こんばんは。
今日は、先日行ってきました東京オートサロンのレポをしたいと思います。
ご存知のように、毎年1月に幕張メッセで行われる国内最大のアフターマーケットショーです。
ちなみに、この東京オートサロンと、北米SEMAショー、そしてドイツのエッセンショーの3つが「世界3大アフターマーケットショー」と言われておりまして、私はあとSEMAに行けばコンプリートになります(笑
まぁ、なかなか行く機会が無いのですが………
さて、この東京オートサロン。仕事の関係上、毎年行っているのですが…正直、最近は目新しい物が無く、仕事として行くには少々厳しくなってきております。
ナビなんかのマルチメディア系は日進月歩の技術ですから常に新しい物が出てきていますが、ハード方向のパーツについては今ひとつ目新しさが無く感じられます。
そんな中の今年のオートサロンですが、予想通り86/BRZが主役のイベントとなっていました。
会場内、どこを見ても最低1台は86/BRZの姿が見えるような状態で、特別展的に86/BRZだけを集めたエリアも作られると言う盛り上がり様。
まぁ、国産車としては「手の届くスポーツカー」「扱いやすいFR」「メーカー自らが素材としてのお膳立てをしている」と揃った久々の「主役級」の登場ですからね。
私個人としては、以前の舞子サンレポートにも書きましたがこのクルマの「86」という名前そのものはあまり好きではありません。
でも、開発の意図する「かつての86のように、アフターやユーザーが育て上げていってほしい」という考えには共感できますし、そうやって国内のクルマ好きが盛り上がっていって欲しいと思いますので、応援はしたいと思いますね。
さて、レポに戻りましょう。
もちろん、本家TOYOTAブースも主役は86。
TOM'S
TRD
モデリスタ
TOYOTAのワークスというかグループメーカーが揃います。
ちなみにTOM'Sの86は、エンジンを3.5LのV6に換装したスペシャル仕様。
そしてそんな中で異彩を放っていたのが、「Style CB」と銘打った純正用品開発部門の女性デザイナーが主体となって作ったコンセプトカー。
86のドレスアップの定番はやはり「走り」のイメージですしTOYOTAを始めサードパーティーもみんなそういう方向性だったのですが、このクルマはそうではなく「スタイリッシュさ」「エレガントさ」をコンセプトとしていました。
内装もレーシーなものではなく、ブラウンのラムレザー張りのシックな雰囲気。
ターゲットは「大人の女性」だったようですが、この雰囲気なら「ダンディなおじさま」にもよく似合いそうです。
こういう方向もアリだと思いますねー。
モリゾーこと豊田社長のプレゼン。
この人、本当にクルマ好きなんだなぁというのが伝わってきましたね。
この人が社長になって、TOYOTAがなんだか面白くなってきた気がします。
86に続き、スープラの復活を予感させる「GRMN SPORT FR PLATINUM」。
確かに、今のこのクラスの国産車スポーツクーペはGT-RやLF-Aのようなスーパースポーツしかなくて、あとはZしか選択肢が無いですからね。86同様にスープラは「ちょうど良いスポーツ」になります。
市販してくれると、楽しい事になりそうです。
86だけではなく、もちろんBRZもしっかりと存在感を示しています。
そういえば、関東圏では86よりもBRZを良く見た気がするのですが…気のせいかな?
あ、太田に行けば間違い無くBRZが多いな(笑
サードパーティーも精力的に86ドレスアップに力を入れていますね。
企画というか何と言うか、「Scion FR-S(北米版86)とヒュンダイ ジェネシスクーペ。欲しいのはどっち?」というアンケートが行われていました。
圧倒的な差でFR-Sの勝利でしたね(笑
主役は86/BRZでしたが、他のメーカーもがんばっています。
Hondaは発売したてのN-ONEをメインに据えてきました。
その中でも人気だったのはこの無限のレーシングコンセプト。
かつてのシティターボ2「ブルドッグ」を彷彿とさせるスタイルですね。
「新しいけど懐かしい」、そんな感じです。
個人的にはやはり今もHonda好きなので、もっとがんばってほしいですねー。
そろそろビート後継の登場かな?
続いて欧州車いきましょう。
今回欧州車関係で大きかったのは、ここでしょうか。
スイスのカスタムメーカー FAB DESIGNが出展していました。
これはその中の一台、マクラーレンMP4-12C。
やはりこういうクルマは映えますねぇ。
続いてイタ車いろいろ。
今回のオートサロンで国内導入が発表された、「アバルト695 エディツオーネ・マセラティ」。
国内では100台限定だそうです。
マセラティのトライデントマークをモチーフにしたホイールデザインがお洒落ですねー。
同時に発表されたのは595コンペティツオーネ。
ここにもっと早く行っていれば、togさんに会えたんだろうなぁ(笑
ランボルギーニ・アヴェンタドール。
上のはマットブラック。下のはたぶんステンレス調のフルラッピングですかね。
やっぱりカッコいいですねぇ。
F40が3台も!
何のメーカーのブースかよくわからなかったですが、とにかく壮観でした。
会場内で(たぶん)唯一のジュリエッタ。
シートをホワイトレザー&西陣織に張り替えていました。ホワイトのボディとの組み合わせはなかなか良い感じでしたね。
でも、それならいっそタンの部分も張り替えた方が良かったかも。
続いてフランス車。
ルノー・トゥインゴ ゴルディーニ。
ルノー・メガーヌRS。
右ハンドルは初登場ですかね?
続いてイギリス車。
RE雨宮が、今年はヨーロッパにロータリー積みました!(笑
そういえば去年はスーパー7にロータリー積んでましたなぁ。
来年はエリーゼか?(笑
アドバンカラーのエリーゼ。
このカラーも似合いますねぇ。
お次はレースカーいきましょう。
昨年のルマンに参戦した、日産デルタウイング。
画面で見た時にも不思議なカタチだと思いましたが、実車見ると特異なフォルムが際立ちましたね。
ある意味「トンデモマシン」なのですが、カッコいいです。
来年のルマンには走るのかしら?
トヨタTS030 HYBRID。
ルマンでも結果はリタイヤながら活躍し、最終的にWECで3勝を挙げたマシンです。
こちらも来年のルマンは期待したいですねー。
HondaオールドF1。RA273とRA300です。
F1復活の噂もありますが、どうなんでしょうね?
個人的には是非ともやって欲しい所ですが………
その他いろいろー。
おっさん世代にはたまりませんな(笑
Docomoがスマホを使ったナビゲーションシステムのイメージにナイトライダーを使っていまして。
こういう事やられるとDocomoにしたくなるじゃないですか。汚い!Docomo汚い!(笑
話題になってたシャア専用オーリス。
しかしこれに乗るのは色々と勇気が要るのでは?(笑
ゴールドウイングのトライク。
しかし後ろから見ると………
レクサス?(笑
「MINUTE-S」という、トヨタ技術会が作ったリバーストライク。
エンジンはヤマハWR250Rの250cc単気筒エンジンに、なんとトヨタ・アクアのハイブリッドシステムを組み合わせたハイブリッドトライクなのです。
側車付軽2輪としての登録を目指して開発されたとの事で、最高速は80km/hながらそこに至るまでの加速とハンドリングを愉しむセッティングになっているとか。
市販されると楽しいですね。
あとはオートサロン名物のお写真をいくつか(笑
と、まぁ、長々と書いてみましたが以上になります。
仕事としては収穫は少なかったんですが、純粋にイベントとしては楽しかったです。
さて、次は来月の大阪オートメッセ…は行けるかな?
行けたらまたレポしますー。