・2021年で生産終了となる現行モデルに、仕様を強化した3台のファイナルエディションの発売を発表
・パワーとパフォーマンスの向上、デザインのアップグレード及び、新色が登場
(Hethel, UK – 8 February 2021) – 新たな時代へ進み始めたロータスカーズは、エリーゼ/エキシージ/エヴォーラの生産終了を決定。最新のアナウンスでも発表されているように、ビジネスがエキサイティングな未来へ向かって進むにつれ、25周年、21周年を迎えたロータスの象徴である、エリーゼとエキシージも時代にピリオドを打ちます。
これらの2つの伝説的なモデルに敬意を表して、ロータスは、より高いパワー、優れた標準仕様、そして真のロータススタイルー“軽量”ーを兼ね揃えた3台の新しいファイナルエディションを発表しました。
ファイナルエディションはエリーゼとエキシージの究極バージョンであり、20年以上のエンジニアリングの卓越性と技術開発の頂点を示しています。 限られた数のみ生産されるファイナルエディション、そして今まで生産されてきたエリーゼとエキシージは、今後レジェンドとして名を残すでしょう。
3台の新しいファイナルエディション(1台のエリーゼと2台のエキシージ)が生産されることにより、ロータスはお客様がファイナルエディションの購入を急ぐと考え、グローバル市場からの高い需要を見込んでいます。 それらは、ユニークな塗装色、ファイナルエディションオリジナル外装デカール、新しいホイールフィニッシュ、ニュートリム、そしてファイナルエディション ビルドプレートが標準仕様となっております。
ファイナルエディションで発売される3台は下記の通りです。
・エリーゼ スポーツ 240:車両本体価格 ¥7,777,000(消費税 10%込)
・エキシージ スポーツ 390:車両本体価格 ¥11,770,000(消費税 10%込)
・エキシージ スポーツ 420:車両本体価格 ¥13,970,000(消費税 10%込)
◎ロータスエリーゼ ファイナルエディション詳細
エリーゼはロータスの象徴的であり、2021年は生産の25周年となり、最後の年となります。 この新しいファイナルエディションは、独占性と希少性は間違いなく高い需要と、将来のクラシックなステータスを保証します。 またこの車両は、エリーゼをロータスの象徴的な車にしたすべてのコアバリューと機能を保持しています –スーパーチャージャーとインタークーラー1.8リッター、4気筒ミッドマウントエンジンを搭載した小型、軽量、俊敏な2シーター。
標準仕様として、ファイナルエディションの車両には、インテリア/エクステリア共に、大きな変化があります。最大の変更点は、2つのスクリーンから選択できる新しい TFT デジタルダッシュボードです。1つは従来のダイヤルセットを備え、もう1つはデジタル速度の読み取りとエンジン速度バーを備えたレースカースタイルです。
ステアリングホイールは新しいデザインで、革とアルカンタラで覆われています。 そして、背の高いドライバーにも対応できるよう、足元のクリアランスを作り出し、乗り降りを支援するためにフラットボトムデザインタイプとなります。 すべての車には、ファイナルエディションのビルドプレートに加えて、新しいシートトリムとステッチパターンを装備しています。
エリーゼ スポーツ240には新しい色が導入され、それはエリーゼとロータスの過去の配色を思い起こさせます。この車両は、1996年に初めてメディアに発表された最初の生産車両:アズールブルーが含まれており、その他にはブラック:Autobytel Lotus Elise Championship race series を成功させたときのモータースポーツ部門のブランドカラー。 そして、1995年のフランクフルトモーターショーで見られたオリジナルのショーカーカラーへのオマージュである、レーシンググリーンあります。
エリーゼ スポーツ240 ファイナルエディション
エリーゼ スポーツ240 ファイナルエディションは、キャリブレーション改訂により23ps のパワー増となり、エリーゼスポーツ220の後継モデルとなります。最高出力243psと最大トルク24.9kgm(244Nm)を発生するエンジンは、驚異 的で実用的なパフォーマンスとクラス最高レベルの効率を提供するべくチューニングされております。1トンあたり 263.6psのパワーウェイトレシオにより、0-100km加速は4.5秒で到達します。CO2排出量177g / kmは、このパフォーマンスに対して非常に低い数値となります。
10 スポークアンスラサイト軽量鍛造アルミホイール(フロント 6.J x 16インチ、リア 8J x 17インチ)を標準にて装着しており、これはエリーゼスポーツ220の標準ホイールよりも 1本あたり0.5kgも軽量となり、ヨコハマAdvan Sport V105タイヤ (フロント 195/50 R16 リア 225/45 R17)と組み合わされます。オプションのカーボンフロントアクセスパネル/カーボンテールゲート/カーボンシルカバーなどのカーボンパネル、リチウムイオンバッテリー、ポリカーボネート製リアウインドウにより、更なる軽量化が達成可能となります。また、全ての軽量オプションを選択することにより、エリーゼスポーツ240の重量を922kg から898kg まで減少することができます。
