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タイヤ is 大事

カテゴリー サービス
スタッフ 大鐘 真輝斗 / オオガネ マキト   [サービスアドバイザー]
[2021/05/17]
サービスアドバイザー 大鐘 真輝斗
こんにちは、大鐘です。
とうとう梅雨が来てしまいました…
毎日ジメジメしていて体からキノコが生えてきそうです。
余談ですが6月は大鐘の誕生日でもあります。
それが原因なのか生まれつきの重度の天然パーマによりこの時期は特に髪の毛がうねうねしていて毎日アンモナイトみたいになっています。

そんな大鐘が今回皆様にご案内する内容はタイヤです!

雨の日は特に事故率が高くなります。
その原因の多くがスリップ事故なんですね。

元教習指導員的な説明をさせていただくとスリップの原因は
溝の少ないタイヤで走行した際に引き起こされるハイドロプレーニング現象!!
です。

多分この現象名は一度は聞いたことあると思いますがどうでしょうか?
べーパーロック現象とかスタンディングウェーブ現象とかとごっちゃになってませんか?

ハイドロプレーニング現象とは図で表すとこんな感じです


ごらんの通りタイヤが水の上を走行していることになりますね。
本来地面をグリップさせながら車は走行しますが、回転速度が速くなるにつれてタイヤそのものの排水が追い付かなくなります。
それがハイドロプレーニング現象の引き金になっているんですね…

例えて説明するならです。
靴の裏が凸凹している運動靴とほぼ平坦のスニーカーで雨の日のコンビニなどに入って滑りにくいのはどちらでしょうか?

もうわかりますよね。
私自身も雨の日のコンビニで滑りながらダイレクト入店した過去があります…

それだけなら笑い話で済みますが車ともなると話は変わってきます!
なんなら取材が来るレベルですからね!

そこでみなさまに雨の日の運転に備えて見てほしいものがあります!
それは!
タイヤの!
ウェアインジゲーター!
です!!

まずはこれを見てください。
 
 
私の指が指している先に溝の間にポコッとしている部分がありますね。
これがウェアインジゲーターになります。
ちなみにタイヤの溝は道路に溜まった水を排出してくれる排水溝の役割をしているんですね。

このウェアインジゲーターがいわゆる溝の深さを教えてくれているセンサーということになります。
基本的にタイヤは自然の摂理で走れば走る分だけタイヤはすり減っていきます!

そうなるとどんどん溝の深さは浅くなっていき!タイヤの接地面とウェアインジゲーターとの差も少なくなり!最終的には接地面とウェアインジゲーター部が同じ高さになります!
するとタイヤからは「もう溝ないぜ」というサインが出ます!
それが通称スリップサインなんです!

参考にこちらがスリップサインの出たタイヤです…
溝も2mmくらいしかありません…

このようなタイヤで濡れた路面を走行すると確実に滑ります!
 
ちなみに降り始めの雨はさらに滑りやすくなっております。
その理由は路面に積もった微小な埃やゴミが浮いてくるからなんですね…

???「降り始めは怖い、イくときは何の前触れもなくズルっとイくからな…」

と、昨日観たアニメ頭〇字Dのあるドライバーの方が言ってました。

 
ここで皆様に覚えておいてほしいことがスリップサインの出たタイヤは車検に通らなくなるということです。

基準値として約2㎜以下の溝はもう完全にアウトですね。
その状態で走行すると整備不良に該当し、違反点数が2点加点されます。

なので月に一回は溝の確認をお願いします。
なんなら溝以外にもひび割れ損傷がないかも確認するといいですね。

高速走行時ハイドロプレーニング現象やバーストトラブルに見舞われないよう定期的な点検、もしくはプロのメカニックに相談することをおすすめします!

タイヤは走る、曲がる、止まる以外にも人の命を乗せているということを忘れないでくださいね!

次回もまたみなさんにいい情報をお届けしたいと思います!
ありがとうございました!
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