マツダ株式会社(以下、マツダ)は、「MAZDA MX-30 EV MODEL(エムエックス サーティ イーブイ モデル」を、全国のマツダ販売店を通じて、2021年1月28日より発売を開始した。
EV専用に基本骨格、ボディを強化したマツダの新世代車両構造技術「SKYACTIV-VEHICLE ARCHITECTURE(スカイアクティブ ビークル アーキテクチャー)」と、電動化技術「e-SKYACTIV(イースカイアクティブ)」により、思い通りに操れる走行性能と、様々なシーンで体感できるシームレスで滑らかな挙動を実現。
搭載するバッテリーは、LCA評価によるCO2排出量を抑えることと、買い物や通勤など、日常生活でのお客様の実用的な使用環境に見合った走行距離を考慮し、総電力量35.5kWhとした。
マツダの安全思想に基づいた先進安全技術「i-ACTIVSENSE(アイ・アクティブセンス)」を標準装備とし、全機種が「サポカーS・ワイド」に該当しており、サポカー補助金の対象になった。
●低重心、高剛性骨格
自らの足で走っているかのような自然な感覚で、乗る人すべてに心地よさを
「ボディ」
・新世代車両構造技術「SKYACTIV-VEHICLE ARCHITECTURE」を採用し、基本骨格のストレート化と、バッテリーパックを骨格として活かした環状構造によって、剛性アップと伝達遅れ低減の両立を実現。
●人馬一体の深化
「EV」だからこそ叶えられるシームレスな車両挙動を実現
「エレクトリック G-ベクタリング コントロール プラス(e-GVC Plus)」
・高い操縦安定性を実現するマツダ独自のG-ベクタリング コントロール プラス(GVC Plus)を進化させた、エレクトリック G-ベクタリング コントロール プラス(e-GVC Plus)を搭載。
●意のままの走り
ハンドルやペダルの操作に、違和感なく応答することで、コントロールしやすく楽しい運転体験を実現
「回生協調ブレーキ」
・ブレーキペダルの操作量からドライバーが必要とする制動力を判断し、その範囲内で最大限のエネルギー回生を行いつつ、不足分を摩擦による制動力で補う回生協調ブレーキを採用。
「モーターペダル」
・人の感覚にあったトルクコントロールを可能とした、エンジン車のアクセルペダルに相当するシステム。
※マツダの安全思想にもとづき、発進から停止までモーターペダルだけで操作するシステムは採用していない。
「サウンド」
・加速状況に応じて発生するトルクの状態をドライバーが無意識に認知できることを考え、モータートルクに同期したサウンドを発生するシステムを採用。
「ステアリングホイールパドル」
・通常走行時の「D」レンジを基準に、プラスとマイナス、それぞれ2段ずつの合計5段を設定し、ステアリングに設置したパドルで変速可能。
車両本体価格 (消費税10%込)
EV:4,510,000円
EV Basic Set:4,587,000円
EV Highest Set:4,950,000円