弊社でドゥカティ900SSをご購入いただきましたお客様より 「思い入れのあるTZR250Rを入手したがエンジンが不調。さらにアンダーカウル部分が割れ、傷が多く 修理したい」と相談があり修理入庫しました。 新品カウルは入手不可能であり弊社の板金塗装チームで確認しましたが、素材がABSで割れも含め 修復するには難しいと判断し新品もしくは程度の良い中古を探す事になりましたが入手はなかなか困難です。 エンジンは高速道路走行時など高速回転域では何ら問題なく、アイドリング、シフトダウン低速時にエンジンストール する症状です。エンジン不調はキャブレター内部のスロージェットの詰まりが主な原因でオーバーホールとなります。 そしてニードルの曲がりも発見しました。 純正パーツは入手不可能ですのでキャブレターメーカーが作られていますリプロ品に頼ります。 アンダーカウルは左右ともに中古パーツで入手します。 ラジエター前部のセンターカウルのスクリュー取付け部のABS素材は 再生して復活させました。 完成です。 試運転もキャブ調整を行いながら完調! 国内ヤマハの生産台数も多い人気車ですが パーツ入手は厳しいです。。大切に乗ってください!(三)