• プロフィール2に写真を追加してください。
  • プロフィール3に写真を追加してください。
アルファロメオMitoでトリノ~ミラノをドライブした時の記録を綴ります。
witten by とぐさん
世界中
うんうんする
0


DSC04484.jpg
モデナの夕べ。 

DSC04483.jpg
いい感じに暮れてきて、この時間帯のグラデーションが本当に綺麗だった。
広場は車が入らないので、静寂に包まれて、神秘的ですらある。

DSC04481.jpg
今日はこのオープンテラスでアペリティーボをいただく。
日本に居る時にあらかじめ調べておいた「CAFE CONCERT MODENA」というカッフェに入った。
想像通りの素敵なカフェだった。

DSC04479.jpgDSC04478.jpgDSC04476.jpgDSC04474.jpg
アペリティーボなので、テラス席に通される。というか、建物の中のきちんとした席は20時過ぎにならないと開かない。イタリアの飲食店はどこもだいたいそのようだ。
テラス席にはまだまだ時間的にカフェを楽しむ人達が多かったけど、僕はアペリティーボペルファボーレ

DSC04470.jpg
味は見てご想像の通り!
でらうまゲロうまです(あ、汚くて失礼)。
この一口サイズのおつまみ達がブッフェ方式に建物の中のカウンターにたくさん並んでいるので、それを自分で好きなだけとって来てスプマンテと一緒につまむ。日本人にはこれでもう立派な夕食になってしまう(なってしまった)。これでたったの5ユーロ。ワインコインチェーナですねまさに。

DSC04489.jpg
お腹が満たされるまでおつまみを食べ、ほろ酔い気分のまま店を後にした。

ふと見ると、広場のベンチでインターネットをしている若い女の子が居て、それが中世のままのイタリアの街の風景にすごく浮かんで見えて面白かった。
この記事へのトラックバックURL
https://carcle.jp/TrackBack.ashx?TR=W331UyB5V%2bSJKDQgVF7zUQ%3d%3d




witten by とぐさん
世界中
うんうんする
1


Mitoでのイタリア滞在中にどうしても避けられなかったこと。それは「給油」。

イタリアでは3回給油をしました。

日本と違っていたるところに24時間営業のガソリンスタンドがあるわけではないので、入れられる時に入れた方がいい、というアドバイスをイタ雑の太田さんからもらっていたので、給油メーターが半分になったら入れると自分でルールを決めていました。
さらには、セルフ式は機械が壊れていることが多いので、有人のところにした方がいいというアドバイスも(笑)いただいておりました。

というわけで、1回目はパルマからモデナに入る時、有人のところで、3回目もミラノで有人のところで、イタリア人の店員さんに入れてもらいました。

で、今回のお話は2回目の給油、モデナ滞在の夜のこと。

ボローニャまで日帰りで行ってきたため、給油メーターが半分になっていました。

まだ半分、されど半分。自分決めたルールは守りたいタチ。でももう夜になっていたため、営業しているガソリンスタンドが見当たらない。

モデナの田舎町をMitoでウロウロ。ようやく一軒見つけたところはセルフのところだった。

しかしそこは、イタ車乗りの憧れ「Agip」じゃああーりませんか!いつも日本ではシェルのセルフを入れているし、

「何事も経験!」と思い直し、Mitoをスタンドに入れてみる。

「7」と書かれたレーンに停め、お金を入れるところを探してみる。

探してみる。


探してみる。


探してみる。


ない。

・・・いきなり困ったぞこれは。

周りをきょろきょろ見渡すと、1か所だけ、モニター画面のある機械が目に入ってきた。
ひょっとしてあれか?と思いながら、近づいてみると、、、どうやらこれらしいということは分かった。

画面をのぞいてみると、、、、マンマミーア!イタリア語がゴチャゴチャと書いてあってさっぱりわかんねーー!

とりあえずお札を入れるところがあるので、10ユーロ入れてみる。

わかるのは数字が書いてあること。うーん、これはきっと入れるリッター数のことかな?と、10L入れたいから、「10」と書いてあるところを押してみる。

んで、7番レーンに戻ってみるが、どうにもなっていない。4つあるどのノズルから油が出て来る気配もない。

うーーーーーん。と悩みながら機械のところに戻ってみても、どうなっているのかさっぱりわからない。

そうこうしているうちに他の車が来てしまった!車を降りてこちらにやってくるイタリア人のオネーさん。

もうこの人に聞くしかない!と思ったのだけれど、こんな複雑な状況をイタリアで説明することなんかできるはずが無い。

半ばヤケクソで、全部日本語で「あのね、これが、こうなってー、10ユーロ入れたんだけどー給油出来ないんだけど、これってどうやるの?」って聞いてみた(←バカ)
キョトンとした顔で僕を見るオネーさん。それでもガソリンスタンドで困ってることは、給油をすることね、と理解してくれて、ジェスチュアを交えてでイチから説明してくれた。

