ブレーキの仕事をしています。
40年以上ディスクブレーキ・ドラムブレーキの研究をして来ました。
結果として、ブレーキの不具合(鳴き・引き摺り・効き遅れ)をほぼ完全に整備する事が出来ます。
新車の時には、良く効いていたブレーキも何時の間にか必要な時に思った様に、効いていない事があると思いませんか?
そうなんです、ブレーキというのは、ご存じの通り、段々効かなくなって来ている物なんです。
それも以外に早くそうした状態になっているのです。
あるメーカーの車では、早い車ですと、新車の時点でもう既に大変強い引き摺りが発生しております。
そうした状態を改善して貰いたいとディーラーに持ち込んでも今の工場では整備できません。
生産コストを下げて少しでも安く作る事を趣旨としている現在の自動車メーカーでは直そうとする努力をして貰えません。
自動車メーカー・部品メーカー共に最前の対応をして貰う事は出来ません。
結果としてユーザーが我慢をして。
悪く言えばだましだまし乗って行くしか無いのが現状です。
整備の間違いもなかなか改善されません。
何故ならば、国土交通省にも何度か話を持ち込みましたが、不具合を認識しようとしないからです。
だから、自動車メーカーは企業努力無くして、悠然とユーザーに不利な車を造り続けているのです。
ブレーキがもう少し効いていてくれたら、事故は起きなかったのに!いった事も随分聞きます。
私はそうした声を聞いて行く中で事故を少しでも減らせる事が出来れば、との思いから研究してきました。
それが実現出来たのです。
ブレーキの性能低下はありません。
引き摺りも新車時より悪くなる事はありません。
これからこうした仕事を続けて行く事になります。
皆さんどうぞ宜しくお願いします。
(2006年8月21日記)