◎ロータス エキシージ ファイナルエディション詳細
エキシージシリーズは、エキシージ スポーツ390 とエキシージ スポーツ420の2つのモデルとなります。エリーゼと同様 に、ユニークな塗装色、ファイナルエディションオリジナル外装デカール、2つの新しいホイールが含まれています。 エキシージのすべてのバージョンには、TFTデジタルダッシュボード、ファイナルエディションビルドプレート、新しいステアリングホイール、および新しいシートトリムとステッチパターンを装備しています。
すべてのモデルは、3.5リッターのスーパーチャージャー付きV6を搭載し、バッフル付きサンプを備え、軽量で剛性の高いシャーシに取り付けられ、スリリングな加速と瞬時の応答を提供します。パワーアシスト機能なしのピュアなステアリングは、あらゆる速度で絶妙なフィードバックと鮮やかなコミュニケーションを提供します。エキシージは、先駆的な接着アルミニウムシャーシの独自の特注バージョン、独自のリアサブフレーム、およびリアの鍛造アルミニウムダブルウィッシュボーンサスペンションの恩恵を受けています。エリーゼファイナルエディションシリーズと同様に、エキシージもロータスの歴史の中で、重要な車を表す新しい色が採用されています。これらには、2011年のフランクフルトモーターショーにて発表されたエキシージV6:メタリックホワイト、2000年の最初のプレスフリートカー、2007年のジュネーブモーターショーのエキシージGT3コンセプトに使用されたメタリックオレンジが含まれます。
ロータス エキシージ スポーツ390 ファイナルエディション
新しいエキシージ スポーツ390 ファイナルエディションは、生産終了したエキシージスポーツ 350の後継モデルとなります。キャリブレーションを改訂したチャージクーリングを備えたEdelbrock製スーパーチャージャーは最高出力402psと最大トルク42.8kgm(420Nm)となり、52psのパワー増となります。1,138kgの車両重量との組み合わせにより、最高速度は 277km/h、0-100km 加速は3.8秒で到達します。
先進のエアロダイナミクスは慎重にバランスされており、リアで70kg、フロントで45kg、最高速度において合計115kgのダウンフォースを発生します。このパワーを路面にしっかり伝えるため、10スポークシルバー軽量鍛造アルミホイール(フロント 7.5J x 17インチ、リア 10J x 18インチ)とミシュランPilot Sport 4タイヤ(フロント 205/45 ZR17 リア 265/35 ZR18)を装着しております。
ロータス エキシージ スポーツ 420 ファイナルエディション
エキシージ スポーツ420 ファイナルエディションは、10psのパワーアップを達成し、生産終了したエキシージ スポーツ410の後継モデルとなります。エキシージ スポーツ420 はエキシージ最速モデルとなり、最高速度は290km/h、0-100km 加速は3.4秒となります。
車両重量は1,110kg、スーパーチャージャー&インタークーラーのV6エンジンは最高出力 426ps(1トンあたり383.8psのパワーウェイトレシオ)と最大トルク43.5kgm(427Nm)を発生、フラットなトルク曲線を備えたエキシージは、そのクラスで最も完成度の高いロードカーとなります。
標準装備リストは素晴らしい装備が並びます。調整可能なフロントとリアのアイバッハ製アジャスタブルフロント/リアアンチロールバー、ナイトロン製フロント/リア3ウエイアジャスタブルダンパーは高速/低速コンプレッションで3段階のダンピング微調整が可能となります。また、10スポークアンスラサイト軽量鍛造アルミホイール(フロント 7.5J x 17インチ、 リア 10J x 18インチ、シルバーとの選択)とミシュラン Pilot Sport Cup 2タイヤ(F:215/45 ZR17 R: 285/30 ZR18)を装着しております。
ブレーキ系統には、APレーシング製フロント/リア4ポッドブレーキキャリパーとAPレーシング製2ピースJフックベンチレーテッドブレーキディスクを備え、熱容量が大きく⾷いつき感に優れたこのディスクは、摩耗粉がたまりにくく、安定したペダルタッチと大きな制動力を実現します。
エリーゼ、エキシージ、エヴォーラの生産が今年後半に終了すると、最終的な合計生産台数は約55,000台になります。これらを合わせると、最初のロータス車両が1948年に生産されて以来ロータスのロードカー総生産量の半分以上を占めています。
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