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witten by ハッセー
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今回の二大目標の1つポルシェミュージアムを早くも堪能し、
いよいよ次の目的地へ向かいます。

次の目的地は・・・・・・

ポルシェミュージアムレポートの初期の回で若干ヒントが出ていたのと
題名が”ドイツ-オーストリア自動車ミュージアム~”で
気付いた方もいると思いますが

オーストリアのGmünd(グミュント)です。

シュトゥットガルトを後にし、ミュンヘンを通過~
ミュンヘン通過の際に、アウトバーン沿いに2006年の
ワールドカップ決勝が行われた競技場”アリアンツ・アレーナ”を横目に
見ることができました・・・・が・・・画像は無しで・・(^_^;)

流石に走行中には撮れない。。。

ミュンヘンから南東に約30kmの”Holzkirchen”のパーキングエリアで
C3と人間(自分)の腹ごしらえをします(^_^;)
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スタンドのブランドは”Aral”

C3はフランクフルトから554.1km走って、38.31リッター飲み込みました。
燃費換算で14.46km/L。アウトバーンを速度制限区域以外は、
ほぼ130km/h位で巡航してたので、良い方じゃないでしょうか。

自分の方は、ポルシェミュージアムで時間と資金を浪費したので
エコノミーな軽食で済ませます・・・(^_^;)

でもヨーロッパの良いところは、こういうパーキングや駅のサンドでも
肉類が本格的なところ。
日本のはたいがいテキトーなハムが挟まっていますが、
これはボロニアソーセージのような濃厚な味で美味しかったです。
P1140560.jpg
それと、この”mezzo mix”という炭酸飲料、僕はドイツに来たら欠かさずに飲みます。
迷ったら”mezzo mix”です(^_^;) 
味はというとオレンジフレヴァーのコーラです。激ウマです!!

半年くらい前に日本でも、ようやくこの組み合わせが旨いことに気付いたのか、
ファンタオレンジとコーラを合わせた物が出回った時期がありましたが、
あれはやっぱり、ファンタの安っぽい後味が残って、美味しくなかった・・・

腹ごしらえをしているとスタンドにケイマンが入ってきました。
P1140562.jpg
相変わらずFLAT6は爆音ですね。他が静かになったからなのか・・・

今回、アウトバーンを走ってつくづく感じるのが、ドイツでのポルシェの別格ぶりです。
ドイツは基本、あまり弄った車(改造車だけでなくドレスアップなども含めて)は多くないので、
爆音の車が来たら、だいたいポルシェというような感じで、なんかポルシェは治外法権なのか
とさえ思ってしまいます。たまにマフラー変えたAudiやBMWなんかもいますが・・・・

C3も僕もお腹を満たし、後はアウトバーンをオーストリアに向けて走ります。


次回はオーストリア入国と、な・なんだあの車は・・・!?です(^_^;)
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引っぱりに引っぱったポルシェミュージアム編も
いよいよ、今回で最後です。

今回は”RennSport”特集後編になりま~す。

まずは、それまでクラス優勝に甘んじてきたポルシェに、初のワールドチャンピョンシップを
もたらした”908”です。
P1140330.jpg
展示車は”908 LH Coupe”

LHは”ラング・ヘック”ドイツ語でロングテールの意味です。
この通りリヤ・オーバーハングに”PORSCHE”のロゴ入りストライプが書けるほど長いです。
P1140333.jpg
エンジンは、68年からの排気量制限規定(フォード・シャパラル閉めだし規定)を受け、
新開発された3リッターのフラット8を搭載。


見慣れない車ですが、”909 BergSpyder”です。
Berg=山という意味のとおり、ポルシェのヒルクライム専用レーサーです。
P1140461.jpg
このBergSpyder、アルミ製のスペースフレームの採用や、上り坂での前軸の荷重減少を
防ぐレイアウト変更(ギヤボックスをリヤオーバーハングから、エンジンと後輪の間に
レイアウトしドライバー位置を前進させる)など、ヒルクライムならではの成り立ちで、
なかなか面白いです。

あと、”ベルクスパイダー”って響きがカッコよ過ぎ!
ちょっとフルカウルミニ四駆みたいだけど・・(^_^;)


そして、ポルシェのヒストリックレースカーとしては、”栄光のルマン”の影響で知名度の高い
”917”です。展示車は、’70年のLe Mansでポルシェに念願の初総合優勝をもたらした、
ポルシェ・オーストリア・ザルツブルグの917K。
P1140335.jpg
この個体は、おそらく917-023だと思われます。一時期、松田コレクションの所有で
御殿場のポルシェ博物館にあったこともある個体です。

松田コレクションがこの917-023を入手した時のエピソードとして、
アメリカのコレクターから、当初ジョン・ワイアチームにデリバリされた917-026として
購入するも、後からレストア時にシャシNo.プレートを取り違えて付けられていることが
判明し、023であることが分かったという記事を読んだことがあります。

