旅を楽しむうえで、みなさんは移動の間どのようなことをされているだろうか。電車ならスマホを触る、新聞や本を読む、景色を眺める、音楽を聴く…。一方で、クルマで移動する場合は景色や音楽を楽しむのももちろんいいが、できればその間は快適に、楽しく移動できるクルマであるほうが、さらに旅は楽しくなるだろう。 今回、旅予約ドットコムは「JAIA(日本自動車輸入組合)」の同乗体験試乗に参加することができた。輸入車の未来や輸入車らしさを感じられる最新モデルに触れることができるというまたとない機会である。 シリーズ4回目となる今日はアメリカの自動車メーカー「フォード」のスポーツカー「マスタング」を取り上げる。 初代モデルは1964年に登場して50周年を迎えた歴史あるスポーツカーが「マスタング」なのである。 今回同乗試乗に用意されたモデルは、その50周年を記念して350台限定で用意された「50 YEARS EDITION」。この特別仕様車ならではの、エンブレムなどが装着されており、一際特別感を感じさせてくれる。 ロングノーズ・ショートデッキという、いかにもスポーツカーらしいスタイリング。そして、「アメ車」であると一目でわかる雰囲気はさすがである。しかし、時代は変わったもので、この手のクルマは大きなエンジンを搭載しているのが通例だったが、このマスタングに搭載されるエンジンは直列4気筒の2.3Lエンジンなのだ。一昔前に比べると半分以下の排気量になったのだから、驚かされる。しかし、小さな排気量でもターボチャージャーを採用することで、314馬力という最高出力を発揮する。 排気音はなるほど、昔のアメリカ車らしい野太い音を聞かせてくれる。しかし、エンジン音が高まった時の音は、やはり4気筒の音であり、少々事務的な音と相まって、マスタングの印象にはミートしないと感じたのも正直なところである。 後席も一応用意されているが、基本的にはエマージェンシー用で、長時間大人が座るのは困難である。 今回は同乗試乗という形だったが、ぜひステアリングを握ってみたいと感じさせる雰囲気、スポーティな演出が巧みなインテリアだった。
主要諸元 全長×全幅×全高:4,790×1,920×1,380mm 車両重量:1,660kg エンジン種類:直列4気筒DOHCターボ 排気量:2,260cc 最高出力:231kW(314PS)/5,500rpm 最大トルク:434Nm(44.3kgm)/3,000rpm メーカー希望小売価格:465万円(消費税込み) 公式サイト: http://www.ford.co.jp/cars/new-mustang
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