本日(10月13日)、日本カー・オブ・ザ・イヤー最終選考会が開催されました。
早速、59名の選考委員の投票結果をひとりずつ開票していきます。
まず20人の開票で中間発表を行い、その都度会場は一喜一憂。
次は40人の中間発表。
この段階で、メルセデス・ベンツ Cクラスとマツダ・デミオが大賞争いの様相です。
そして全員の開票が終わったところで、いよいよ日本カー・オブ・ザ・イヤーの発表です。
結果は僅差でマツダ・デミオに決定しました!
受賞理由は、国産コンパクトカーの常識を打ち破るデザインとクオリティ、そしてテクノロジーをリーズナブルな価格で実現したこと、低燃費技術を追求する選択肢として小型クリーンディーゼルを採用する一方、MTモデルをリリースするなど多彩なニーズに配慮しており、軽快なフットワークと相まってクルマの楽しさを再認識させてくれたことなどがあげられました。
その後、続いて同じ会場で表彰式が開催されました。
本来は、東京モーターフェス2014の会場で開催予定でしたが、台風の懸念があるため東京モーターフェス自体が中止になり、このような措置になりました。
まずは、10ベスト・カーの表彰です。
ちなみに受賞した10ベスト・カーは、写真左からジープ チェロキー、プジョー 308、BMW i3、マツダ デミオ、ホンダ N-WGN/N-WGN カスタム、スズキ ハスラー、メルセデス・ベンツ Cクラス セダン、スバル レヴォーグ、ニッサン スカイライン、トヨタ ヴォクシー/ノアです。
次に部門賞の表彰です。
イノベーション部門賞は、BMW i3 です。
生産から使用、廃棄といった車両を生産する過程全てに徹底的にエコ思想を貫き、自動車が直面している課題に真正面から取り組んだ姿勢が高く評価されました。
スモールモビリティ部門賞は、ホンダ N-WGN/N-WGN カスタムが受賞。
軽自動車という枠をはるかに超えた安全性への取り組みによって、JNCA5つ星という快挙を成し遂げたことなどが受賞理由です。
特別賞は、トヨタの燃料電池車への取り組みでした。
燃料電池車としてトヨタFCVは世界でいち早く量販化を決定し、価格の目処も発表。日本が世界市場をけん引する分野として大いに期待できることが受賞理由です。
インポート・カー・オブ・ザ・イヤーは、メルセデス・ベンツ Cクラス セダンが受賞しました。
受賞理由は、セグメントにとらわれることなく、現在持つ技術をあますことなく投入し、全力でユーザーにいいクルマを届けようとした力作で、世界最高水準の衝突回避システムや運転支援機能など備えてながら、走りの良さと快適性を高次元でバランスさせていることです。
最後に、マツダの関係者から受賞コメントがありました。
「結果的に賞をいただけたが、これはもっと頑張れ!という叱咤激励だと思っている。我々は、他国と真っ向勝負をしていく。」
「若者のクルマ離れが叫ばれているが、それは言い訳だ。クルマ文化は我々大人が創っていかなければならない。」
と熱い想いを述べられました。
最後にマツダ関係者の歓喜の集合写真です。
おめでとう、マツダ デミオ!