先日、シフトゲート付きの車両が入庫しました。そこに付いているブラケットの加工依頼でしたが、なんせシフトゲート付きというのが珍しい。
左下が1速、その上はロック付きのリバースで5速ミッション、「どんな なんにゃろ? チョット動かしたろ!」カチャカチャ。よく見るとメッキされたプレートの下に黒く光る怪しげなプレート!シフトレバーの位置によりただただ上下に動くだけなのに!こいつが曲者!「ん~~なかなかやりよるな~!!」1速の時は2速か3速しか入らないが、3速に入れると4速、5速側のセレクトゲートが開く!4-5速からのダウンシフト時は、3速、2速に入るが2速に入れないと1速側のセレクトゲートが開かない!ニャルホド!! 1968年製造の車両にこんな代物が!2速飛ばしは出来るが3速は出来ない。
素早いシフトチェンジが必要なレースでシフトミスによるオーバーレブでちゃんちゃん。なーんて事にならない様に考えられた機構だと思われるが、単純明快で確実!ふ~んすごいね~!