事実、松田コレクションの917Kは、最初ガルフカラー(ジョン・ワイア仕様)だったのが、
後にこのザルツブルグカラーに戻されていましたね。

917は、このザルツブルグの023以外にも、多数展示されていました。
P1140425.jpg

”917 PA Spyder”
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詳細は不明ですが、6~7.2リッターのフラット16を搭載と説明にあるため、
Can-Am車両開発の実験用に造られたテストカーと思われます。


”917KH Coupe”
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カラーリングからジョンワイアの917-035(015リビルド車)かな・・・


”917LH Coupe”
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’70年にザルツブルグ、’71年にマルティニからLe Mans参戦するも
共にリタイアの917-042。

”917/20”通称”Pig”とも”Pink Pig”とも言われる、
ボディ全体に豚肉の部位が書かれている特徴的な917です。
P1140433.jpg
こんなカラーリングですが、エントリーはマルティニからです。
マルティニ側がこのカラーリングを気に入らず、一切マルティニのロゴを
入れるなと言ったとか言わないとか(^_^;)

”917KH Coupe”
P1140436.jpg
一見、普通の917Kですが、’71年のLe Mans優勝車(917-053)です。
この053、まさに隠れワークスの真髄で、なんと他の917がアルミフレームなのに
対して、シャシNo.051~053のみがマグネシウム製フレームを使用していました。

軽くなった分バランスウエイトを使い重量配分を最適化、操縦性の向上は
著しかったそうです。

グループCカーの代表格ともいえる”962C”です。
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展示車は’87年のLe Mans優勝車。

これは’82年の”956”を使ったダウンフォースを判りやすく?伝える展示(^_^;)
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理論上321.4km/hで天井に張りつくほどのダウンフォースが生まれるということか。
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公式まで書いてあるところが、ドイツらしいが肝心のCa値の求め方が知りたい!!
Ca値以外は、空気抵抗の式と同じです(^_^;)

’96年の911GT1です。
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962C以来のワークス体制でLe Mans参戦するも、前年ポルシェが
チーム・ヨーストに売却したWSC-95(TWR製シャシ+962Cエンジン)に
優勝を持っていかれるという、何とも皮肉な結果に・・・

ちなみにこのカラーリングは、スポンサーの”Mobil”のロゴから
デジタル処理で作り出した模様だそうです。
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一見、993のように見えるヘッドライトも全く別物ですね。

”’98 911GT1”です。
P1140376.jpg
’97年も’96年同様に、ヨーストに優勝をさらわれたポルシェ・ワークスが
’98年に念願の総合優勝をこの車で獲得しました(^_^;)

こちらはまだ記憶に新しい”RS Spyder”です。
P1140458.jpg
’05年登場のLMP2カーで、アメリカのLe Mansシリーズでは上位クラスの
アウディをも脅かしたRS Spyder。
3.4リッター V8を搭載。

このエンジンは、コンセプトモデル918Spyder・918RSRに
使われるなど今後の展開が気になりますね。

最後に911を2台。

”911 Carrera RSR”
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タルガフローリオにワールドタイトルが賭けられた最後の年’73年に出場し
クラス優勝を成し遂げます。

”911SC Safari”
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’78年にサファリ・ラリーに出場したSCです。

911といえば車高を下げたサーキットトラック仕様が一般的ですが、
SCにしろSCRSにしろ、オフロード用に車高を上げた911、
僕はかなり好きです。
ドイツ国内ラリーでは、いまだに911GT3などで出ているエントラントもいるみたいです。

ポルシェ社史からレーシングヒストリーまで、ポルシェの世界を存分に堪能できる
ポルシェミュージアムのレポート、いかがでしたか?

是非、お近くにお立ち寄りの際は寄ってみてください。
車好きなら、出る頃にはポルシェ好きになっていることでしょう(^_^;)

はじめからクライマックス的な今回の旅ですが、ご心配なく。次の博物館もクライマックスです(^_^;)
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ポルシェミュージアム編、市販モデルの歴史も終盤。
今回は現代までの市販モデルと、いよいよお待ちかね?の
”Renn Sport”特集前編です。

まずは、近年のモデルを。

いきなりですが959です(^_^:)
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WRCでの911SCRS→パリダカでの3.2カレラベースの4駆モデル(953)を経て、
ポルシェが開発したグループB車両、ホモロゲーション取得以外にも
言わば、未来の911の実験車的な意味合いも強い”959”

エンジンは、カレラ3.2や3.3ターボなどの930系ではなく、Cカー956、962C系の
水冷DOHCヘッド 2.85リッターフラット6ツインターボユニットを搭載。

