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02 建築設計事務所の業務内容・役割   03 設計打ち合わせの流れ

マイホーム造り

私たちの仕事は、みなさんが思い描く夢のマイホームを
実在の形にまとめあげることです。
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家を建てるということは、ほとんどの方にとって、おそらく一生に一度の人生最大のイベントといえるはずです。
建物はクライアント、設計者、施工者による共同制作の物です。
建築家だけで作る物でもありません。
最近家は買うものというイメージを持つ方がふえています。
そしてこれからも増えていくことでしょう。
住み手の個性をあまり必要としない世界に変化しつつあるのでしょうか?
しかし逆に、そんな時代だからこそその考え方に疑問を強く持つ人たちも増えているのです。 自分の家なのですから真剣に考えますよね。
そんな方たちに私が話すことは、

『家は買う物ではなく自分たち家族のために造るものですよ。』

ということです。
出来上がったときが完成ではなく、お客様自身が愛着をもってその家を使い込んでいき、どんどん変化してさらに馴染んでいきます。
そんな時間が過ぎても飽きのこない家をつくりたいですね。
 
コストの問題も大切です。
最近の傾向として、クライアントの要望はほぼ共通していて、

『センスのいい家にしたい。でもなるべくコストは抑えたい。』

というものです。
 そこで私の提案としては、出来る限りプランや仕上をシンプルにしてコストダウンをはかり、その上で必要な部位の素材や仕上にこだわり、細部にアクセントとしてのデザインをするやりかたです。
 
 

 

プランを決めよう

 
あなたのライフスタイルが間取を決めます。
自分のスタイルをしっかり持っている人、
夢をたくさん持っている人の方が、
結果として理想の家を建てることに成功するものなのです。
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家に何を求めるのか? 何が好きで、どんな暮らし方をしたいのか?
それは何も大袈裟なことではなく、大好きな趣味のことや大切なあなたの家族のこと、カワイイペット仕事のこと・・・
 それら全ての希望があなたのマイホーム計画に取り入れられるとしたら、やはり基本設計を専門の設計士と話し合うべきでしょう。
 
自分のライフスタイルを見つめ直すことも大切なことです。

さらにそこに人が生活しはじめると、行動や成長も生まれますからもう空間は生き物のように様々に変化していきます。
 ですから、平面プランにだけこだわり過ぎずに、その家の空間をもっとより大きな視点でとらえた方が良いと思います。

 
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その人らしい個性を生かしたSTYLE
あなたに合わせたオリジナルな空間は
居心地のよさと愛着が実感でき, きっと
大満足できることでしょう。
 
 

予算はいくら位必要?


*家を建てるのに必要な費用は、建築工事費諸費用に分けることができます。
建物というのはそれぞれ個別性があって構造や広さ、間取りやグレードなどによって大きく価格は変わります。 また、同じ仕様の建物でも、建てる場所とか、建てる時期などによっても価格に差が出ます。
ですから、建築工事費は、本来、1つひとつ見積りを取ってきちんとした数字を出す必要がありますし、諸費用についても、資金計画の内容等、条件の違いなどによって数字は変わるので、その都度調べてみる必要があります。
 
 ■建築工事費は建物だけにかかる本体工事費、それに別途工事費と設計料の3つの費用に分けられます。 (通常、消費税も含めて考えます)
ハウスメーカーや住宅展示場などのカタログや広告などに表示されている価格 (坪当たり○○万円といったりする物) は、この本体工事費だけを指している場合が多いようです。 例えば傾斜地などに住宅を建てる場合、平地に建てる場合よりも基礎工事費がかなり高くなるのは当然です。
カタログや広告などに表示されている価格だけでは、住宅は建たないということです。
(別途工事費を含むとかなり高額な家になり、結果として高い買物で大後悔したり・・・)
 
