witten by Unilopal
世界中
うんうんする
1


 Unil opalはフランス製のエンジンオイルなので、

ほとんどのモデルでヨーロッパの規格

ACEA(アセア)規格を取得しています。

ACEAとは、ベルギーのブリュッセルに本部を置く『欧州自動車工業会』のことです。
ACEAのメンバーには、欧州の主要カーメーカーTOYOTAも含まれます。
ACEA 規格は数年ごとにアップデートされ、現在は2016年版のものを適用しています。

ACEAのメンバーはこちら。

ガソリンエンジン用として、 規格。
乗用ディーゼル用として、 規格。
ガソリンエンジンおよびDPF付きディーゼルエンジン(いわゆるクリーンディーゼル)用として、 規格
大型ディーゼル用として、規格があります。
現在は、A規格とB規格は統合され、『A1/B1』のように表記されます。

では、Unil opal のラインナップを見てみましょう。

———————————————-
24S        A3/B4
FUTURA       C3
MILLENIUM4     C2
POWER       A5/B5
SUPREME      C1
X-TRA        C4
ENERGY3      C3
COMPETITION   C3
FE-V        C5
———————————————-

24Sが取得しているACEA A3/B4 は、一言でいうと、高性能ガソリンおよび直噴式ディーゼルエンジン用のロングドレイン(長持ちする)オイルという規格です。ガソリン車においては、長期間快適な性能を維持することが可能です。

C規格のオイルはクリーンディーゼルにも使うことのできる、環境型高性能オイルと言うことができます。

クリーンディーゼル車にも使えるということは、
DPFを目詰まりさせる物質が少ない。
清浄分散性に優れる。
(ディーゼルエンジンでは、ピストン周りにすすが貯まりやすいため)
高温安定性が高い。
(ディーゼルエンジンでは、よりエンジン内部の燃焼温度がより高い多いため)

と言った特徴を持つため、ガソリン車においても、より性能の高いオイルであると言うことができます。

ACEA C規格はHTHS,硫黄分の内容成分量により大きく4つに分けられ、欧州各メーカーのディーゼル規格はC規格を基準にメーカーの独自テストを追加したものになります。

 

acea.jpg

※ACEA C5規格はHTHS2.6~2.9、硫酸灰分0.8未満となり、この表からは外れます。

HTHS粘度
高温高せん断粘度のこと。この値が高いほど摺動面の摩耗量は少なく、高負荷にも対応できます。ただし、粘性抵抗が増え燃費が悪化することもあります。

図では、縦軸が上に行くほどHTHS粘度が高くなるため、C3,C4規格の方がエンジン保護性能が高く、C1,C2の規格の方が省燃費オイルと言えます。

硫酸灰分
オイル内の金属成分の量。DPFなどの排ガス後処理装置に悪影響を与えます。
図では、横軸が左に行くほど硫酸灰分が少なくなるため、DPFの目詰まりを起こしにくいと言えます。
特に2019年ごろまでのルノーのクリーンディーゼル車は、ACEA C4規格を要求しておりますので(RENAULT RN0720)、ご注意ください。
※現行ディーゼルはRN-17FEという別の規格になります。

現在、日本に入ってきているオイルでC4規格を満たしているオイルは、非常に少ないです。

ACEAの規格から、お車に最適なオイルをチョイスしてください。


2021年2月11日 08:38  | 商品情報


 
UnilOpal WEBSITE
記事検索
検索語句
新着記事
カテゴリ
最近のトラックバック
アーカイブ
2024年12月 (2)
2024年11月 (7)
2024年10月 (6)
2024年09月 (1)
2024年08月 (4)
2024年07月 (1)
2024年06月 (2)
2024年05月 (2)
2024年04月 (3)
2024年03月 (3)
2024年02月 (3)
2024年01月 (3)
2023年12月 (4)
2023年11月 (5)
2023年10月 (5)
2023年09月 (5)
2023年08月 (1)
2023年07月 (3)
2023年06月 (1)
2023年05月 (3)
2023年04月 (4)
2023年03月 (3)
2022年12月 (6)
2022年11月 (10)
2022年10月 (7)
2022年09月 (3)
2022年08月 (2)
2022年07月 (3)
2022年06月 (1)
2022年05月 (2)
2022年04月 (9)
2022年03月 (5)
2022年02月 (8)
2022年01月 (5)
2021年12月 (5)
2021年11月 (6)
2021年10月 (6)
2021年09月 (5)
2021年08月 (4)
2021年07月 (6)
2021年06月 (2)
2021年05月 (3)
2021年04月 (7)
2021年03月 (4)
2021年02月 (3)
2021年01月 (13)
2020年12月 (7)
2020年11月 (4)
2020年10月 (4)
2020年09月 (7)
2020年08月 (4)
2020年07月 (6)
2020年06月 (5)
2020年05月 (8)
2020年04月 (14)
2020年03月 (1)
2020年02月 (3)
2020年01月 (1)
2019年12月 (6)
2019年11月 (6)
2019年10月 (1)
2019年09月 (3)
2019年08月 (2)
2019年07月 (14)
2019年06月 (3)
2019年05月 (4)
2019年04月 (6)
2019年03月 (4)
2019年02月 (5)
2019年01月 (2)
2018年12月 (4)
2018年11月 (3)
2018年10月 (5)
2018年09月 (1)
2018年08月 (11)
2018年07月 (6)
2018年06月 (7)
2018年05月 (5)
2018年04月 (11)
2018年03月 (5)
2018年02月 (1)
2018年01月 (3)
2017年12月 (8)
2017年11月 (7)
2017年10月 (12)
2017年09月 (4)
2017年08月 (6)
2017年07月 (7)
2017年06月 (9)
2017年05月 (7)
2017年04月 (8)
2017年03月 (64)
その他機能
RSS 2.0 Feed
ゲストブック
ブラウザのお気に入りに追加

 
ブログ購読
このブログが更新されたらメールが届きます。
メールアドレスを入力してください。
 
ページ下部へ移動する
ページ先頭に戻る