こちらはトルコンATのティプトロニックや4駆モデルの投入などで
911のバリエーションを大きく広げた964型911。
P1140446.jpg
展示車は964型Speedster

924に端を発する4気筒FRポルシェの最終型”968”です。
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展示車は968カブリオレ。
カーとものウルズさんがクーペを所有していて、またに運転させてもらいますが、
トランスアクスルで50:50の前後バランスも手伝ってか抜群の安定性と
トルクフルな3リッター直4エンジンで、高速移動にも街乗りにも万能な車です(^_^:)

最後の空冷911”993”です。
P1140457.jpg
展示車は”Alarm For Cobra 11”ファンにはお馴染みのアウトバーン警察のPOLIZEI仕様。
こんなのが後ろから来たら・・・・とりあえず譲って・・・つ、ついて行っちゃうかも~(^_^:)

90年代中盤、財政難に陥っていたポルシェ社の収益改善に多大な貢献をした
986型(初代)Boxsterです。
P1140456.jpg
財政難の状況もあってか、それまでのエントリーモデル968から一転して、
911(996)との部品共通化を進められ、エントリーモデルとしては914以来の
フラット6まで手に入れたモデル。

また、911との共通イメージを持たせることで、ポルシェのエントリーモデル史上、
類を見ない成功を収め、ポルシェ首脳陣が
「あ、な~んだ911っぽいカッコしてりゃ、何造っても売れんじゃん!」と気付き、
今日のラインナップを構成するきっかけになったようにも思えるモデル(私感です・・・^_^:)

こちらは、Le Mansが生んだ副産物2台”Carrera GT””911GT1’97”
P1140466.jpg

GT1は’96年のデビュー時には993フェイスで登場しましたが、ロードヴァージョンの
販売時期が’97年にずれ込んだために、オーダーした顧客は993と996のヴァージョンを
選べたということです。展示車は996ヴァージョンですね。
P1140460.jpg
また911GT1’96~’98は、考えてみれば唯一のミッドシップ911でもあります。

911GT1に換わるFIA-GT車両として開発が進められるもGT1規格が消滅し、
急遽、市販スーパースポーツへと鞍替えされた経緯を持つCarrera GT。
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5.7リッターV10ユニットやそれを包み込むような形状のCFRPモノコック、
今やスーパースポーツでは主流になったCFRPブレーキローターなど、
相変わらず、ポルシェのスペシャルモデルは未来の実験車に変わりなし。

ここからは、いよいよレンシュポルト特集前編です。

まずは、レンシュポルト前夜の”356 SL Coupe”です。
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ポルシェはグミュントで造られたアルミボディの356のうち4台を
ワークス活動のために社内に残し、モディファイを施しました。
1951年にはLe Mansに出場し、初出場でクラス優勝を果たしています。

元々ビートルをベースに造られた356の改良に限界を感じたポルシェは
レース専用車両”Renn Sport”の必要に迫られ、鋼管スペースフレームのミッドに
356のフラット4 4カムユニットを搭載した550Spyderを開発。
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展示車はその550 Spyderの各部をリファインした”550A Spyder”
P1140514.jpg
ちょうど”アメリカにおけるポルシェ”の企画展を開催中でジェームス・ディーンの
最期となった車として、企画コーナーに展示中でした。

こちらは550 Spyderに端を発するRenn Sportの発展型
”718W-RS Spyder”
P1140528.jpg
このモデルは2リッターのフラット8が搭載されている模様。
P1140536.jpg

この辺のRS Spyder及びCoupeはヴァリエーションがいくつかあるので
その遍歴など何か詳しい資料を是非欲しいところです。

特に550や718RSKなどは、ビートル系のレプリカモデルがリリースされているので、
GFRPなんかでクーペフォルムのハードトップ造ったりしたら、相当遊べるなぁ~(^_^:)

さて904GTSです。
RS Spyderが鋼管スペースフレームだったのに対して904は生産性を考慮した
箱型断面鋼を使ったバックボーンフレーム+GFRPボディという特徴的な構造。
かくして、ポルシェで初めてプラスチック(GFRP)をボディに採用した車だそうです。
P1140529.jpg
展示車は2リッターフラット8ユニットを搭載した904/8
レース車と生産車の線引きが曖昧だった時代最後のRenn Sport。
良い時代ですね~(^_^:)

’66年に登場の、再びシャシ構成を鋼管スペースフレームに戻した
通称”Carrera 6”906です。
P1140535.jpg
翌年には改良型の910へとバトンタッチ。
性能がすべてのRenn Sportは悲しいかな短命ですね・・・

あぁ、初期のRenn Sportを見ていたら、
Beckの550 Spyderが欲しくなってしまった~!(@o@)!

次回はRenn Sport特集 後編。次でポルシェミュージアム編も最後です(^_^)/~

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