メルセデス・ベンツ日本合同会社は、メルセデスAMGのトップパフォーマンスモデルであるGT クーペより追加モデル、「Mercedes-AMG GT 43 Coupé」(以下、GT 43)を発表し、全国のメルセデス・ベンツ正規販売店ネットワークを通じて2024年11月28日より販売すると発表した。
メルセデス AMG GT クーペは、極めてダイナミックな走行性能と卓越したスポーツ性を備えると同時に、優れた快適性も兼ね備えたパフォーマンスラグジュアリーモデルである。今回追加となる「GT 43」は、SLS AMG 、初代GT 2ドアクーペ、GT 4ドアク
ーペ、SLに続く、5番目の AMG独自開発モデルである新型メルセデス AMG GTクーペの追加モデルで、アファルターバッハ開発陣が誇る、優れた技術、ノウハウを誇示するモデルとなっている。
メルセデス・ベンツのデザイン基本思想「Sensual Purity」とメルセデスAMGのDNAを高次元で融合させたエクステリアは、新しいレイアウトコンセプトによって、パフォーマンスラグジュアリーを体現し、現代のアイコニックなスポーツカーデザインを代
表するスタイリングとなっている。
GT 43 のエクステリアデザインにおいて目を引くのは、他のAMG GTモデルシリーズと差別化する多くのユニークなディテールが含まれている点で、特に目を引くのは、車両全幅にわたる大きなエアインレットを備えた新しいフロントエプロンである。
フロントおよびリアフェンダーの幅が狭く、トラック幅が減少しているため、車両のエレガントなキャラクターが強調されており、フロントフェンダーには新しいトリム要素も備えている。
リアエプロンもGT 43専用で、丸型のダブルテールパイプトリムが特徴。GT 43 ならではの個性のあるデザインを活かしながら、メルセデスAMG GT のボディデザインの特徴的な要素である、ロングホイールベース、ショートオーバーハング、大きく傾斜したフロントウインドウ、ロングボンネット、後方にオフセットしたキャビンがダイナミックなプロポーションを形成する。ホイールは20インチAMGアルミホイールを標準装備しており、オプション設定の21インチ鍛造アルミホイールも選択可能で、大径のホイール/タイヤが足元を力強く引き締める。
アナログとデジタルを融合させた「ハイパーアナログ」デザインのインテリアは、AMG ハイパフォーマンスカーのDNAを取り入れながら、高品質な素材やクラフトマンシップによって、ラグジュアリーな仕上がりとなっている。
航空機からインスパイアされた左右対称のダッシュボードは力強いウイング形状にデザインされており、タービンノズル型のエアアウトレットとともにスポーティな印象を与えている。
また、ワイドなセンターコンソール中央部にNACAダクトデザインを採用。モータースポーツのDNAを受け継ぐデザインアイコンとなっている。11.9インチの縦型メディアディスプレイはこのNACAダクトデザインとシームレスに融合、12.3インチのデジタルコックピットディスプレイは立体的なバイザーに収められるなど、「ハイパーアナログ」なコックピットを形成している。
メルセデスAMG GTとして2.0リッター直列4気筒エンジンを初採用し、パフォーマンス性と軽量化の両立を実現。後輪駆動との組み合わせによって、高出力と高効率を両立している。また、AMGスピードシフトMCT 9速トランスミッションを採用し、ダイナミックで効率的なドライブに寄与している。
搭載されるのは2.0リッター直列4気筒エンジン(M139) アファルターバッハにて「One Man, One Engine」の原則に則って生産される 2.0リッター直列4気筒エンジンM139を搭載。最高出力421PS(310kW)、最大トルク500N・mという圧倒的なパフォーマンスを発揮します。このM139は、エレクトリック・エグゾーストガス・ターボチャージャーを採用しています。このターボチャージャー は F1
®由来の技術で、メルセデス AMG ペトロナス F1 チームがモータースポーツの 最高峰である F1®において長年採用して実績を上げているシステムを直接のベース とするものである。
メーカー希望小売価格
Mercedes-AMG GT 43 Coupé:16,500,000 円