箱根の「箱根登山鉄道」に乗ってきました。
普段電車に乗る事はめったにないので、この電車に乗るのも高校生以来です。
当時は放課後に同級生の家へ行くのに必須でした。
この電車はスイスの登山電車と姉妹関係にあり、登り勾配も日本で第1位(世界でも第2位)です。
タンクに水を溜めます。
実はこの水が非常に重要な役割を果たします。
勾配がきつく、またコーナーもきついため、車輪とレールが熱を持ちますので、この水を撒き
ながらの走行となります。
登り側の最初のスイッチバック地点(信号場)です。
ここで方向転換をします。
2番目の信号場は駅に設定されています。
方向転換のため、車掌さんが歩いて移動します。
また単線であるため、下りの電車を待たなくてはなりません。
そのために多少の時間調整が必要で、その間運転士さん達もしばし休憩です。(とてものどかです)
信号場は全部で3箇所あり、約10~20Kmぐらいのスピードで箱根の山を登って行きます。
こんなにのどかな電車ですが、結構人気があるので、乗るためには数台待ちなんです。
電車の中では関西弁、東北弁、韓国語、英語などが飛び交っています。
この時期、箱根登山鉄道は「あじさい電車」と言われており、特に夜間(ライトアップ)は、
いきなり行って乗れるものではありません。
あじさいについては、また別の機会にご報告したいと思います。