(またまたワインネタですみません:汗)
2010もあと2日とちょっとで終わります。
今年の楽しかった思い出第2弾は、やっぱこれですかね・・・・泡学会。
と、言うと、なんか小難しいような感じにも聞こえますが、要は、飲んだくれの持ち寄りの集まりですわ(身も蓋も無い言い方:爆)。
正確には、2010Open-air Bubble Conference(6th)といいまして、以前存在していたワイン好きのためのSNS(今は諸事情にて消滅)の仲間で、初夏のある日曜日に某レストランのオープンテラスにて、シャンパーニュを持ち寄り、飲み比べをする、というものです。
今年は(というか、『も』、ですが)、XEX代官山にあるSalvatore Cuomoのオープンテラスを借り切り、7月某日に開催されました。
最初は、10人程度だったのですが、毎年参加人数が増えたこともあり、一昨年より、2人一組でマグナムボトル(1500mlの、要は通常の倍の大きさのやつ)を1本持ち込むか、若しくは2人一組で同じ銘柄のブテイユボトル(通常サイズのボトル:750ml)を2本持ち込むか、というルールでしております。
今年は24名参加なので、12種類のブツが持ち込まれました。いやぁ、それにしても、やっぱ、マグナムボトルってすごいですねぇ・・・・熟成がゆっくりなことからなのか、明らかにブテイユに比べて、穏やかで且つフレッシュ、という半ば相反した性格を帯びてるんです(簡単に言うと、『旨い!!』って事ですわ)。
特に個人的に感動したのは、シモン・セロスのNV(Non-Vintage:ブレンド物のことで、これに対して単一年収穫の葡萄だけを使ったものをmillesimeミレジメ、といいます)マグナムです。シモン・セロスって言うのは、その名前の通り、有名なジャック・セロスの従兄弟に当たる方で、通常、明らかに、ジャックさんのほうが旨いとされています(確かに、NV同士のブテイユ比較では、値段が倍以上違うだけのことはある、複雑さ、旨さが感じられるのですが・・・・)。ですが、このマグナム、明らかに、ジャックさんのよりフレッシュながらコクが感じられ、かといって、重たくないんです。
ちなみに、アタクシは、飲めないワイン好き=オタク(苦笑)なので、オタクらしい一品を、いつもの相棒と組んで持って行きました。007で有名なBollinger(ボランジェ:1987年以降の銘柄。それまでは、モエのトップ・キュヴェ、そうあの、『ドン・ペリニョン』です。)の、超変り種、2003 by Bollingerにしました。うん、確かに、ほかのと比べて、ちょっと毛色が違い、且つ、通常のボランジェに比べ、{え?これでボランジェ??』って言うくらい、『アッサリ』した感じでした(汗)
やっぱ、こういう飲み比べ、私のように、飲めないものでもその香りや味を一度に確かめられて、うれしかったです!!(^^)
来年も参加できるかな??
(ちなみに、これも、アルバムを作ってみました。エチケット名で、最後に『-○○○村』と書いてあるのは、RM:レコルタン・マニピュランの作り手のことで、これは、葡萄の栽培から、醸造、・瓶詰め、販売まで全て自分でしている生産者のことを示しています。故に当然、自社葡萄100%使用であるが故、醸造本数も多くはありません。これに対し、NM:ネゴシアン・マニピュランというのは,モエ・シャンドンやら、ルイ・ロデレール等有名どころの会社のがそれに当たり、契約した栽培農家からの葡萄を選別・買い付けし、醸造しているところや、場合によっては、醸造された原酒を買い付けた後、瓶詰め⇒二次醗酵を行うこともあります。故に、大量に出来ますね)
しかし、クルマブログに書き込むための、あの銘柄がひとつも無い、ってのはちと寂しい気も(でも実はアタシも1本も持ってないんですよ・・・G.H.Mummは・・・・滝汗)