この旅のクライマックスは、美瑛を楽しみ尽くすこと。
あちこちでストップ・アンド・ゴーを繰り返した。
でもほんとは、お気に入りの場所を見つけて
日が沈むまで動かないっていうのが理想なんです。
1 ふたたび美瑛の丘へ
丘に戻り、夕方まで丘近くで過ごす。
択真館は、前田真三さん(故人)のギャラリーとして
多くの観光客が立ち寄るところだけど、行くのははじめて。入場は無料。
美瑛の魅力たっぷりの写真に、鎌田實さんのエッセイが引用されていた。
心にしみる、画と詩だ。
前田さんが見惚れた景色も、当時とは違ってきているのだろうなぁ。
「◯◯の木」という有名スポットは、やはり画になる。
ふとしたところの立木も、なんだか見過ごせない。
自分なりのお気に入りの木を探すというのも
ここの楽しみ方なのかも知れないね。
2 十勝岳付近で歯痛に悩む
今夜の宿を探して十勝岳付近をドライブ。
温泉探して気持ちのいいクネクネ道を少々飛ばす。
湯船につかり、ふぅと言って疲れを癒したい。
吹上温泉保養センター「白銀荘」は、お風呂が最高にいい。
それに、宿泊料が安い。
相部屋の、それも2段ベッドが嫌いでなけりゃ、ここオススメ。
2600円でゆっくりと休めるのだから。
キャンプも出来る。
こちらはほとんどお金はかからない。
ところが、しだいに左奥歯に異変が。
ジーンと痛み出し、夕食もとれないありさま。夜中も何度も目が覚めてしまった。
すでに神経のない歯がこれほど痛むとは何事か・・・
翌朝、まだ痛い。けど、山のふもとまで下りると不思議と痛みは消えている。
じつは、前日の昼間、中腹の日帰り温泉に入った時にも同じ痛みが出た。
温泉があわないのか、それとも山の鉱物が歯の詰め物に何らかの影響を及ぼすのか。
ワケがわからずしまいだが、まぁいい。温泉は泉質よく、最高だ。
こりずに、また行こうと思う。