皆さんこんにちは♪
僧兵まつりとは、前編でご紹介した湯の山温泉にある冠峰山三岳寺が中心となって行われる三重県下最大の炎の祭典です。
これも前編で触れましたが、冠峰山三岳寺は伝教大師が全国に開いた山岳宗教の拠点のひとつであり、戦国時代は武家政治の横暴に対して寺も武装しこの三岳寺には数百人もの僧兵がいたといわれています。
織田信長に攻められ焼き討ちにあうが、このとき勇敢に戦った僧兵たちの「勇気」「忍耐」「正義感」を伝えようと始められたのが僧兵まつりである。
"火炎(かえん)みこし"と"かえでみこし"があり、僧兵装束に身を包んだ男たちが担ぐ"火炎みこし"は迫力満点です!
大小の樽(5個)に松明を約50本付けた神輿は重さ約600kg。
三岳寺でお祓いを受けたあとロープウェイ前の広場まで約2kmの道のりを練り歩きます。
炎が凄まじく燃え盛り、漆黒の夜空に火の粉が飛び散るさまは圧巻であり、電線や木々を炎で舐めながら移動。
みこしが通ったあとの至る所に炎がくすぶっています。
火炎みこしに先立って、綺麗に飾られた女性だけの"かえでみこし"が、元気よく気勢をあげる(写真撮り忘れました)。
お祭り好きの女性たちが華やかに祭りを盛り上げます。