 ■諸費用は、資金調達の方法や仮住まいの有無などにより、金額が大きく変わります。
おおざっぱにいえば、建築工事費の最低限5%程度は見込んでおくことが必要でしょう。
 
*本体工事費だけでは、住宅は建ちません。
別途工事費という建物本体工事費に含まれない費用が必要になります。
施工業者などによっても少しずつその内容が違っていますが、例えば特殊設備や家具、カーテンなどのインテリア製品購入額、既存建物の解体費や地盤の補強工事費、建物の外廻りの塀や門扉、屋外駐車場、植栽などの外構工事費や給排水などの引込工事等などが別途工事費になる場合が多いです。
(どこまでを本体工事費に含むかは建物ケースごとでちがいます。)
本体工事費は、家を建てるために必要な総費用の約75%程度といわれます。
 
*諸費用を見込んでローンを組みます。
印紙税や登録免許税、不動産取得税などの税金や登記費用、住宅ローンの手続き費用、
引越費用、建替えに伴う仮住まい費用などが主なものです。
マイホーム計画には、建築工事費以外にこうした諸費用までを見込んで、資金調達を考える必要があります。
 
 



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01 マイホーム造りについて  03 設計打ち合わせの流れ

建築設計事務所について

 
業務内容は?
設計事務所とは、建築技術の専門知識を生かし建築計画から
工事完成まで、お客様に代わり監理者として施工業者と工事の
やり取りなどを行なうところです。
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いわば お客様の代理者 の役を果たすのです。 
あと、建築確認申請等の各関係官庁への折衝や書類の作成、提出などもおこないます。
建築の設計は、創造的な仕事であり、また総合的な技術(ある面では芸術)でもあります。
ほとんどの建築設計事務所は、『芸術的で奇抜な建物を創りだそう』 としている訳ではありません。  安心して下さい(^_^)
それぞれの建築はそれぞれの内容と条件を備えていなくてはなりません。
より良い建築を設計するため、適正な計画(デザイン)を練り、創造的な計画を積み重ね、綿密な計画がなされて完成されて行くのです。
 

家造りでの役割は?


設計事務所の役割は、建築主の希望・要望に十分耳を傾けて聴き、専門知識と経験によって具体的な提案をしたり、建築図面を作成して適正な価格と技術のある施工業者を選定したり、工事発注を行なったりすることです。
工事着工後は、工事が図面通り行なわれているかどうかを現場でチェックする監理業務も行ない、工事完成までお客様に代わって建物を見させていただきます。
建物の仕上についても、イメージにあった色彩や表情のサンプルを用意して、最終的にはお客様に決定していただきます。
そして建物引渡し後は、メンテナンスの提案などもします。
 
 
 

現場監理者とは?(現場監督とは違います。)


手抜き工事
はなぜ起きると思いますか?
驚かれるかもしれませんが・・・
監理者がいない現場では、建物が設計図どおりに造られることはマズありません!
施工業者の考えでどんどん変更して造られていき、完成したときには似て非なるものになっていることでしょう。
お客様とともに考えてようやくできあがった設計図ですが、現場でそのとりに造られていなければなんの意味もありません。 (設計図をほとんど見ていない業者もいます。)
監理者は現場の行程が進むにつれ、設計図どおりに出来ているか検査するチェックマンです。
当然、間違い箇所や問題事項がいろいろ出てくるので、手直し工事の作業があります。
しかし、監理者がいなければ手直し工事することなく建物は完成してしまいます。
例えば、鉄筋コンクリートの中には、きちんとした構造計算によって決定された本数の鉄筋
が入っています。 ところが手を抜いて、決められた数より少なく配筋したままコンクリートを打ってしまう。
その結果、建物の強度に問題が生じたりして、欠陥住宅という事になりかねません。
そのとおりにできあがっていくかどうかチェックする為に、現場で中立的な立場で監理する監理者というものがとても重要です。
住宅メーカーではこういう中立的な立場で監理を行う人がいないということです。
 
簡単に説明しますと、
 私ども監理者(設計者)は、お客様と契約しています。
 ですから、お客様の利益を第一に考えて判断することが出来ます。
 住宅メーカーの営業マンや現場監督は会社に雇われているわけですから、
 当然会社の利益を第一に考えます。 (ボーナスにも影響しますし・・・)
 あたりまえの図式ではあります。
 メーカー製の建物にクレームがあるのは、この監理の部分が徹底できないからではないでしょうか。
 
設計図で指定してある材料がそのとおり使われているか、デザインが正しく造られているか、変更箇所の金額の調整、など直接現場で監理する、これが監理者です。
 




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01 マイホーム造りについて  02 建築設計事務所の業務内容・役割

設計の打ち合わせ

  設計のスタートから竣工までの流れ     image004.jpg
 

ハウスメーカーは無料? 

