6000回転辺りから所謂カムに乗るというフィーリングを体感出来て加速が鋭くなり、その先は天井知らずといった感じ。高回転型であるが故に低速トルクがないのも事実で、まるで実用性を無視したレーシングカー宛ら。正に僕が求めていたレーシーな雰囲気に満ちている。それは鬼のようにがっちりしたボディに包み込まれたタイト感あふれるコックピットに充満する。動きはクイックそのもので30パイという小径のステアリングが輪をかけ、楽しさを倍加する。
ピーキーと言われる初期型のs2000には過激すぎると思われる人もいるであろうが、ハンドルの座りが良く直進性も良いし、245という太いタイヤをリアに履いてるから無茶な舵角を充てない限り大丈夫、30パイ全然ありだよ。兎に角クイックで楽しい楽しい。それに重ステのビートに慣れてるから重くも感じず寧ろええ手応えを感じ、頼もしささえ感じる。その謂われはこれを見よ!
このドアの厚み、そして太いサイドシル、おまけに写真では分かりにくいが、座席の前にハイXボーンフレームの一部が盛り上がってるんだぜ。だからセンタートンネルによって盛り上がったセンターコンソールも太くホンダが本気で作ったピュアスポーツカーを如実に物語っている。そこから伸びるシフトはビート同様ショートストロークで而もビートより軽く各ギアにスコンスコン入る。
これだけ記しただけでも分かる通り、いやあ、ほんとに良き相棒が増えて僕はうれしい限りだよ。それにしてもs2000ってかっこいいだけでなく美しいよなあ。
ここら辺が特に好きな所。このノーズ、超長くて低くてセクシーなんだよな。座席のすぐ後ろにタイヤがあるスポーツカーの王道的スタイルも好ましく全体的にグラマラスでどこから見てもかっこええ。
ガレージ内で撮ったのも見せるね。
ビートもいるでしょ。いやあ、すごいことだよ。
s2000の初乗り、慣れてないこともあって充分楽しんだとは言えないけど、大分勝手がわかったことだし、明日はオープンにして音も堪能したいと思います。