イタリアのカルボナーラは生クリームを使わないというのは本当だった。
確かにイタリア人がそんなまどろっこしいことをするとは思えず、でもちゃんと、カルボナーラとして成立しているのだから(いや、こっちが正しいのだからあたりまえか)素晴らしい。
写真では一見少なく見えるけど、なんのなんの。皿が大きいのと、パスタがガッツリ肉厚で、ものすごく食べ応えがある。
日本人の小さい胃袋にはこれでもう大満足。
セコンドピアットまで行く必要はまったくナシ。
ふと目線を上げると地元の常連さんだろうか。楽しそうに食べ、お店の人と仲良さそうにお話して。
ああ、なんだか楽しいなあ。
僕はというと、もうドルチに突入。ここ、本当に美味しかった。なんだろ、この素っ気ないのにたまらなく美味しい一皿一皿は。
そのうちシェフが座って地元常連さんと話し込み始めた。
イタリアって、本当に人間味が溢れてて、好きだ。
最後はカッフェをいただき、フィニート。
イタリアではカッフェ=エスプレッソのことを指す。
小さい容器に入ったエスプレッソに
ZUCCHERO(砂糖)を目一杯入れて飲む。
じゃあ、そんなに苦くしなきゃいいのに、と思うけど。
下町の角にも名店あり、か、ローマの地力か。
とても美味しいPranzoでした。
つづく。
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