、美しいボディはアートの領域でも高く評価されている。
その美しいスタイリングと、EVを組み合わせた 『FIAT 500 ev』 は、「これまでの輸入車・旧車の概念にとらわれない“新しい愉しさ”」の提案となる。
(ONE BATTERY プロトタイプ)
【『FIAT 500 ev』 展示について】
『FIAT 500 ev』 を実際にご覧いただけるよう、チンクエチェント博物館をはじめ、
各地のチンクエチェント・クラシケ ディーラー(販売拠点) にて順次展示を行う予定となっている。
9月18日(金)~9月30日(水) チンクエチェント博物館( 愛知県名古屋市瑞穂区高辻町14-1)
10月4日(土)~10月14日(水) フィアット京都( 京都市左京区上高野諸木町47-1)
10月17日(土)~11月2日(月) ガレーヂ伊太利屋( 東京都江東区1-5-14)
PRICE
FIAT 500 ev ONE BATTERY (フルレストア) 5,060,000円(消費税込)
FIAT 500 ev TWO BATTERY (フルレストア) 5,500,000円(消費税込)
500 ev 特設サイト
*1「クラシケ」とは、イタリア語で「クラシック」の意味。
チンクエチェント博物館では、現行販売のFIAT 500と区別する意味もあり、1957年~1975年に製造された旧いFIAT 500をチンクエチェント・クラシケと表現している。
*2 Sustainable Development Goals (持続可能な開発目標)