三菱自動車工業株式会社(以下三菱自動車)は、クロスオーバーSUV『アウトランダー』のプラグインハイブリッドEV(PHEV)モデルをフルモデルチェンジし、全国の系列販売会社を通じて12月16日(木)から販売を開始すると発表した。
新型『アウトランダー』のPHEVモデルは、三菱自動車の電動化技術と四輪制御技術の粋を集め、アライアンスで開発した新世代のプラットフォームや先進技術を活用したフラッグシップモデル。「威風堂堂」をコンセプトに、ボディやシャシー、パワートレインなどすべてを刷新し、全方位で大幅に進化させた。これらにより、力強い走りやゆとりある居住性と多彩な使い勝手といったSUVとしての魅力、力強く滑らかな加速とあらゆる走行状況で安全・安心な走りといった電動車としての魅力の双方を大幅に高めた。
グレード展開は、運転支援技術と予防安全技術を備えたベーシックな「M」(5人乗り)、20インチホイールやコネクティッド機能など充実装備の「G」(5人乗り/7人乗り)、上質な内外装とBOSEプレミアムサウンドシステムなどを標準装備した上級仕様の「P」(7人乗り)の3グレード展開となる。
「より力強く」「より遠く」を実現した独自の新世代PHEVシステム
電動車としての魅力をいっそう高めるためPHEVコンポーネントを刷新し、EV航続距離を延長、EVらしい加速感を向上させた。
フロント及びリヤモーター、駆動用バッテリーの出力を約40%高めることで、アクセルを強く踏み込むシーンでも極力エンジンを始動せずにEV走行の維持を可能とし、高出力なツインモーター4WDならではの滑らかで力強く気持ちの良いモータードライブを実現した。
また、駆動用バッテリーは、総電力量を20kWhと大容量化し、EV走行換算距離(等価EVレンジ)を87km(WLTCモード)※1とすることで、エアコンなどを使用した場合でも十分な航続距離を確保、併せて充電頻度の低減にも貢献している。また、ガソリンタンク容量を増大させ、EV走行とハイブリッド走行を組み合わせた総合航続可能距離も大幅に拡大した。
※1・・・Mグレードでの数値。P及びGグレードでは83km
あらゆる天候や路面状況で安全・安心で快適な走り
前後それぞれに1基ずつ駆動用モーターを搭載するツインモーター4WDをベースとした車両運動統合制御システムS-AWC※2に、新たに後輪側にもブレーキAYC機能を追加。これにより、前後輪の駆動力を路面状態や運転状況に応じて最適に配分しながら、左右輪のブレーキ制御によるトルクベクタリングも前後輪ですることができ、四輪全てのタイヤ能力をいっそうバランスよく、最大限に引き出すことが可能。それにより、ドライバーの思い通りのハンドリングと高い操縦安定性を実現した。
※2…Super-All Wheel Control
力強く存在感のあるエクステリアと上質で先進的なインテリア
新型『アウトランダー』では、機能美を力強く表現した三菱自動車独自のSUVデザインをベースに、新たなコンセプト「BOLD STRIDE(ボールド・ストライド)」を掲げ、堂々とした存在感のある佇まい、大地を踏みしめる力強さ、新しい一歩を踏み出す頼もしさを全身で表現している。
車両本体価格 (消費税10%込)
M 5人乗り:4,621,100円
G 5人乗り:4,904,900円
G 7人乗り:4,996,200円
P 7人乗り:5,320,700円