修行である。
もはや、そう言っても差し支えないであろう。
今日は大型二輪技能教習7時限目であった。
予約してあった教習時間は、PM2:00からのもの。
その前に確認した天気予報が、これである。
雨はしょうがない。ここは、新潟なのである。
しかし、丁度2時から出現している、雷マークは勘弁していただきたい。
凍てつくような雨でさえ、おっさんには充分過ぎるほどの障害となるのである・・・・。
とはいえ、「それでは始めましょう。きょーつけ、礼!」の号令がかかれば、もう逃げ出すわけにはいかない。
私は別に、仏門に入っているわけでも、「気」を自由に操れるようになりたいわけでもない。
髪を金色に変え、「クリリンのことかーーーーー!!!」と叫びたい訳ではないというのに・・・・。
毎回のコトではあるが、まず初めにやることは、無線の周波数を合わせる事である。
震える手で作業をしていると、同じ教官についたもう一人の若い衆が話しかけてきた。
「今、9番って言ってましたよね?」
振り返ると、私同様、ガタガタ震えている男の子がいた。(爆)
本日の内容は、回避とAコース走行である。
回避は、直線の終わりで待ち構える教官が、赤い旗を上げたら右。
白い旗を上げたら左へ回避するというもの。
普通二輪の時にも、そうだったかもしれないが、教官は
「右手で赤い旗を」上げた。
右手で赤い旗を上げる。向かっていくこっちからしたら、左に赤い旗が上がるという事。
ルールからいけば、進行方向右(旗とは逆の方)へ避けるのが正解なのだが・・・
私は華麗に左へ避けた。
しかも、
「迷ったあげく」左へ避けたのである。(爆)
続く若い衆は白旗に対し、ちゃんと左へ避けた。
しかも、私より0.1秒早い反応時間で。
これが若さか・・・・・・・
この回避という課題は、1回しかやらない。
危険を察知した際、避けるよりもブレーキで停まった方が安全であるという事を、わからせる為らしい。
この後、私はひたすらAコース。若い衆はBコースをぐーるぐる。
今日は無線による誘導は無かったので、スラローム後、次は何処に行くんだったかを忘れ、暫し出口で静止していた。(爆)
あとで聞いたらこの若い衆、免許無しのいきなり大型二輪コース。
でも君、多分路上歴20年以上の僕より上手だと思うよwwwwwwww
で、で、でも!エリーゼ乗せたら、おじさんの方が上手いんだから・・・ねっ!!(泣)
次回、社会人の爺には予約が中々とれないシミュレーター教習です。