そして迎えたファイナルレース。
2列目からスタートのハンセン兄弟の2台は、T.ハンセンが1周目でジョーカー
ラップを消化し、同タイミングでジョーカーラップを消化した3台の先頭で周回
を重ねる。
K.ハンセンは若干スタートで出遅れ、3番手を走行。
ところが2周目にエンジントラブルで戦線離脱となってしまった。
最終ラップでジョーカーラップを消化していない2台が周り、消化済の3台
と合流。
VWのJ.クリストファーソンはトップキープのまま先行。
T.ハンセンはアウディのA.バックラッドの前に出て、ここからアウディの
M.エクストロームも交え3台の激しいバトルが。
A.バックラッドは、T.ハンセンがアウトに膨らんだ隙を見逃さずインを突いて
2位に浮上。
更に後続のM.エクストロームもT.ハンセンを執拗にプッシュする中、T.ハンセン
の右リアにヒットし、T.ハンセンはテールを押し出される形でコースアウトして
しまう。
結果、最後尾まで順位を落としレース終了。
レース後、3位でゴールしたM.エクストロームはレース後にペナルティが
科せられ6位降格となったことで、3位以下の順位が1つ繰り上げとなった。
世界RXスウェーデン ファイナル結果
1. J.クリストファーソン(フォルクスワーゲン・ポロR)
2. A.バックラッド(アウディS1)
3. J.グロッセ‐ジャニン(ルノー・メガーヌRS)
4. T.ハンセン(プジョー208)
5. K.ハンセン(プジョー208)
6. M.エクストローム(アウディS1)
ドライバーズポイントランキング(第6戦終了時点)
1. J.クリストファーソン(フォルクスワーゲン・ポロR)
2. A.バックラッド(アウディS1)
3. P.ソルベルグ(フォルクスワーゲン・ポロR)
4. S.ローブ(プジョー208)
5. T.ハンセン(プジョー208)
6. M.エクストローム(アウディS1)
7. K.ハンセン(プジョー208)
8. N.グロンホルム(ヒュンダイi20)
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