La Festa Primavera 2013 のレポートもこれでpart3です。
今回は、参加されていた多くの著名人の方々を中心にご紹介したいと思います。
まずは、日本のラリードライバーとしては一番有名な方といえばこの方ですよね?
篠塚健次郎さんです。
今回、NO.18 1949年式 HEALEY SILVERSTONE でエントリーされていました。
篠塚さんにもお忙しい出走前にインタビューさせて頂きました。
Q1:愛車の大好きなポイントは?
A1:1949年式のHEALEY SILVERSTONEは珍しく、とてもカッコ良いだけでなく、トルクフルなエンジンで大変走りやすいところだね
Q2:今回のLa Festa Primaveraに対する意気込みを一言
A2:とにかく楽しく走りたい。今回のコースには名勝も多く、楽しみ
Q3:これから手に入れたい、興味ある一台を教えてください
A3:ビンテージカーが欲しいな
取材に気さくに応えて頂き、色々お話頂きました。
元々ラリードライバーの篠塚さんだけに、レースに拘り、「優勝をねらう」様なコメントをされると思っていましたが、思いのほか La Festa Primaveraに参加されること自体、そしてルートの名勝を楽しみにされていたことが印象的でした。
また、カーくるの2013年カレンダーも喜んで受け取って頂けましたので、篠塚さんのご自宅か仕事場で使って頂けるのが楽しみです。
さて次は日本のレースシーンでこの方を忘れるわけにはいきません。
元F1ドライバーの鈴木亜久里さんです!
日本人として初めてF1の表彰台に立たれたあの鈴鹿のレースは自分も興奮して見ていた記憶があります。
そんな憧れの亜久里さんは今回、 NO.44 TRIUMPH TR3 で息子さんと参加されていました。
パネル周りも実にキレイに保たれています。
機能的に、そして美しく配されたメーター類がデザインの良さを感じさせます。
このようなイベントにお子様と一緒に参加されるなんて、世の車好きのPAPA達の夢ですね!
そんな素敵な亜久里さんにもアンケートに答えて頂きました。
Q1:愛車の大好きなポイントは?
A1:この車は小さくて軽いし、良く走るのでこうした競技に向いているんだ
Q2:今回のLa Festa Primaveraに対する意気込みを一言
A2:勝つよ!(力強く)
Q3:これから手に入れたい、興味ある一台を教えてください
A3:考えておくよ!
やはりいきなり「欲しい車は?」と編集部から聞いてもなかなかすぐには思いつかれないようでした。
編集部ももうちょっと質問を考えた方が良いですね。
多くのファンの方に囲まれ、記念撮影等に応えられている姿は、明るい笑顔がとてもステキで、昔から変わらぬ亜久里さんらしいファンを大切にする一面に出会うことが出来ました。
今後もレース界の発展に是非とも尽力して頂きたい方の1人ですね。
さて、他にも芸能界きっての車好き、堺正章さんや、ご自身もレーサーであり、レースチームを率いられている近藤真彦さんもエントリーされていました。
堺さんはNO.36 1957年式 MASERATI 200 SI
近藤さんはNO.43 1956年式 ALFA ROMEO GIULIETTA で出場されていましたが、お2人がそれぞれに会場入りされると、やはり会場では大人気で多くの方々が二人を囲みました。
それぞれにステキな愛車で登場され、そのコンディションの良さにビックリしてしまいます。どちらもビンテージイタリアンカーで、そのボディラインの美しさはまさに宝石のようです。
他のエントラントの皆さんや駐車スペースに入ることの出来た幸運な方達はじっくりと眺め、カメラを構えてシャッターを切っていました。
そんな中で、我が編集部員はタイミングを見計らい、近藤さんに声をかけさせて頂きました!
Q1:愛車の大好きなポイントは?
A1:可愛らしくて色気のあるところかな。
Q2:今回のLa Festa Primaveraに対する意気込みを一言
A2:やっぱり1つでも上の順位をねらいたい。3位までには入りたいな。
Q3:これから手に入れたい、興味ある一台を教えてください
A3:オープンホイールが1台欲しいな。戦前のイタリアの物が良いけど、良いのが無いからね。
※オープンホイールカー:「車輪とドライバーがむき出しになっている」というフォーミュラ(規格)に沿って製作された競技用自動車の意
お忙しい中で質問に答えてくださった近藤さん、ご自身の車を大変愛されている事が伝わってきました。
また、レーサーだった事もあり、戦前のオープンホイールを希望されるところがさすがです。
子供の頃から大ファンだった近藤さんにお話が伺えて本当に嬉しかったです!
是非、近藤さんにはレースで頑張って頂きたいです!
今回、La Festa Primavera にはこうした著名人の方々が多く参加されていました。
それぞれの分野で成功を収められ、タイトなスケジュールの中からこうしたイベントに愛車で参加されています。
多くの観客もこうした著名人の方達が参加されることで会場に集まり、大変な盛り上がりを見せています。
若者の車離れが叫ばれて久しい日本ですが、このLa Festa Primaveraの会場ではそんな事はまったく感じられませんでした。
こうしたイベントを通じ、多くの方々が歴史ある美しい自動車を目にすることで自動車業界、レース業界も更に活性化することを望んで止みません。
La Festa Primavera 2013 レポートまだまだ続きます