鉄骨造3階建の都市型住宅。
2台のビルトインガレージとは別に、オーナーの趣味くるま
スペースを備えた、遊び心のある計3台ガレージプランです。
建物外観はブルーとホワイトの2色使い、ガレージ部分はコンクリートの打放しにて
仕上げています。ガレージには三和シャッターのサンスライダー(アルミ製シルバー色)
をオーナーの希望により採用。
2台分のガレージは半地下に設けその上を中2階としています。
リビングルームとの一体化を考慮した結果、スキップフロアー形状で計画
されています。 オーナーも空間を豊にするために上下の変化を望んでいた
のであえてバリアを取入れ、住み手が楽しく生活できるように心がけました。
ガレージには、バルケッタと奥様のセニックが仲良く納まっています。
フィアット・バルケッタ (FIAT Barchetta) イタリアのライトウエイトスポーツカー。
フィアット・プントのプラットフォームにオープンボディをのせて、1.8リッター4気筒エンジンを積み前輪を駆動する。 バルケッタというのはイタリア語で「小舟」の意味。
フィアット・チェントロスティーレのデザイン本部長を務めた『クリス・バングル』氏の手によるそのデザインは、クラシカルな雰囲気の中にモダンなデザインがうまく取り入れられています。フェイスリフトされた現行型とくらべるとオリジナルのデザインがいかに優れているかがよくわかります。インテリアの造型やドアレバーなど古き良き時代のスポーツカーを連想させます。
― 建物北西側 ―
ガレージに面してオーナーの書斎を半地下に備えた個性的なプランです。
これは現況敷地の中にレベル差が存在していたために採用した物です。
適正な距離により空間を共有し合うことによってより内容のある建物となっています
2階子供室及びロフトのようす、空間に広がりと一体感をもたせるために
屋根勾配に合せた高い天井形状にしてあります。
DATA
敷地面積
|
280,19㎡ (84,76坪)
|
1階面積
|
93,40㎡ (28,25坪)
|
2階面積
|
66,56㎡ (20,14坪)
|
延床面積
|
159,96㎡ (48,39坪)
|
構 造
|
木造 一部 鉄筋コンクリート造
2階建
|
用途地域
|
第一種低層住居専用地域
|