エンジン不動にて入庫しましたトラです。 走行中にエンジンノイズが大きくなり突然の エンジンストール。 スクランブルでレッカー出動です。。 エンジンはかかりませんので状況判断でエンジン本体に 間違いないとして、エンジン回りをチェックしていきますと・・・ 原因は吸気側プッシュロッドの曲がりです。先端が砕けた状態になり 収まるべき場所から外れてしまい一気に曲がってしまいました。 プッシュロッドは強化型に交換します。 さらに各部を確認のため分解点検したところ、なんとシリンダーヘッドにクラックを 発見しました。
こちらのクラックは外注にて加工修理になります。 他に交換パーツはバルブ、バルブガイド、バルブスプリング、タペットアジャスターとなります。 約60年前の車両になりますので、長年使用に耐えた金属疲労もあります。 さらに当時と走行速度も大きく違いますし、ガソリンもオイルもタイヤも違います。 色々と使用条件は変わりますが、オリジナルを保ちつつ今後50年乗れるように整備していきます!!