4/11(日)、朝4時自宅を出発し東北道上で徐々に明るくなる空をみると一面どんよりとした雲、午後の降水確率40%の予報、波乱の予感・・・。
ヒーローしのいサーキットで開催される「よしともカップ春の大運動会」に参加してきました。
今年最初の走行を前に愛車の後ろ足回りを中心にアップデートを終え、期待を胸に抱き迎えた当日。
午前中の走行会の目標は少なくとも自己ベストと同程度のタイムを出す事。
午後の4h耐久では最低限無事にゴールする事、あわよくば・・・。
そして毎回共通の大前提は、一日を楽しむ事であります。
徳次郎交差点のセブンイレブンで愛車に気の早いテーピング作業を施してから現地着。
着替えや走行準備をしながらも、監督業を請け負った午後の耐久レースの事で早くもアタマが混乱気味・・・。
チーム深谷お揃いのチームウェアも用意されていて根拠は薄弱ながらやる気だけは高まります。
まずは午前中の走行会、もちろん愛車シャンソンで出走します。
走り始めてまず体感するのはやはり後ろ足の固さ、相対的に前足が柔らかくなった感じがよくわかります。
そして空気圧センサーの情報(せっかく付けたので一応見てる)を元にペースを上げていくと足回りの変化が露になってゆくのです。
良く言えば前足がヤワくなった事で前荷重の状態を作り易くなり、特にタイトなコーナーで実に良くアタマが入る。
裏を返すと少し挙動がピーキーになったようにも感じて、唐突なロールを起こすような操作をするとスピンに繋がりそう。
また、中高速シケインのようにある程度速度がのったまま縁石を超えた後の後ろ足の収まりが早く、以前のようなお尻のボヨンボヨン感は無し。
次は早いとこ前足の減衰を上げて前後のバランスを良くしてあげたいです。
そして非常に安心感があって感触の良かったのがブレーキ。
リアがドラムだったところをディスクに変更したわけですが
少し踏めば少し効いて、強く踏めば強く効いて、微妙な踏力の変化に素直に反応してくれる感じがします。
おかげでコーナリング中に積極的にブレーキを使って、ブレーキで曲がるという走り方が出来るようになりそう。
たぶん前足がシッカリすればこのブレーキとの相乗効果でかなり良くなりそうな気が。
なんだかより速いペースで走っても怖さが薄れて楽しめる車になってきました。
で、走行会の結果は自己ベストに0.3秒及ばず53秒台後半。
現在のF1予選と同じ形式のノックダウン勝ち上がり式走行会で
Q1では後続の206CC(AT)と0.1秒差でギリギリ通過・・・ずっとバックミラーに映り続ける206CCに焦らされました(笑)
Q2ではチェッカー直前に大きなミス無くアタック出来たもののアッサリ敗退。
なんだか年々参加者全体のレベルが上がってる気がします。
以前は53秒中盤の自己ベストを記録して順位は全体の中の真ん中あたりだったのに
今回は53秒後半で順位は後ろから数えた方が早い・・・。
ファイナルラウンドなんか上位5〜6台(?)が49秒台でその差1秒以内の接戦だった模様。
っていうかあの短いコースで自分より4秒速いってどういうこと?
そんなわけで残念ながら順位は下の方だったけど、愛車は確実に良くなっている事が体感できたのでひとまず満足。
最低限の目標だった54秒切りも守れたし、しかも自己ベストに近いタイムが楽しく走って出せたというのが嬉しい。
ところで最近は走行会に参加する機会が減ってしまって、サーキットといえば欧州車ばかりの中でしのいばっかり走ってる気がします。
今年は違うコースでも愛車のポテンシャルを楽しみたいなぁ、と思う今日この頃です。