どうやら数字はレーンの番号らしいということを理解。さっき押した「10」は10番レーンということ。

でも残念ながら、10番レーンはディーゼルの表示がなかった。10番はDiesel以外のレーンのようだった。げげげ!10ユーロ損こいたー!次に来た10番レーンの人は10ユーロ分得したねっと。

と、言うわけで、改めてお金を入れて、「7」と表示してあるところを押して、7番レーンに戻るとそれまで点いて無かった数字のデジタルメーターが点灯している。これで何とか給油できる!と、親切なイタリアオネーさんに「グラッチェー\(^o^)/」とOKサインを送る。おねーさんもよかったよかったというリアクションで、帰って行った。


でもそこからもひと苦労で、よくよく見ると、
BluDiesel Tech
BluSuper     
Gpl 
Metano
の4つのノズルがあることに気が付いた。

はっきり言って何を選べばいいのか分からなかったけど、Dieselエンジンなのだから、Dieselと書いてあるものなら間違いはないだろうと思って、 BluDieselと書いてあるものを給油して、Mitoのエンジンをスタートしてみると、、、

問題無く動きました(*^^)v ホッと一安心。


以上、イタリアでの給油レポートでした☆
 

DSC03212.jpg
モデナに行く朝の風景。Agipの看板が目に飛び込んでくる。カッコいいロゴですよね。清水草一氏も著書の中でおっしゃっていましたが、燃料を扱うのに、火を吹いているデザインなんて、引火を連想させるから日本では絶対却下されるでしょうね。イタリアって、面白い。
この記事へのトラックバックURL
https://carcle.jp/TrackBack.ashx?TR=FeYKMAgojnczTfL8SZnnpQ%3d%3d




witten by とぐさん
世界中
うんうんする
0


9月22日(火) に戻ります。
Museo d'Auto e Moto d'epoca Umberto Panini を出たあと、モデナのチェントロ(中心街)を観光。
モデナはイタリア共和国エミリア=ロマーニャ州の中にある県で、人口18万人ほどの地方都市。

Mitoで街の中に乗り付けた時にまず一番最初に困ったのは駐車場。どこも路駐だらけで停められる場所が見当たらず、さんざん彷徨った。そのうちPiazza(広場)に出てしまったのだが、逆に一台も停まっておらず、「あ、これは停めてはいけないスペースなんだな」と推して図る。Piazzaに簡単に出れてしまうその適当な道路規制と、それでも1台も停まっていないイタリアらしからぬ行儀の良さに、両方の意味でビックリした。

うろうろした挙句、なんとか車1台停めれそうな路駐ポイントを見つけた。しかし日本だったら、自分のGTVだったら絶対停めないようなギリギリ1台しか停めれないような間隔で前と後に車が停まってたので、やめようかとも思ったのだけど、太田さんの「イタリアでの縦列駐車はぶつかってもいいと思いながら思い切ってやるとうまくいくよ」という言葉を思い出し、果敢にもチャレンジしてみた。

半ばもうヤケクソで、「エイヤー!」と停めたら、ほんとにあと数ミリくらいの間隔で前後の車の間に収まった。
しかもぶつからずに!それがまた一つイタリアでの成長の成果のような気がしてめっちゃめちゃ嬉しかったからすぐにその現場の写真を撮りたかったのだけれども、停めてすぐに写真撮ってたら「このジャポネーゼなにやってんの?」的な目で見られたら恥ずかしいという思いが先に立ち、グッと我慢して、ちょっと街歩きしてから、あとから撮ろうと思いなおし、街の散策を始めた。
でも残念ながらぐるっと回って帰って来た時にはすでに前後の車は入れ替わっていて、前も後ろもかなりの間隔が開いていた くぅーー恥ずかしくても撮っておけばよかったと、後悔した。

というわけで、散策した後にMitoのところに戻って撮った写真が、このブログのテンプレートのヘッダーの部分の画像なのです。

いやー、ほんとはね、ピッタピタに前後の車がくっついている状態を撮りたかったんですけどねーーーー!!ああ、残念。

でも、この話には後日談があって、日本に帰ってから判明したことが一つあったのですが、それはまたおいおいということで。
何はともあれ、Mitoを停めることが出来たので、街中を散策。