家を建てるには設計図が必要です!
設計事務所に支払う費用のことを設計料といいます。住宅の基本的な計画から、基本設計、実施設計を行い、さらに、工事が設計図通り行われているかどうかを監理する設計監理業務までの対価となるものです。
ハウスメーカーや工務店に住宅を頼むときには、設計料はいらないことになるのでしょうか? 一見そう見えるかもしれませんが、設計は家づくりに欠かせない業務なので、設計事務所に頼まない場合でも諸費用として発生しています。
(計上されていないだけでメーカーや工務店でも必ず含まれています。)
設計料がタダなんて、その程度の建物か、じつは工事費などに含まれているだけなのです。
図面がなくては建物は絶対つくれませんし、そんな恐ろしい建物に何千万のお金を払う気に
はならないでしょう。
『 タダより高いものは無い・・・ 』
家づくりに設計というプロセスはきわめて大切です。自分らしい家、満足できる家を建てたい
のなら、設計料は掛けるべき大切なコストなのです。
(メーカーの本体工事費には諸経費として会社の経費や売上や営業マンの給料、
モデルハウスの建設費や維持光熱費、高額なCM広告料、・・・そして設計料などが
全て含まれます。よって、その分建物が安く造られています。 これでお得でしょうか?)
 

設計料はいくら?

設計事務所に頼むと設計料の分、家づくりの費用が増えるような気がしますが、設計事務所がきちんとした予算管理をしますから本体工事費や別途工事費から 無駄 がなくなります。
その分が、ありきたりな普通住宅ではない質の高いデザインや専門的アドバイス、手抜き工事のない現場監理などに反映され、結果的に質の高い住宅を手に入れることが可能です。
 

設計事務所を上手に利用して下さい。

設計料は建物の種別や規模等にもよりますのでその都度ご相談の上決定させて頂いております。 ( 実際のところ設計報酬金額は国土交通省より告示として発表されたものがあり、本来この計算式から設計報酬を計算することになっています。 しかし計算するとかなりの高額な料金となってしまい、いくら良い建物を予算内で完成させても設計料が高すぎては資金計画がなりたちません。 そこで、建物規模に見合った金額で打ち合せさせて頂いて決定するようにしています。
決して法外な値段を請求する事はありません。
 
設計料は、「基本設計」・「実施設計」・「現場監理」からなっています。
■基本設計(2~3ヶ月間)
 図面として建家概要・配置図、仕上表、各階平面図、立面図(4面)、断面図(2面)など5~7枚ほどを作成します。
 (打ち合せ内容等によって、設計期間は変わりますので、あくまで目安です。)
■実施設計(1~2ヶ月間)
 図面として矩計図、平面詳細図、天井伏図、建具図、展開図、部分詳細図、
 (構造図):基礎伏図、各階床伏図、小屋伏図、そして電気・設備図など15~20枚ほどを作成します。  
確認申請手続き費用
■現場監理(5~7ヶ月間)
 工事が完了するまで、お客様に代わって現場監督と随時打ち合わせをして、
建物が設計図どおりに適性・確実に造られているかどうかを、現場で確認していきます。
 最初の打ち合わせから建物完成まで約10~12ヶ月間の作業ですので、
 本体工事費金額の割合からすると、だいたい7%~12%程度になります。
 住宅の場合ですと目安として設計・監理ともで本体工事費の10%前後程度とお考え下さい。 
(都合によるご相談にも出来る限り努力したいと思っています。)
 
 規模の大きい建物:本体工事費が上がりますので設計料は7%~程度に下がります。
 規模の小さい建物:小さな住宅の場合、本体工事費が低いので設計料は~12%程度に上がります。
(工事費が小さくとも設計にかかる人件費は大きく変わりませんので割合としてはある程度上がります。)
 
*初期段階での参考程度のプラン図は設計料の対象外と考えて頂いて結構です。




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