前回のブログでGTV6は私にぴったりの車だったと書きましたが、経済的にはぴったりじゃなかったんですねえ。車の維持費とローンに追われる毎日となりまして・・・まあ、その辺については敢えて書きません。リッチマンの集うカーくるですもんね。そんな話、必要ないですよね。それとも人の不幸話を聞きたいですか?閑話休題、で、GTV6の次に選んだのは、これだ!
GTV6に似てるでしょ。それもそのはずです。GTV6の前身アルフェッタGTなのであります。こいつは本国仕様でしたからトランスアクスル&ドディオンアクスルによる秀逸のハンドリングを思う存分味わうことができましてね、重い重いアメリカ仕様のGTV6と比べると、とても身軽になった感じがしてFRのアルファらしく深くロールしながらタイヤが路面に粘っこく張り付くようにしなやかに曲がって行く気持ちよさは、格別でした。
心臓は伝統の美しいカムカバーを持つ1.8リッターオールアルミ8バルブ4気筒ツインカムエンジンでありましてウェーバーのツインキャブを備え、キャブの豪快な吸気音と共にグオーングオーンとアルファらしく猛々しく唸りましたなあ、全く音に関しては現代の車は昔の車に適わないのであってスッド同様ANSAのマフラーが付いてましたから思わず無駄に吹かしたくなる、軽やかなええ音してました。でもね、買った時からオイル漏れしてたんですよ、エンジンから。さすがにオイル上りはしてなかったんだけどキャブも調子よくなかったし、いっその事、全部直そうということになってキャブ&エンジンをオーバーホールするに至りました。斯様に割高車は修理代もかかるんです。
ね、オイル垂れた跡があるでしょ。これが
こうして綺麗に綺麗になって行って、外だけ磨いたの?違うわ!アホか!お前は!態々エンジン降ろして外だけ磨く馬鹿がどこにおるんじゃ!中身のパーツは全部リビルト品に替えたんだがや~!それがオーバーホールっつうもんだろうが~!冗談に決まってるじゃな~い、何、真に受けてるの?うるせー!不意に口挟むな!紛らわしいんじゃ!ごめんなさい。まあ、いい、そうして
このようにオーバーホールが完了したわけですよ。綺麗でがしょ!!これでハッピーエンドと行きたいところですが、これがそうは問屋が卸さないんですなあ。思い通りにいかないのがこの世の常でありまして、その辺を書いてうんうんされても嫌だからこの辺で割高車シリーズを切り上げよっと、と思ったけど、まだGTVが有ったんだ!というわけで次回もお楽しみに。