DSC04410.jpg
ドゥオモ(教会)があったので早速入ってみた。

DSC04416.jpg
人の数はまばらだったけど、何やらミサ的なものが行われていて、ゆったりした時の流れの中でも、ピンと張りつめた空気を感じた。

DSC04428.jpg

DSC04431.jpg
さすがはモデナ。ウインドウには最新のモデルのミニカーが。カリフォルニアですね。

DSC04434.jpg
ハローキティはイタリアのいたるところでSHOPが出来ていた。すごい人気なのだそうだ。

DSC04435.jpg
クーペフィアット。GTVを買う時に406クーペとこれも選択肢に入っていたっけ。今見てもかっこいいですよね。
ピニンファリーナデザインの、まさにピッコロフェラーリ。
この写真、なんかお気に入りです。

DSC04436.jpgDSC04447.jpg
Piazza(広場)ここには車の乗り入れを規制しているので、車が一台もいない。
まるで中世にタイムスリップしたかのよう。

DSC04452.jpg
日本ではあまり見ることのない、路面でUOMO専門のセレクトショップ。
ショーウインドウのマネキンはドルガバでコーディネートされていた。
超カッコイイ!
イタ男はこういうのを見て、目が肥えていくのでしょうネ。
この記事へのトラックバックURL
https://carcle.jp/TrackBack.ashx?TR=I2wVE%2flOfvsZFv8Isi7UMg%3d%3d




witten by とぐさん
世界中
うんうんする
0


ランボねーさんの案内の元、一行は車の内装を作っている職人たちがいるエリアに到着した。

そこではまさに革職人達が高級ブランドバックを作るがごとく手作業でシートの型取り、工業用ミシンでの縫いなどを行っており、その過程を見ることができたことは非常に貴重な体験だった。

さらに、その職人さんから手渡しで、ランボルギーニの闘牛をかたどった刻印が入った革の切れ端をプレゼントしていただき、一同超ーーー感激!!本物の工場で、シートに使う本物の革で、本物の職人が目の前で作ったお手製ランボグッズを貰えるなんて、それはもう感動の一言です

最後はムルシェラゴの生産ラインを見学。
ランボルギーニのパーツの殆どはドイツ(AUDI)で作られ、ここSt.Agataではアッセンブリーオンリーと言っていたので組み立てと、シートの革張りくらいのものらしい。それでもムルシェなどは1日数台くらいのペースでしかできないとランボねーさんは胸を張っておっしゃっていた。

ここで全ての見学コースが終了したので、ランボねーさんに御礼を言って、工場と外界を隔てている出入口のドア(ある日のランボねーさんはこれを工場見学が始まる際に、「ヘブンズドア」とのたまったらしい。コンドウ☆さん:談)から、現実界に戻ったのでした。

その後、敷地内の直営ショップでグッズを買い漁り、ランボ見学の全ての行程を終了~。

DSC04405.jpg

というわけで、Mitoから上の写真のムルシに乗り換え、モデナに帰ったのでした(ウソ)。
帰りの時間が丁度17時を回ってしまったので、自宅に急ぐ工場勤務者達の車の大大大渋滞に巻き込まれ、田舎の筈のSt.Agataの道が全く動かなくなって大変だった。誰ひとりとして残業などしないのであろう。さすがイタリア。
一旦家に帰って、シャワー浴びて着替えて、夜の街へ繰り出すに違いない。
だってそれが彼らの働く意義なのだから。


ランボルギーニ訪問編:完

でもまだつづく(笑)
この記事へのトラックバックURL
https://carcle.jp/TrackBack.ashx?TR=RuqVWIztXNZu5rxQnZ5RrQ%3d%3d




witten by とぐさん
世界中
うんうんする
0


ランボルギーニを案内する人には名物おねーさんみたいな人が居ると知ったのは、確かこの見学を予約しようと思ってネットサーフィンをしている時だった。

でもそれはずいぶん前の情報だったものだから、本当にそんな人がいるかどうかあやしいもんだと思いながら、予約をしたことを覚えている。

団体客のアメリカ人高校生達が先に工場見学に通され、しばらく経ったあと、受付の人が僕の名前を呼んだ。

周りを見渡すと、どうやら僕の他にも見学者がいるようで、先に入った団体客とは別に案内人が付いて、工場見学をするらしい。

僕らのグループは僕の他、1人旅行の女性(たぶんスペイン人)、同じく1人旅行のドイツ人男性の3人だった。

そして工場の扉が開き、中から案内の女性が出てきた。

その人を見た瞬間、「あ。ひょっとして、この人が名物おねーさん?」と直感的に、また、漂う皇帝色の覇気 からそう思った。
しかし年の頃はおねーさんと呼ぶには相当な年月が経っているような気がしたし、ぱっつんぱっつんのボディにランボルギーニのロゴが横に伸びたTシャツ姿が僕の中で鳥山明が描くおばさんのイメージ(腰に手をあてて、小太りで、尖った感じの、、、きっと僕だけのイメージなので分からないと思いますが・笑)とかぶって、ちょっと違うかなとも思った。

しかし、僕のその直感が確信に変わる時が後からくるのだけれども。

ともあれ、見学者3人と、その案内人の女性(以後ランボねーさん)の4人でランボルギーニ工場見学が始まった。
撮影は禁止らしく、ランボねーさんに「おみゃーさんカメラ持ってたらあっかんがや、あっちにロッカーあるで置いてこやあ」と注意されたので、ロッカーにカメラを置いて、工場の中に入る。


入った途端、そこにはいきなりずらーーっと20台くらいの納車前と思われる完成車両が並んでおり、
それはもう様々なカラーや、オプションが満載のクルマ達で、これらが明らかにどこぞの国の金持ち達が自分仕様に仕立ててフルオーダーしたのであろうと思われるものばかりだった。

それらを見たり、触りながら(僕は触らなかったけれど。ドイツ人のおっさんがべたべた触るから見ているこっちがヒヤヒヤした。)英語でクルマの説明をまくしたてるように弾丸トークで説明をしていくランボねーさん。

この英語がまた早口なのかイタリア人英語で訛ってるのか、何を言っているのかよくわからなかった。どうやら一緒に見学しているスペイン人女性も英語がわからないらしく、もっぱらドイツ人のおじさんとやんややんやと話しながら、進んで行く。

でも、ランボねーさんがすごく誇らしくランボルギーニのことについて話していることは分かったし、サンタアガタにあることに強い拘りがあるらしいことも何となく分かった。あと強烈にフェラーリを意識していることも。

そして少し打ち解けたな、と思った時にその事件は起こった。
ドイツ人おじさんが、「納車前のランボ達に、赤色がないけど、どうしてなんだい?」
とヘラヘラと尋ねた途端、ランボねーさんの顔色がぐわっっと変わって、彼女はそのドイツ人にこう言い放った。

「このどたわけ!あっきゃー(赤い)車が欲しきゃモッッデナへ行っきゃあ!ここはよぉ、ランボルギーニだわ!サンタアガタなんだわ!あっきゃー車なんかここにはひとっつもにゃーわ!とっろいこと言っとったらかーん!」

ドカーンという効果音が僕には聞こえた。

かっこ良すぎるーーー!! なんという自負心、なんというランボルギーニ愛、なんというモデナへのライバル心なんだろう!

わかった。この人がランボルギーニの名物おねーさんだ!

他にも案内人が居るのに、この人に当たって僕は本当にラッキーだった。
でもそのあと、怒らせんようにしよーと思ったのは言うまでもない。

しかしこのドイツ野郎もランボの見学にポルシェのTシャツ来てくるKYなヤツだったし、納車前のクルマにベタベタと触っていたところもきっとランボねーさんの逆鱗に触れたのであろうと思われる(笑)

つづく。


DSC04380.jpgDSC04382.jpgDSC04390.jpgDSC04392.jpgDSC04393.jpgDSC04399.jpg
この記事へのトラックバックURL
https://carcle.jp/TrackBack.ashx?TR=RYFghqzEbiXRPNKJ7g3oiQ%3d%3d




プロフィール
とぐさん
とぐさん
イタリア車のアルファロメオ好きが高じてイタリア好きになってしまったtogと申しますヌヴォラブルーのアルファロメオだけのオーナーズクラブ「全国ヌヴォラ党」の幹事をやっております。自分の車、アルファロメオ...
本になりました
Mitoで旅するTorino~Milano電子書籍
315円(税込)
アルファロメオMitoでトリノやミラノほか、イタリア各都市をドライブした時のフォトエッセイ。 道中に撮った約6000枚の中から厳選した写真や、イタリア車好きには堪らない数々の訪問先のレポートなど、写真集、エッセイ、ガイド、ホテル情報、グルメ情報、ドライブルート図から訪問先の予約方法まで、様々なエッセンスが一冊にギュッと詰まった、新感覚の『フォト・ブログ・ガイドブック』です。これからイタリアを車で旅行したいという人にも大変参考になる内容となっています。

※電子書籍ですのでダウンロードで購入するものです。

愛車情報
アーカイブ
フレンド
参加クラブ・イベント
カウンター
Counter
2024年5月
1
先勝
2
友引
3
先負
4
仏滅
5
大安
6
赤口
7
先勝
8
仏滅
9
大安
10
赤口
11
先勝
12
友引
13
先負
14
仏滅
15
大安
16
赤口
17
先勝
18
友引
19
先負
20
仏滅
21
大安
22
赤口
23
先勝
24
友引
25
先負
26
仏滅
27
大安
28
赤口
29
先勝
30
友引
31
先負
新着記事
記事検索
検索語句
カテゴリ
最近のコメント
タグ
その他機能
RSS 2.0 Feed
ゲストブック
ブラウザのお気に入りに追加

 
ブログ購読
このブログが更新されたらメールが届きます。
メールアドレスを入力してください。